老後に向けての貯金について。

女性30代 miyuki0707さん 30代/女性 解決済み

現在、夫と子ども3人の5人暮らしです。世帯年収は400万程度で貯金はありません。子どもがもう少し大きくなれば私も正社員で働く予定ですが、今現在貯金がないことに不安を感じています。
年金はしっかり収めているので、今の年金受給額の平均の計算でいくと私と主人あわせて20万円にはなります。
しかし年金もあてにはできないとよく聞くので、もし年金受給額が今より下がった場合どれくらいの貯金があれば生活できるのかアドバイスをいただきたいです。
老後にかかる金額は、予想で家賃は5万円、光熱費2万円、通信料2万円、保険料2万円、食費2万円、その他雑費で2万円の計15万円と考えております。
また、もし2人とも介護サービスや施設の助けを借りるようになった場合の金額もあわせてアドバイスをお願いします。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。このままなら年金額はおっしゃる程度の額ですが、生活費は15万円程度で収まることは滅多にありません。仮に収まっても、老後生活は人生100年時代、現役時代と同じく40年程度続く可能性があります。日常生活費以外にも様々なことにお金は必要ですから、少なくとも3000万円程度は見ておくことがおすすめです。なお、別で介護費用も見ておく場合、介護費用の目安は一人500万円、夫婦で1000万円程度になります。ギリギリだと不足が怖く、年金の減額の可能性も考えると、ひとまず60歳時点で5000万円ほどを目安に準備して頂きたいところです。ひとまず5000万円を約29年で準備するなら一年あたり約172万円、月々14万円ほど貯金が必要になります。そのうえで、できればこれを上回る準備を心がけ、余裕を持って老後生活に突入できるようがんばっていきましょう。

少し別角度で、お伝えします。老後資金準備において、多くの人が誤算と感じるのが「教育費」です。これは22年総額平均で1400万円程度が必要になります。平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月々5万円ほど、3人分で月15万円ほど貯金が必要です。上記の老後資金と合算すれば総額9200万円の準備が必要であり、60歳までの約29年で平均すれば一年あたり約317万円、月々26万円ほど貯金が必要なことになります。できれば今後の就職活動では、この金額程度の手取り給料がもらえそうなところに就職することがおすすめです。一方、もしあなた様が就職しても貯金額が足りない場合は、旦那様にも転職を視野に入れて頂きつつ、夫婦で何らかの「副業」に挑戦することもおすすめします。なお、お子様が小さいうちは育児との兼ね合いも大切ですから、本業・副業ともにできれば「テレワーク」で探せると良いかもしれません。ともかく、未来を見据えてまずは節約しつつ、限界まで収入を上げていくことを心がけましょう。

少し補足させて頂きます。目先の教育費はともかく、老後資金は実際に必要になるまで時間がありますから、「資産運用」に挑戦するのも一つの手です。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約80万円、月々7万円ほどで60歳時に5000万円を準備できる計算になります。さらに老後も相応に働き、70歳時に4000万円を準備する考えなら一年あたり約35万円、月々3万円ほどで達成できる計算です。ひとまず正社員として就職さえできれば、あとは十分に他の対策で補えますから、ぜひがんばって下さいね。簡単にまとめると、あなた様の場合は未来を見据えると、3人分の教育費と老後資金として月26万円ほど貯金が必要です。一方でまだ若いあなた様なら相応に就職もできるでしょうし、夫婦で副業なども視野に入れれば十分に準備はできます。資産運用もすれば、さらに準備も効率的にできるはずですから、大きな心配は何もありません。ただ、準備が遅くなるほどに大変になりますから、まずはなるべく早期に就職できるよう努めていきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

現在の生活で老後は大丈夫か?

