子ども3人分の教育費と老後の資金について

男性40代 sasaniさん 40代/男性 解決済み

子供が3人いるために、高校や大学に行かせるのに、私立の高校や大学だと年間で1人につき100万円程度かかると言われました。子供は2才違いの年齢で、1番お金がかかる時には年間200万円はかかりそうで、これから先お金が必要になってくると思います。この先に年金も出るかどうかわからない状況の中、老後の蓄えなんかしてる余裕もなさそうなんですが、どう切り詰めてもお金が出てくることはないので、余計に働くしかない状況です。まだあと3年は猶予がありますが、とてもその期間に貯められる額ではないため、どうしようか悩んでいます。結局お金を借りるしかないのかもしれないですが、今現在で150万円ぐらいの借り入れがある状況でして、なんとかしないといけないと思ってはいます。これより借りると返済が出来ませんし、家を売るわけにもいきませんし、悩んでいます。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/07/10

「年間で1人100万円かかる」というのは余りにもざっくりした数字です。
実際には、世帯年収と、お子さんの進路先によって決まります。

まず私立高校への進学ですが、2020年4月から私立高校は実質無償化となっております。ただし世帯年収が約590万円を超える場合には適用されません。質問者様のご家庭が対象になるかどうかは、文科省のサイトで調べてみてください。
https://www.mext.go.jp/content/20200117-mxt_shuugaku01-1418201_1.pdf

なお私立高校の場合、無償化に該当したとしても別途設備費などがかかる場合もありますのでご注意ください。
また、高校3年間の教育費を考える場合には、学習塾や予備校に通う費用も考慮しておく必要があります。金額は様々です。ただし進学指導が徹底した高校であれば高校の授業料だけでも十分かと思います。
あとあまり考えたくはないことでしょうが、浪人したら予備校に通う費用が1年多くかかります。

大学進学ですが、私立大学でも文系か理系かでも入学金授業料が違います。
4年間でかかるこれらの費用は、
私立大学文系で平均428万円
私立大学理系で平均589万円
となります。
あくまでも平均値です。また、芸術系や医学歯学薬学系の大学ですと6年間になりますので更に高くなります。この他にも受験料など入学時の費用がかかりますし、自宅外通学の場合には更に住居費生活費などがかかります。(出典はこちらです)
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/high/shougakukin/files/shougakukin.pdf

大学の授業料は増加し続けており、親御さんの負担だけでは大学進学するのは簡単な状況ではありません。今や大学進学した人の2.7人に1人は奨学金を活用しているような状況です。
いわゆる奨学金は日本学生支援機構という団体が運営していて、給付型奨学金と貸与型奨学金に分かれます。給付型奨学金は世帯年収が低い人でかつ一定の成績要件を満たした人向けです。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/index.html

貸与型奨学金は無利子の第一種と有利子の第二種があります。第二種のほうは比較的要件が緩く、有利子といっても金融機関の教育ローンと比べるとかなり金利が抑えられています。ただ、借りるハードルが低い故に社会人になって返還(返済)するときに苦労されるケースも少なくないようです。また、学生支援機構以外にも大学や民間の団体や自治体が運営する奨学金もあります。色々調べてみてはいかがでしょうか。

ところで、教育費を捻出する前に、家計の見直しはされてますでしょうか。かなり節約しているといっても第三者がアドバイスすると案外見直しの余地があるものです。
特に保険や携帯電話など毎月決まった額が引き落としされるものは徹底的に見直してみてください。その際は、今加入している会社ではなく他の会社やファイナンシャル・プランナーの意見を聞くべきです。ちょっとした手間をかけるだけで、家計は結構ラクになるものです。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

お金の貯め方全般

新型コロナウイルスや働き方改革による就業時間や残業の見直しなどの影響で毎月の手取りの給料が1割ほど減ってしまっています。会社は副業を禁止していますが、このままでは自分の満足する貯金や自由に使えるお金の確保が難しいと考えており、資産運用などでお金を少しでも増やすことはできないだろうかと考えるようになりました。数百万円ほどの貯金と毎月の手取りから生活費や交際費等を引くと幾らかは資産運用などに回すことのできるお金は抽出できます。安易に証券会社で投資信託を始めて見たいと思いますが、始めるにあたってどのような事に注意をしたらよいのかを知りたいと思います。また、最近ではiDeCoと呼ばれるものを耳にすることがあります。こちらも投資信託と似たようなことをしていると聞いたことがあるのですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。

