がん保険は必要なの？

こんにちは。ご質問、ありがとうございます。

30代の方に限ったがん保険への加入率のデータではないのですが、公益財団法人生命保険文化センターが、全年代のがん保険の加入率について調査を行っていました。

出典：病気入院に備える生命保険に加入している人はどれくらい？｜公益財団法人　生命保険文化センター
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/medical/7.html

この調査によれば、令和元年時点では、がん保険・がん特約への加入率は42.6％とのことです。
半分よりちょっと少ないくらいと考えてください。

現時点で病気保険＝医療保険も含め、病気になった場合の備えが全くない状態でしたら、がん保険も検討していただきたいところです。
しかし、質問者様の場合、すでに医療保険や生命保険に加入しており、全く備えがない状態ではないので、掛け金が負担になるようでしたら、無理に入らなくてもいいのでは、というのが私からの提案です。
がん保険に入った（もしくは特約を付けた）場合の保険料の増加分を、毎月貯金するのも1つの方法かと思われます。

ただし、現在加入されている医療保険で、通院給付金が受け取れるかは確認していただきたいところです。
がんの治療も、従来のように入院が主体のものから、通院も取り入れた治療に切り替わってきています。
通院を中心に治療することになった場合でも、一定の給付は受けられるようにしたほうが、がんをはじめとした病気に手広く備えられるでしょう。

ご参考になれば幸いです。