当方は29歳の会社員です。世帯年収は400万円程度ですが、毎月5万円程度の貯蓄は出来ています。また、妻と子どもの三人家族で、妻は専業主婦のため、収入としてはありません。子どもが1歳のため、働きに出ることは考えていません。住宅に関しても持ち家一軒家でローン自体も無しの状態です。当方が勤務している会社は退職金もあり、福利厚生もしっかりしていて満足していますが、新型コロナウイルス感染症の影響で今後は退職金や収入がどのようになるか分からない状態です。このような不安がある状態で、老後のことがより一層不安になります。今現在の生活方法で貯蓄をしていった場合に老後に生活できるだけの資金になるのでしょうか?また、ライフステージの変化でこのままの生活は続けられるのでしょうか?今のうちにできることや今後必要なことがありましたらご教授していただければ、幸いです。

男性30代前半 naiyangdoujさん 30代前半/男性 解決済み
長尾 真一 1名が回答

老後の生活をどうやって生きていくか。

これからの人生をどうやって生きて行けばいいのか、不安が日に日に強くなって行きます。年金にも入って居なかったため収入が在りません。2020年に7年前に亡くなった父の家のの相続を姉と2人で行ったのですが、7年も経ってから相続税が掛かってきて、それに伴い区民税や保険料が跳ね上がり支払いが出来ないので生命保険の解約、銀行からの借り入れ(手続き中)、その他支払いを止められるものは全て止めています。更に建設業の更新に35万円程掛かります。アウトです。此れからどうすればいいのか。私は病気で現在仕事をしていません、家を担保に借り入れしようとも思いますが、家だけは手を付けないと思いますが、此れから更に歳をとって行きます、老後の生活はどうなってしまうのでしょうか。不安が現実の物になって来た様です。妻のプライドが高く生活保護は極度に嫌がっています。私達の様な老後に差し掛かりお金に困っている人が居るのでしょうか。又、此れから先どうやって収入を得て生活をして行けばいいのでしょうか。

男性60代後半 peluve8246さん 60代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後、安心して暮らすには果たしていくら必要なの?

老後にどのくらいの資金があれば生活していけるのか、具体的な金額を出す適切な方法がよくわかりません。申し込んでも承認されなかったので、医療保険にも加入していませんが、いくつかの持病もあり、このような状況を考えると、いくらお金があっても足らないような気がします。持病とも関連しますが、いつまでも自宅で生活できるとは考えられず、いずれ生活することになるかもしれない施設の見学にも行きましたが、費用を払える自信がありませんでした。見学したところは、最低限のことは自分でできることが条件とされ、要介護2になる可能性があると、別の施設を探さなければならないような施設でした。年齢を重ねていく中で何度も引っ越し作業をすることも考えられず、最期まで面倒を見てくれる施設となるともっと費用がかかってしまい、諦めています。お金の不安なく、老後の生活を送るために、今からでもできること、心がけておくことがあれば知りたいです。

女性60代前半 ut-heartful01さん 60代前半/女性 解決済み
小松 康之 舘野 光広 2名が回答

定年退職後も続く住宅ローンがある中で、50歳での転職のリスクは高いですか?

現在48歳の会社員です。68歳まで毎月10万円程の住宅ローンが続く予定なのですが、貯蓄が全くありません。コロナの影響もあり、ここ2年はボーナスが0で、今年より月々の給料も10%減額されました。今後給料が元に戻る事は無いと言われ、業績次第でボーナスは出るとの事です。保険等の見直しも含めて家計のダウンサイジングはしたので、月々の収支は赤字にはなっていないのですが、どうしても貯蓄に回す余裕がありません。車のローンがあり、こちらはボーナス払いがあるので、ボーナスが無い事への補填として月々の給料から、税金や保険料等も含めて取っておく必要があるのも、貯蓄に回せない原因の1つです。会社の状態がかなり悪く倒産の危険もあるのですが、老後の生活を考えた場合、今会社を辞めて転職するのと、ギリギリまで退職せずに続けるかで悩んでいます。どうすべきかアドバイスをお願いします。

男性50代前半 だんちゃんさん 50代前半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

病気で働けず老後が不安

今、病気があって本格的に仕事をすることを医師に許可されていません。そのため週に1回ほど介護の仕事をしながらランサーズを利用して少ないですが家計の足しにしています。そのほかに障害年金をもらっていますがほとんど家に入れているので自分の自由にできるお金も貯金するお金もほぼありません。両親はともに貯金が少ないので両親の介護になったときにお金が足りるか、また両親を送ったあと、自分の老後のお金の心配があります。このままでは生活保護になってしまうかもしれません。生活保護になる前にもし兄弟に連絡がいったら金銭的に無駄なストレスをかけてしまうので、どうにかそうならないようにしたいと思っています。FPさんからこういう事例の場合、何か良い解決策があるなら教えてもらいたいです。

女性40代前半 sakurai-12さん 40代前半/女性 解決済み
古戸 賢一 1名が回答