2021/03/09

今入っている保険について

女性70代 お悩みママさんさん 70代/女性 解決済み

今入っている保険について、保証内容が手厚いのはよいが、やや高額に思える。他社の保険と見比べてみたが、いまいち保障内容が頭に入ってこず、頓挫しています。現在の保障内容を今一度見直し、もう少し安価な他社の保険を選ぶにはどうしたらよいかアドバイスを頂きたいです。割安に思える共済ですが、私の年齢(67歳)では入れないようなことが記されていました。問い合わせてみようかと思うのですが、実行に移していません。ざっと見て、「お得な保険」というようなものはあるのでしょうか。無知にてお恥ずかしいのですが、60代後半女性の保険について、概要のようなものがあれば教えて頂きたい。なお、これまで、出産のほかは入院歴がありません。また人間ドックの結果もすべて良好です。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 保険全般
60代後半    男性

東京都

2021/03/09

本題に入る前に 「医療保障」の必要性について考えてみます。
日本は公的健康保険の制度が充実しているため、かかった医療費を全額支払うわけではありません。医療費の自己負担額は75歳までは2割~3割、75歳以上の後期高齢者になったら原則1割負担です。

これに加えて「高額療養費制度」があります。所得によって差がありますが、ちなみに、年収~約370万円(年収約370万~770万円)の家庭の場合、医療費が100万円かかっても、自己負担の上限額は月額で5万7600円(8万7430円)です。

入院が長期化すれば月々6万円(9万円)といえども心配する人もいますが、近年は入院が短期化していて、10日以内に半数以上、30日以内に84%が退院しています。大手生命保険会社の一般的な医療保険では、入院給付日額5000円、手術給付10万円が給付されますが、10日間入院しても5万円。従いまして、計算上から一般的に言えば、保険料を貯蓄に回していれば十分賄えると思われます。
次に、日本人の死因第1位、死因全体の3割を占める「がん」になった場合のことも考えてみましょう。ある大手保険会社が、がん患者を対象に実施した調査では、かかった治療費について、約7割の人が「50万円程度」または「100万円程度」と回答しました。すでに100万円程度の余裕資金がある人は、保険適用の治療のみ利用するのであれば、健康保険と高額療養費制度を活用すれば医療保険(がん保険)は不要と思ってよいでしょう。

医療保険(がん保険)は本当に必要でしょうか。
結論として、この保険料を、貯蓄に回していれば、万が一の場合、十分賄えるのではないでしょうか。たとえば、保険料月10000円×12ヵ月×10年=120万円が貯蓄となります。
今後は、保険料支払い総額と支払い保険金の収支を考えていった方が良いと思われます。
今までの保険料の総額は、いくらだったでしょうか。
この機に、計算してみてはいかがでしょうか。

また、<現在の保障内容を今一度見直し、もう少し安価な他社の保険を選ぶにはどうしたらよいかアドバイスを頂きたいです>ということですが、ざっと見て、「お得な保険」というようなものはありません。なぜならば、高齢になればなるほど、リスクが高くなる(保険金が支払われる可能性が高くなる) ので、当然、保険会社は収支がなりたたなくなるので、高い保険料をお客様よりいただきますし、また、保険金の支払いを抑えるため、高齢者の契約を謝絶することもあります。
<割安に思える共済ですが、私の年齢(67歳)では入れないようなことが記されていました>ということですが、入れないのは、高齢者の契約を謝絶し、共済が保険金を抑えるためのものであると考えられます。
<なお、これまで、出産のほかは入院歴がありません。また人間ドックの結果もすべて良好です>ということですが、これは、高齢者が保険に加入できる最低条件と思っていただければと思います。何か健康に問題があれば、高齢者の保険の加入はむずかしい可能性があるでしょう。もし入れても、保険料は高額になるでしょう。

(ご参考)
保険の全般の見直しについて、考えてみましょう。
生命保険文化センターの調査によりますと、一世帯当たりの年間保険料は、65~69歳で、平均33万8000円(生命保険)で、10年で338万円、20年間払い続けると、676万円にもなります。
医療保険も含めると、もっと大きな金額になるでしょう(医療保険の説明は、上記にてさせていただきました)。現在、「死亡保障」と「医療保障」合計で、どのくらいの保険料を支払っているのでしょうか。

基本的に子どもが独立したあとは、高額な「死亡保障」は必要ありません。子どもが社会人になったら、医療保障も含め解約したり、保険金額を引き下げること(たとえば、葬儀代として200万円の終身保険のみ残すなど)を検討すべきでしょう。
年間支払っている保険料が、すべて老後資金になると考えたら、どうでしょうか?

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