仮想通貨を売却した時にかかる税金について

男性60代 klordeさん 60代/男性 解決済み

昨年の夏頃に仮想通貨のビットコインを購入しました。
そして近頃ビットコインが高くなったので売却して利益を得ようと思ったのですが、ビットコインを売却すると税金がかかると聞きました。
ビットコインを売却することで幾ら税金がかかるのかや税金はどのように支払うのか分からないのですが、例えば100万円で税金が幾らかかるとか200万円で税金が幾らかかるのかとか知ることで場合によっては今は売却しないでそのまま持っておこうかとも思っています。
そこで質問ですが、そもそも論としてビットコインは持っているだけで税金がかかるのでしょうか?
ビットコインを売却した場合どの様な税金がかかるのでしょうか?
そしてビットコインを売却することでかかる税金はどのような方法で支払うのでしょうか?
ビットコインは初めて購入したので分からないことだらけで恐縮ですが教えて頂きたいと思います。

1 名の専門家が回答しています

小山 英斗 コヤマ ヒデト
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

購入されたビットコインはここのところの価格の上昇でかなりの利益がでているのではないでしょうか?
ビットコインをはじめとしたいわゆる仮想通貨の売却益(売却額―取得額)については雑所得として所得税や住民税の課税対象となります。雑所得は他の給与所得などと合算して総合課税されます。ですので、利益に対していくらの税金がかかってくるかは他の所得との合算により税率が変わってきます。
また税金を計算して納税をするためには確定申告をする必要があります。確定申告はその年の1年の所得を計算した上で「xx円税金を納めます」と税務署に申告する作業です。また申告とともに実際に所得税を納める必要があります。
確定申告で確定した所得税を納付するには、次の6つの方法があります。なお、振替納税制度以外の納付期限は、確定申告の提出期限と同じ3月15日となります(3月15日が土日の場合は翌月曜日)。
・振替納税制度を利用する(4月中旬~下旬に引き落とし)
・金融機関や税務署の窓口で支払う
・ATMやインターネットバンキングで支払う
・e-Taxで支払う
・クレジットカードで支払う
・コンビニで支払う
具体的な確定申告の方法はここでは割愛しますが、税務署で相談されるとよいと思います。
なお、給与所得及び退職所得以外の所得が20万円以下の場合、確定申告は不要です。ですので、ご相談者様の給与所得及び退職所得以外の所得がビットコインの売却益20万円以下だけの場合、確定申告は不要となります。もし確定申告をしないで済むようにするのであれば、売却益が20万円以下となる分だけのビットコインを売却することも考え方のひとつです。ただし、給与所得及び退職所得以外の所得が20万円以下であっても、医療費控除や住宅ローン控除などを受けたいと考えているのであれば確定申告をする必要があります。その際にはビットコインの売却益が20万円以下でも、その売却益も合わせて申告する必要があります。
また、雑所得が20万円以下で申告の必要がないとなると、忘れてしまいがちなのが住民税の申告です。雑所得が20万円以下だとしても、住民税の申告は必須になっています。年末調整、確定申告をすると住民税は税務署から市町村に通知されるので不要ですが、雑所得20万円以下の場合は必ず別途役所で住民税申告が必要となります。
なお、ビットコインを所有しているだけでは税金はかかることはありません。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

配当所得

昨年、株で大きな譲渡損が出ました。こちらが昨年度だけだとマイナスであったので、繰越で譲渡損としました。今年の確定申告の際に、申告予定です。本年度の配当所得等を合わせてもまだ繰越損が出てしまう予定です。その場合、配当所得は全く私の所得にはカウントされないのでしょうか。というのも、昨年度コロナにて正社員の職を解雇されてしまい、今年の確定申告で夫が配偶者控除を受けれるのかと思っているのですが、先ほど書きました配当所得の件が気になっております。具体的な数字ですと、私の正社員の総収入が約157万、配当所得が約70万、夫の総収入が約300万です。配偶者控除を受けることができる場合とできない場合は、どれくらい税金は変わってくるものなのでしょうか。よろしくお願いいたします。

女性40代前半 kaerugtoさん 40代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

確定申告のウワサについて

知人から聞いた話ですが、会社で確定申告を行うより、個人で行った方がお金の面で有利になると話を聞きました。知人も詳しくは理解してなかったようで漠然とした内容でしたが、確かにそういった話はネットなどで聞いたことがあります。私は社会人なってから、確定申告は全て会社にやってもらっていたので個人でやったこともやり方もわかりません。ですのでまずは個人で確定申告をしたほうが会社でやるよりもお得なのかが事実かどうかを知りたいです。そのうえでもし、事実であれば個人で確定申告を行うには何の準備がいるのか、どういった方法で、いつまでに完了しないといけないのかといったことが知りたいです。是非本当に個人で行った方が得なのか知りたいです

男性40代前半 きちけんさん 40代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

副業の税金

最近、副業でクラウドソーシングやFX、仮想通貨、株などの始めました。クラウドソーシングはホームページ上で確定申告の資料を纏めることができるようですが、FX、仮想通貨、株は自分自身でやる必要があるようです。副業を始めたばかりで、税金の仕組みをあまり理解しておらずに困っています。特にFXと仮想通貨に関してはどのタイミングで税金がかかって来るのか分かりません。インターネットで調べて見ても筆者によって異なった答えが書かれています。実際には含み損などでも税金はかかって来るのでしょうか。もしくは、利益が出た分のみ税金がかかるのでしょうか。仮想通貨に関しては法律が追いついていないなどの記事を見ることがあります。ご回答よろしくお願いします。

男性30代前半 kazf06さん 30代前半/男性 解決済み
森 泰隆 1名が回答

親から子への住宅資金の援助にかかる税金について

私は夫と二人暮らしをしている60代の主婦です。現在は夫の年金で生活をしています。子どもは二人いますが、既にそれぞれ独立して生活しています。近い将来、子供らがマンションを購入したり、自宅を建築するなどして、住居を構えることがあると思いますが、そのような時に、こどもらに幾らかのお金を援助してやろうと思っています。このような、親から子への金銭の援助は贈与税の対象になるのでしょうか?仮に贈与税の対象となるとしても、何か特例的な免税や減税のの措置があるのでしょうか?また、このようなケースに際して、何か注意することはあるのでしょうか?生前贈与の対象となって、高税率の税金を支払うことは避けたいと思いますので、よろしくご教示ください。

女性60代後半 babaaさん 60代後半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

家の固定資産税について

祖父が他界して60代の父が家を継いだのですが、体調を崩して現在は20代の私が住んでいます。家の固定資産税について、父は定年退職をしており年金暮らしで私は年収450万円ほどです。名義は現在も父のままですが、支払いは今住んでいる私が払うことになります。コロナの影響もあり仕事が減っていて収入がだいぶ落ちています。そのような家庭に対して国や県、地方自治体の支援制度や免除・一部免除などはあるのでしょうか。納付は4期または全納なので分ければ支払えなくはないのですが、貯金もあまりないため無理をしたくありません。緊急小口資金や総合支援資金などを借りることは可能なのでしょうか。万が一支払いが出来なかったらどうなってしまうのかも教えてほしいです。

男性30代前半 haru_37さん 30代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答