2021/05/06

親と相続を見据えた相談をしているけど、どうやら隠し事が…

男性50代 karhuさん 50代/男性 解決済み

両親も高齢になり、相続の問題が発生するのはわかりきっているのにも関わらず、親(特に父親)が全く相談に乗ってくれなくて困っています。どうも借金を抱えているらしいことはわかっているのですが、その額や、何に借金をしたのかを尋ねても全く答えてくれません。
こちらがあまりにもしつこく聞くので、もうそのことは絶対に答えないと身構えてしまいました。こちらとしては、親の借金が返済できないほど多額ならば相続放棄も考えないといけないと思っています。
私が将来住もうと思っている実家については、リフォームでこれから多額の費用がかかるというのに、そのリフォームについて私が面倒を見ている状態になっています。しかし、親の借金の額がわからないと大型リフォームを始める気力が起きない状態となっています。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 相続・介護
40代前半    男性

全国

2021/05/08

質問内容を一通り確認させていただき、父親の借金問題以前にとても気になっていることがあります。

それは、「実家の所有者は誰なのか?父親ではないのか?」といったことです。

仮に、実家の所有者が父親名義であった場合、質問者様がこれから行う大規模リフォームは、父親が所有している建物の価値を高めるために質問者様が経済的支援をしたことになると考えられ、結果として「父親に多額の贈与税が発生する可能性」が否めません。

まずは、この部分に注意が必要です。

また、仮に大規模リフォームを「リフォームローン」を組んで行う場合、父親名義の建物をリフォームしたとしても、「住宅ローン控除(住宅ローン減税)の対象にはならないため、こちらも要注意です。

住宅ローン控除の適用要件は様々あるのですが、その中の1つとして建物の名義(所有者)は本人でなければならない要件があります。

したがいまして、父親の借金問題以前にこれらがどうなのかを必ず確認し、その後、実際に行動へ移されるのが望ましいでしょう。

最後に、実家が父親名義の状態で父親が死亡した場合、多額の借金があることを理由に相続放棄を行いますと、当然に実家そのものも相続をすることはできません。(リフォームした実家を自分の所有物にできない)

そのため、まずはリフォーム予定の実家の所有者が誰なのかを登記簿などで必ず確認し、リフォーム前に「贈与」や「その他の方法」などで対策を行ってから実行するようにしたいものです。

言うまでもなく、それなりに高度な専門的知識を要することになるため、税理士または税務に詳しいFPなどの協力の下、対策(借金対策含む)を行うことが望ましいと言えるでしょう。

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