女性30代前半 isd3さん 30代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

あと少しで社会人になるのに貯金ゼロで焦り中

今まで貯金がした事がなく、今になって焦っています。将来の子供に使うお金、その他諸々に使うお金のことについて全く考えていませんでした。学生ということもあり、友人に遊びに誘われることが多く、遊びを断ることもなかなかできません。そのため、バイト代が入れば遊びに使うという癖がついてしまいなかなか貯めようにも貯まりません。また、将来就きたい職業が音楽関係という事もあり、経験として様々なライブに行くためかなりお金を使ってしまいます。将来に関してのことなので、いいなと思っていましたがさすがに貯金がないのは不安です。もう数年で社会人になるので貯金を視野に入れています。そのため今からでもできる貯金の方法が知りたいです。

女性20代前半 mnkybさん 20代前半/女性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

貯金の良い方法を知りたいです。

貯金をしているのですが思ったように貯金ができないです。一応貯金しているのですが思ったようにお金が貯まらないです。特に小銭を貯金しようと思っても思ったように貯金できないです。貯金をするなら小銭からでないと難しいと思って貯金しているのですが、小銭だとつい使ってしまう事が多いので思ったように貯金できないです。お札なら貯金しやすいのですが小銭だとなんだか使ってしまう傾向にあって貯金しにくいです。ですが、だからといってお札だけ貯金するのも難しいです。なので、なんとか上手く貯金するコツがあれば教えて欲しいです。特に小銭を貯金するコツがあれば教えて欲しいです。小銭を使ってしまわないようにするコツがあるなら教えてください。

女性40代前半 hyoukai76さん 40代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

副業の税務申告について

過去にインテリア関連の企業に務めて、リフォ-ムの営業と施工の管理の仕事をしておりました。結婚を機会に会社を退職して、いわゆる無収入の専業主婦になりました。その後は主人の収入でやりくりして15年過ごしておりました。ただ子供が手がかからなくなり、以前勤めていた職場から、「少し手伝ってほしい」といわれて、週に1回ないし2回事務所に顔を出して、設計の仕事をするようになりました。また家では、ヤフオク、メルカリをつかうことで、いわゆる転売をして利益を上げることに注力しておりました。設計の仕事は、年収換算で150万円程度、転売では200万円程度の利益を上げています。前者は、公的な記録がかっちり残ります。一方後者の方は、通常では記録としては残りません。FPさんに相談したいのは、これらの収入をどのように確定申告したらよいのかということです。可能ならば、主人の扶養ということで現在まで来ているので、100万円以下にしたいなあと考えています。いい方法があるでしょうか・?あるいは、納税するにしても極力少なくする方法が何かを提示してほしい。

女性40代前半 Olyoukoさん 40代前半/女性 解決済み
前佛 朋子 1名が回答

定年退職後の資産形成について

現在32歳の宿泊ホテル業に従事している正社員です。高校卒業後浪人、留年を経験し大学卒業後、現在勤めている会社に直雇用パートナー社員、契約社員を経過し現在の会社では勤続年数8年で年収450万円程度です。業界がさほど年収の高い業界ではなく、老後の資産形成が非常に心配です。NISAを活用し不動産投資信託や投資信託でなんとかし積み立て投資しているのですが、実際には60歳代になった時の想像が全くできません。具体的に現在の年収程度で30歳代でやっておくべき資産運用hあどのようなものが最適でしょう?また積み立て金額もいくらぐらいが適正なのでしょうか?会社の福利厚生でも確定拠出年金もあるのですが、やるべきでしょうか?今のところローリスク、ローリターンではなかなか稼げないのではないかと思い、ハイリスクハイリターンーの株式や投資信託に手を出しているのですが、現実的にはどちらが良いのでしょうか?

男性30代後半 ゆじさん 30代後半/男性 解決済み
山本 昌義 1名が回答