2021/03/09

生命保険と医療保険と団体信用保険について

女性30代 小橋 春さん 30代/女性 解決済み

現在、住宅購入を検討しております。
その際に団体信用生命保険への加入が必須となっておりますが、がん保険や三大疾病、八大疾病保障などがついたものも多く、医療保険や生命保険等との兼ね合いも考えどれを選ぶべきか迷っています。
今のところは、医療保険日額5000円ランクのもの2本と生命保険(貯蓄型)に加入しております。がん保険には加入していないので加入したいと考えていますが、団体信用生命保険でがん保証付きで賄えるか?また、三大や八大疾病保障がついていれば現在加入中の医療保険や生命保険などの解約も視野に入れてよいか?等が気になっております。正直使うかわからない保険に多額の費用をかけたくない気持ちもあるので、どの程度でどのように選ぶのが良いか悩みどころです。
家族構成などによっても変わると思いますが、通常の保険と団信の違い等アドバイスいただけますと幸いです。
よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 保険全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、それぞれの質問に回答をしていきます。

なお、質問に対して回答をする順序が多少変わっていることをあらかじめご留意いただければと思います。

Q.通常の保険と団信の違い等アドバイスいただけますと幸いです

A.通常の生命保険は、保険金の支払事由に該当した場合に保険金が支払われるものを言います。

たとえば、終身保険であれば、死亡した場合や高度障害になった場合に保険金が支払われ、医療保険の場合は、病気やけがで入院した場合や手術をした場合に保険金が支払われるといったイメージです。

一方、団体信用生命保険(団信)は、保険金の支払事由に該当した場合に保険金が支払われますが、既存の住宅ローン債務に保険金が充てられる生命保険です。

そのため、団信の保険金が支払われるということは、住宅ローン債務が無くなることを意味します。

Q.団体信用生命保険で、がん保障付きで賄えるか?

A.いわゆる「がん団信」と呼ばれるものをおっしゃっていると思いますが、先に回答をしましたように、がん団信に加入しますと、死亡した場合や高度障害になった場合のほか、医師から「がんと診断」されることによって、住宅ローン債務が無くなります。

一方、がん団信に加入する場合、一般の団信に比べて住宅ローンの金利が高くなるため、事前に住宅ローンの完済計画や返済計画を立てた上で問題が生じないか検討する必要があります。

仮に、質問者様が、住宅ローンの返済途中で、医師からがんを宣告された時、今後の住宅ローンの返済に大きな懸念を抱く場合、がん団信を選択して加入するのがよろしいかと思います。

Q.三大や八大疾病保障がついていれば現在加入中の医療保険や生命保険などの解約も視野に入れてよいか?

A.こちらは確実に避ける必要があります。

団信は、あくまでも住宅ローン債務が無くなる生命保険であり、病気療養に対する保障がなされる生命保険ではありません。

そのため、がんをはじめとした大病を患った時に、医療費の負担に懸念があるのか、ないのかを優先して考える必要があります。

現状、すでに各種生命保険に加入していることが確認でき、これらの生命保険に加入した目的は、将来、何かしらの不測の事態が生じた場合の備えであるはずです。

いずれにしましても、生命保険と団体信用生命保険の目的は全く異なるため、これらを合わせて考えることは避けるようにしてください。

おわりに

住宅ローンの返済は、完済まで長期間に渡って続くことになるため、住宅ローンの無理のない組み方をはじめ、団体信用生命保険の選び方、現在の生命保険の見直しなども含めて考えることをおすすめします。

特に、住宅ローンは、借入金額が多額になるため、専門家にあたるFPへ相談し、一時的に相談料を支払ったとしても、長い目で見た時に大きなお金を削減できるきっかけになるはずです。

目先のお金よりも長い目で見たお金の支出を優先して考えてみることを強く推奨します。

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