若い世代は本当に年金受給が保証させるのか

女性30代 YOGIYUUKAさん 30代/女性 解決済み

先日、ある政治家が老後の生活には2000万円ほどの預金が必要、貯金を促すような発言をし炎上しましたが、実際のところはどうなのでしょうか。自国で通過を発券できる日本で、国の借金が増え続けるというのはなぜなんでしょう。仕組みが理解できず、税金もどのように使われているかもわからず不信感が募るばかりです。フリーランス として活動をしておりますが正直、国民年金、国民保険も払いたくありません。高くなる一方で何も還元されず苦しいです。

このような変な政治家の発言のせいで、若い人はさらに財布の紐がきつくなり生活もいっぱいいっぱい、無駄にお金を貯め込み結局経済が回らなくなりそうで恐ろしいです。

コロナでさらに生活は困窮し増税と騒がれています。


1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

全国

2021/03/09

確かにみんなが仕組みを理解できるように政治家が丁寧に語ってくれれば、ご相談者さまのご質問内容がいかに的外れなものであるのかをご理解いただけるのですが・・・。政治家の方々も、学校でちゃんと習っているはずだと文部科学省に丸投げしているのかもしれませんね。
老後資金が2,000万円不足することが記載された報告書をまとめたのは、政治家ではなく、志を持った民間のグループです。しかも政治家は、受け取るのを拒否した側です。国民が本当のことを知ってしまうと、政治家でもどうしようもないことなのに、怒りの矛先が政治家に向いてしまいますからね。
そもそも政治の役割は、国民から税金や保険料を集めて、国民に分配することです。
国(政府)の借金が増え続けているというのは、ご相談者さまのように社会保険料を払いたくないという人が一定数いらっしゃるので、その分をみんなの税金で穴埋めしないといけないということも含めて、集まった税金や保険料よりも分配すべき費用が多すぎるため、不足分を補わないといけないからです。
ご相談者さまは税金の使い道がわからないとのことですが、ケガや病気で受診して1万円の治療費がかかっても自己負担が3,000円で済んでいるのは、まさに税金が使われているからです。このように、医療や年金・介護などの社会保障は、税金の最大の使い道です。
社会保障の恩恵を受けるのは、多くは高齢者です。日本では税金や保険料を主に支払う働き手が減少しており、一方で高齢者の数が増えているために、集めた税金等だけではかかる費用をまかなえないため、やむを得ず借金しているのです。どこからかというと、間接的に子どもや孫などの将来世代からです。
ですから、これからも少子化と高齢化はますます進んでいきますので、本当は税金や保険料を増やさないと、社会保障に使えるお金がますます足りなくなっていきます。
しかし、負担が上がるのは多くの人が嫌がるので政治的にも増税することが難しく、増税できないなら年金額も減らさなければ制度が維持できません。
だから、みんなができる範囲で自助努力しましょう、という話の流れで、一定の高齢夫婦世帯をモデルとした目安額に過ぎない2,000万円という数字が、独り歩きしてしまっただけなのです。
ちなみに、サンマが豊漁なら1匹当たりの価値が下がって安くなり、不漁なら1匹が貴重なので値段が高くなります。
同様に、お金を借りてくるのではなく勝手にお金を印刷しまくれば、世の中のお金の量が増えすぎてお金の価値が下がります。単純に、お金の量が2倍になれば、ご相談者さまの財布にある1万円札では、5,000円相当の買い物しかできなくなってしまいますよ。いちばんやってはいけないことなので、偽札を作った刑罰は重いのです。
政治家は変かもしれませんが、政治家の発言のせいではなく、みんながお金を貯めこむから経済が回らないのです。
騒いでいる人はいるのかもしれませんが、騒いでいても何も始まりません。政治家のせいにしても、政治家だってどうしようもないのです。
できる限り収入を上げる努力をして、一人ひとりがお金を手放していくしかありません。
気付いた人から、行動していますよ。できる範囲で、がんばっていきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

夫が2月に美容師として独立開業。家計が苦しい今、自分にできることはありますか?

