2021/03/09

競争の激しい業界

男性30代 shouheyheyさん 30代/男性 解決済み

自分は現在調理師として老人ホームや病院にて給食調理の仕事をしております。正社員として本部勤務を採用試験の時に希望したため、現在は希望通り事務、運営へと異動となりましたが時には応援や研修として現場に戻ることもあったりと忙しい日々を過ごしています。キャリア組には一応入れているので将来は会社が潰れない限りは安泰なのかなと思って居るのですが、心の何処かに何時か自分もお店を出して見たいという気持ちは残っています。生まれたばかりの子も居るため余り無茶な事は出来ないですが、貯金額的に後数年働けば20代の内にお店を出せるかなという状況です。後悔をしない選択を取るか、失敗しても立て直しの効く若い内に挑戦するのかに悩んでいます。今の立場を捨てる事はかなり馬鹿だとは思います。なりたくても本部勤務になれない方も沢山おりうらやましがられる立場ではあるので。飲食業界は1年続けば御の字。3年続けば奇跡とまで言われてる位には厳しいのは理解しています。流行病の影響も大きく、チェーンのお店も強く、最近ではウーバーイーツ等々の出前サービスも人気です。お店を出すのが正解となる確率は限りなく低いと考えてしまっている時点で挑戦しない方がよいのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 起業・独立
50代前半    男性

全国

2021/03/09

僭越ながら、まずは私の体験から。
ご相談者さまと業種は異なりますが、私は今から約10年前に起業し、小さな介護事業所を運営しております。20代のころから大きな組織で仕事をしていたのですが、小規模で目が行き届く中で、体力が低下しても来てもらえる方が元気になってもらえる場をつくりたいと思ったのが起業を考えたきっかけです。
しかし、身内や友人関係など周囲に独立・起業を経験した人など見当たらない環境で、本当に自分なんかができるのか、やっていいのかという底知れぬ不安と、自分だからこそできるはずだ、という根拠のない過剰な自信が、30歳で起業を考えてから36歳で実現できるまで、時計の振り子のように行ったり来たり大きく揺れ動いていました。
今から思えば、こんな私でも起業してここまで続けることができている大きな理由は、「馬鹿」だったからにほかなりません。
なぜなら、もし私が頭が良ければ、大きな組織に勤務していたころには考えもしなかったような起業後のリアルを、しっかり想定することができていたはずだからです。金融機関に融資を断られたり、なかなか利用者さんが増えずに通帳の残高がみるみるうちに減っていったり、2年近く自分に給料を支払えなかったり、職員に次々と辞められてその都度採用に追われたり、ほとんど寝られない日が何か月も続いたり・・・自身の未熟さを強烈に思い知らされた体験を数え上げればキリがありません。そのような現実を私がもし賢くて事前に想定できていたなら、起業などできなかったと思うのです。
しかし、起業してしまったばかりに、たくさんの失敗経験から学び、反省を活かすことで、お金を借りることもできるようになり、利用者さんにもそこそこ来てもらえるようになり、職員にも恵まれ定着してもらえるようになり、こうして偉そうにご質問にお答えできるようになりました。
何より、私自身が少しは成長できたなと思うことが、起業していちばんよかったことかもしれません。こんな社員数名程度の小さな会社でさえ思いもよらないようなことが次々と起こるのに、社員100名、1千名、1万名という大企業の経営者がどんなにご苦労をされているかを想像すると、謙虚にならざるを得なくなります。
私は、どうせ後悔するのだったらやってみて後悔するほうがまだマシだと考え、最後は起業を決断しました。そして、今までいろいろありましたし、これからもいろいろあるかと思いますが、やってよかったと心より思います。
もしご相談者さまがかなりの馬鹿なら、きっとうまくいくと思います。なぜなら、馬鹿のように努力できるから。
流行病はあっても人は必ず食べます。手作り感をうたう強いチェーン店の手作り感のない無機質な味付けは私は嫌いです。出前サービスが人気でも外食がなくなることはないでしょう。
挑戦してみると、きっと今までと違った景色が見えてくるはずですよ。

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