低収入でも上手なお金の貯め方を知りたい

女性30代 moco.aさん 30代/女性 解決済み

私は今正社員として働いていますが、今まであまり仕事が続いたことがなくて何回か転職を繰り返しています。今の仕事は一応一定の収入はあるものの、生活費や色々な出費が増えていて一向に貯金が貯まりません。20代のころに貯めていた貯金を切り崩すこともあり、余裕のない生活になっています。今はまだ大丈夫ですが、このままだと貯金が増えないんじゃないかと不安です。今の月収も多いとは言えません。そこで、少ない収入でも、上手なお金の貯め方を知りたいです。資産運用に興味もありますが、どこから始めていいか分からず、なかなか踏み出せません。初心者にもおすすめの資産運用があれば、知りたいです。使わないお金は定期預金に回すこともありますが、利率も微々たるものなのでまったく期待していません。よく耳にする投資信託やNISAなどに興味はあっても、どういう違いがあるのか、資産運用のイメージがわかないので、もっとよく知ってから取り組みたいと思ってます。

1 名の専門家が回答しています

小高 華子 オダカ ハナコ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    女性

東京都

2021/03/09

ご質問頂きありがとうございます。

上手にお金を使うのは、お金を稼ぐ以上に難しいことです。
そこで上手にお金を使うためには、まず使えるお金を、生活に必要なお金「Needs」とゆとりのお金「Wants」にわけて考えてみます。

Ø 生活に必要なお金~needs~
※最低限のコスト
<固定費>
・家賃、住宅ローン、住宅経費・光熱費、通信費・保険料・教育費・税金
<変動費>
・食費・日用品・被服費(最小限)・医療費・家具、家電
Ø ゆとりのお金~wants~
※ゆとりコスト
・食費(外食・嗜好品)・服飾品(ブランド物)・雑貨、交際費、趣味、娯楽

なお、上記で節約効果が高いものは、生活するために必要なお金の中の「固定費」と「ゆとりコスト」です。
固定費では、一度見直せばその削減効果が長く続くからです。
例えば、・蛍光灯や電球をLED型に変える・保険や教育費(習い事)の見直し・携帯を格安SIMに変えるなどです。

続いて、ゆとりのコストは、生活になくてもよいコストですが、人生を楽しむためには必要です。しかし、一度の節約効果は大きいので、見直してみる価値はあります。
例えば、・単価の高い支出は頻度を減らす(外食等)・継続的な支出は整理してみる・使っていないものに向き合ってみるなど

変動費の見直しは生活水準の低下を実感させ、ストレスにつながりやすいので、固定費やゆとりコストから見直すことをお勧めします。
節約の基本は、同じ満足度をより安く購入することです。
例えば、コンビニよりスーパーで買う・ポイントや割引券を積極的に利用するなど

またお金の使い方を、「消費」・「浪費」・「投資」に分けて考えてみることも効果的です。
・「消費」→食費や日用品など生活に必要な消費
・「浪費」→意味もなく買ってしまったものや衝動買など(ムダな消費)
・「投資」→自分のスキルアップのために本やセミナー費用、また貯金など

収入とのバランスを「消費」:6(7)・「浪費」:1・「投資」:3(2)にしてみると、またお金の使い方が変わってくると思いますよ。

なお、貯蓄が中々できないようであれば自動で引き落とされる積立定期預金や、会社で財形を取り扱っているなら、給与から天引きされる形の先取貯蓄をお勧めします。
貯金をした後の、残ったお金で生活をしていくという習慣をつけていきましょう。
その習慣が身に付けば、自然とお金も貯まっていきますよ。
また、生活費8カ月分~1年分の貯蓄が確保できたら、積立てNISAをはじめてみるのもよいでしょう。
積立てNISAとは、年間40万円(月3万円ほど)積み立てた分の運用益が、20年間非課税になる制度です。対象商品は国の定めた基準を満たした投資信託で、少額(金融機関によっては100円から積立てられるものもある)からの積立方式となっています。
分散・継続・長期投資でリスクを抑えることができるので、投資がはじめての人には向いている運用方法だと思います。
まずは、少額から検討されてはいかがですか。

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