がん保険は不要と聞いたんですが、どうなんでしょうか。

男性30代 MMさん 30代/男性 解決済み

現在、掛け捨ての生命保険とがん保険、医療保険に加入しており、月約6000円の支払いをしていますが、人生で必要な保険は自動車保険と家災保険と掛け捨ての生命保険だけだと聞きました。
癌になっても高額医療費制度があるので、月々の支払額は10万円弱になると聞いたのですが、そうはいってもいざ癌になってしまったら一時金としていくらか受け取れた方が安心します。やはりがん保険は解約して、その分貯蓄を増やして対応する方が良いのでしょうか?
また、同じ理由で医療保険も解約して貯蓄で対応する方が良いのでしょうか?
もし、解約すべきではないとして、おすすめながん保険はありますでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 医療保険・がん保険
50代前半    男性

全国

2021/08/29

どのような種類の保険が人生に必要かについてどなたに聞かれたのかはわかりかねますが、私も基本的にそう思いますし、ごく真っ当な考え方であると思います。

そもそも民間保険会社の保険商品には、この上なく大きなコストがかかっています。

ですから、生きていく上でのさまざまなリスクに対しては、預貯金等の手持ち資金で備えることが原則です。

できる限り、保険に入らないに越したことはありません。

保険の対象となる事態が発生したときに、預貯金等では到底対応できないほどの莫大な経済的損失が生じると考えられるリスクに対してのみ、必要最低限で保険に加入されるように心掛けてください。

がんを患われたときに一時金としていくらか受け取れたほうが安心できるとのことですが、ご相談者さまにとっての「いくらか」とはいくらくらいだとお考えですか?

過去に一時金を受け取られた方の体験談によると、「100万円がすぐに支給されてよかった」などという声は多いようですし、現実的にも、一般的にはそれくらいが手元にあれば当面の生活を下支えしてくれるのではないかと思われます。

仮にご相談者さまにとっても100万円の一時金が妥当であるとお考えになるなら、現時点で余裕資金として100万円を用意することが可能である場合は、すでに保険で備える合理性は乏しいでしょう。

また今すぐ100万円の余裕資金を準備できなくても、少しがんばって月2万円ずつご自身の口座に積み立てていかれれば、4年程度(2万円×12か月×4年=96万円)で確保することが可能です。

がんに限らず多くのリスクに対して、わざわざ保険会社に保険料を支払って備えるのではなく、ご自身の口座にコツコツと積み立てて備えることこそ、合理的だと言えます。

がん保険、医療保険は今すぐ解約されて、ご自身で積み立てていかれることを、基本的にはお勧めいたします。

なお、わからないことを誰かにご相談されること自体はよいことですが、その回答に対する根拠を理解しようとされない限りは、いつまでたっても「納得解」を得ることはできないでしょう。

もし半年後にがんを患われた場合には、結果として「保険に入っておいてよかった」となるわけで、どなたにでも当てはまる唯一の「正解」は存在しません。

あくまでも、ご自身で納得して判断されることこそが、「正解」であることをお忘れなく。

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保険の見直しはどのくらいの頻度で行うべき?

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