2021/03/09

給与所得を事業所得 どちらが得ですか

女性40代 まっちゃん工房さん 40代/女性 解決済み

私は、来年個人事業主として届を出す予定にしています44歳、女性です。
現在個人で「チラシ制作・動画制作・写真撮影..」といった事業をしています。
その一方で、去年まで務めていた会社で「デザインのアルバイト」もしています。

このように収入が複数ある場合、確定申告ってどうなるのでしょうか?

個人の収入は、事業所得。アルバイト収入は、給与所得に分類されると思うのですが、給与所得も事業所得にする方が、必要経費を落として赤字になる心配が少ないように思うのですが、いかがでしょうか。

給与所得を事業所得に変更できないかと会社には質問を投げていますが
返答はまだいただけていません。

より節税につながる方法などがあれば、お教えいただけますと幸いです。

よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

横山 晴美 ヨコヤマ ハルミ
分野 起業・独立
40代前半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/03/09

起業、おめでとうございます。起業の不安が少しでも減るように返答させていただきます。

質問1 収入が複数ある場合の確定申告
給与収入と事業収入をまとめて確定確定申告をすれば問題ありません。申告書には「給与収入」「事業収入」それぞれの記載欄がありますので、記載していきます。給与収入なら、以前の職場から源泉徴収票が出るか思いますので、その金額をもとに記載していきます。
事業所得については事業所得の欄に記載しますし、そちらで生じた必要経費も当然申告可能です。

質問2 給与も事業所得にする方がお得ではないのか?
給与額や必要経費の金額によってお得度は変わってきます。ただ、給与収入には「給与所得控除」がありますので、給与所得控除と必要経費の金額が同等程度なら、納税額に大きな差はないでしょう。
給与所得控除額は給与収入によって変わってきますが、給与収入が162.5万円までであれば控除額は「55万円」です。給与収入が上がると控除額も徐々に上がり、控除最高額は195万円です。
アルバイト収入とおっしゃっていますので、給与収入は162.5万円以下と仮定しますと、55万円が控除されます。事業所得で55万円分の必要経費を計上するには、記帳の手間もかかります。55万円の控除をアルバイト先で行ってくれるメリットも考慮して、給与収入のままとするか、事業所得への変更を依頼するかを判断してみてください。

なお、給与所得控除の一覧は次の通りです。
国税庁 給与所得控除
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1410.htm

会社員の方が独立すると、納税の手続きに戸惑うことが多いようです。確定申告で迷ったときは、お近くの税務署に相談するなどして、納税を行っていきましょう。事業の成功を祈念しております。

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