夫は美容師で、これまで雇われて勤めていましたが、2月に独立開業しました。安定した年収があったところから、運転資金(融資と自己資金)を切り崩す毎日に、この生活がいつまで持つのか不安があります。私は医療系の資格職のため今すぐにでも働きたいのですが、現在第三子を妊娠しており、体調も不安定なことと、上2人の預け先もなく働きに出ることはできません。今私にできることは何でしょうか?節約と在宅ワークくらいしか思い浮かびません。第三子が1歳半になったタイミングでフルタイムで復職しようと考えています。フルタイムで復職できた暁には、郊外にマイホームを持ちたいと考えていますが、すでに借金(夫の開業のための融資300万円)がある中でローンが通るのか心配です。

女性30代後半 itoさん 30代後半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

今後の住まいに関して、賃貸のままでいくべきか持ち家(マンション含む)にすべきか

将来の住まいについて悩んでいます。現在は賃貸に住んでおりますが、今後歳を重ねた時のことを考えると持ち家(マンションなど)にすべきなのかどうかがわかりません。賃貸の場合はもし老年になった時にも部屋を貸していただけるのか、持ち家の場合は近所の方とトラブルになった時や子供がいじめなどの被害に遭った時に対応できるのか、さらにそれぞれの税金のかかり具合などを考えるとどれが良いのかがわからないため、それらに対しての相談をさせて頂けるところがあると幸いです。

男性30代前半 5gofdさん 30代前半/男性 解決済み
水上 克朗 1名が回答

iDecoを始めるべきでしょうか?

初めまして。30代後半の共働き夫婦です。NISAを使った積み立て投信や年金保険の経験はありますが、まだidecoを利用していません。税制などを考えると有利な方法ときいてはいますが、コロナの影響もあり先行きが不透明な中で、長期にわたり引き出すことができないというところに引っ掛かりを感じています。このままNISA中心に積み立てるべきか、idecoも始めるべきか、それとも他の積み立て方法を取り入れるべきか含めてアドバイスをお願いします。夫:800万円妻:400万円子供:1人(小学生)貯金:1,500万円(学資保険含む)住宅ローン:あり(残り2,500万円)毎月の積立額:10万円(積立定期預金2万円、投資信託5万円、個人年金1万円、外貨建介護特約付き終身保険1万円、持株会1万円)

女性40代前半 Waschbaerさん 40代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

自分に一番合ったお金の貯め方を教えてください。

今後生活をしていくために、どんなときでもお金は必要だと思っています。あればあるほど良いと思っていて、心にも余裕が生まれてくると思うのですが、自分にとって一番効率良く資産増やせる運用をして、お金を貯めていく方法が分かりません。資産運用できるだけの貯蓄がそもそもないことと自分の収入も多くないので、運用を始めることが出来ずにいます。ただ、私の周りでは、銀行などにお金を借り入れして、リスクを負ってでも資産運用している友人や株式投資をしている友人が多くいます。私とそんなに年齢も変わらないので、会社員としての給与はそんなにかわらないのではないかなと思っていますが、自分自身にとって一番効率の良いお金の貯め方、増やし方が分からないので、ファイナンシャルプランナーさんに教えていただきたいです。

男性30代前半 oedoblacksheepさん 30代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

リスクの少ない、おすすめの長期型投資商品は?

現在29歳で、結婚2年目の専業主婦です。今後に備えて、少しずつ家の貯金を増やしていけたらいいなと思っています。夫婦2人とも、投資・金融系の知識はほとんどない状態です。あまり資産運用に時間をさきたくはないため、デイトレードなどの小まめな株の売買は出来れば避けたいです。投資だけでたくさん稼ごうと考えているわけではないので、まとまった額を投資して、少しの利益を得られるような形が理想です。リスクが少なく、長期的なスパンで出来る投資があればやってみたいと思うのですが、何をすればいいでしょうか。投資商品にはたくさんの種類があってややこしく、どれを選べばいいかよく分からないため、おすすめを教えていただきたいです。

女性30代前半 ももみやさん 30代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答