副業の確定申告について

女性40代 chi-puさん 40代/女性 解決済み

30代会社員です。将来の貯蓄に備え、副業を始めようと考えています。
クラウドソーシング等を利用して月5万(年60万)を目指そうと考えていますが、初心者のうちは到底その金額には及ばないと思います。
①例えば初年度の副業の稼ぎが年5万円だった場合、確定申告は必要なのでしょうか?必要でない場合、こちらは国に対して何も提出はしなくてもいいものなのでしょうか。
②また、税金対策としてふるさと納税を始めました。ワンストップ特例制度を利用することを前提としています。(ワンストップ納税が適用される条件は満たしています)
①と②が両立した場合、やはり確定申告不要と考えて問題ないでしょうか。
初めてのことを同時に始めたために、それぞれの確定申告については自身でも調べましたが最終的にこの判断で間違ってないかご意見を伺えると助かります。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/09/22

質問内容を一通り確認させていただき、結論から申し上げて「質問者様の解釈で問題ない」と考えており、その理由を以下、回答していきます。

はじめに、①についてですが、質問者様は、会社員であることが質問内容から確認でき、給与所得者であることがわかります。

このことから、クラウドソーシングで得た収入は、雑所得になるものと思われ、給与所得者がクラウドソーシングで得た収入(所得)は、1月1日から12月31日までの1年間で20万円以下であった場合、所得税の確定申告が不要とされています。

したがいまして、「年5万円だった場合」とあることから、上記に該当し、所得税の確定申告をする必要がないと判断することができます。(年間60万円ですと、所得税の確定申告が必要です)

次に、②についてですが、こちらは注意点も含めて回答をしていきます。

まず、①を満たしている場合、ワンストップ特例について何ら問題は生じないのですが、仮に、所得税の確定申告をしなければ適用が受けられない「医療費控除」や「雑損控除」の適用を受ける場合、ふるさと納税をした分は「寄附金控除」として所得税の確定申告を合わせて行わなければなりません。

上記が注意点となり、「医療費控除」や「雑損控除」の適用を受けない場合は、①および②をいずれも満たしていることから所得税の確定申告は不要であると結論付けすることができます。

以上です。

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