夫婦の金銭管理について

男性30代 tamanegiさん 30代/男性 解決済み

配偶者と2人で生活しています。結婚して5年以上経過しておりますが、子を設ける予定はなく共働きです。夫婦の金銭管理について、家賃と光熱費等の生活費として毎月決められた金額を出し合っており、それ以外のお金はそれぞれが自由に使うように話し合って決めています。そのため、お互いの収入や貯金額もほとんど把握していない状態です。また、個人としては貯金がそれぞれあるかと思いますが、夫婦としての貯金はほとんどありません。特に現時点では問題は生じておらず、正直このままでも良いのではないかと個人的には思っているところですが、今後に何か不都合が生じる可能性はありますでしょうか。もし不都合があるのであれば、今のうちに何をしておくべきがご教授頂ければ幸いです。

2 名の専門家が回答しています

辻村 洋子 ツジムラ ヨウコ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代前半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/05/27

ご質問ありがとうございます。

ご夫婦の金銭管理についてのご質問ですね。
生活費だけ毎月決まった金額を出し合って、あとはそれぞれ自由に使えるとなると、
ついつい気が大きくなって、ご夫婦の貯蓄がおろそかになる可能性があります。
年取ってお金が足りないことに気づいても、手遅れかもしれないのです。

すぐにもご夫婦の資産運用をスタートされることをお勧めします。
スタートは早ければ早いほどいいです。また、継続することが大事です!

今後、超高齢化社会に向かっていくので、公的年金はあまりあてにできません。
そのため政府は、自分たちの老後の資金は自分たちで準備してね・・と、
税制優遇が受けられる商品(NISAとiDeCo)を用意してくれています。

まず、投資用の口座を作って、お互いにお給料の中から10~15%入れましょう。
その中から、つみたてNISAとiDeCoを始めてください。
これまで投資経験がなければ、NISAではなくつみたてNISAの方がいいでしょう。

1.つみたてNISA
 つみたてNISAは株式投資信託やETF(上場投資信託)のうち、長期の積み立てや
 分散投資に適していると金融庁が認めたもので、比較的安全な商品です。1年あたりの
 非課税投資枠が40万円までなので、月々およそ3万3000円まで積み立てられます。
 つみたてNISAには最長20年にわたって、受け取る(普通)分配金や解約したときの
 利益が非課税になるというメリットがあります。
 金融庁が過去に出したレポートにも、20年にわたって国内・先進国・新興国の株・債券に
 分散投資した場合の利回りは、年平均4%(※メガバンクの定期預金は0.02%)になったことや
 長い期間続けるほど元本割れしにくくなるなどの報告がされています。
 つみたてNISAを始めるには、ネット証券に口座を開設するのをお勧めします。
 ネット証券のつみたてNISAは商品数が多いうえに手数料(信託報酬)が安いからです。

2.iDeCo
 iDeCoは60歳まで引き出しができないうえ、基本的に中途解約も不可ですが、
 以下3つのメリットがあり、60歳からの自分年金としては有力です。
 ①掛金が全額所得控除される
 ②運用益も非課税で再投資できる
 ③受け取る時も大きな控除がある

30代の今からなら十分間に合います。二人のお金が貯まってくると楽しくなりますよ。
奥さまと相談してできるだけ早く資産運用をスタートしてくださいね❣

鎌倉 一江 カマクラ カズエ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    女性

埼玉県 長野県

2021/05/29

tamanegiさん、こんにちは。
ご質問いただきありがとうございます。

今、tamanegiさんご夫婦のお財布は「tamanegiさん」「tamanegiさんの奥様」「ご夫婦共通」と3つあるということですね。
お互い頑張って働いた収入の中で決められた金額は「ご夫婦共通のお財布」へ
それ以外は「それぞれのお財布」へ
ということですが、お互い自由にお金を使うことができおそらく独身時代とそこまでお金の使い方を変える必要がないためストレスもあまりないのではないでしょうか。
ただ、その状態だとお互いのお金の使い方が見えないためブラックボックスが大きすぎて「ご夫婦共通のお財布=貯蓄」がしづらい現象に陥ります。
そうすると、例えばどちらかが病気やケガでしばらく働けなくなったときや、退職せざるを得なかった場合
今までの生活バランスが大きく崩れます。
そうならないように、それぞれのお財布に入れるお金を「お小遣い」と位置づけ
それ以外を「ご夫婦共通のお財布」に入れ、まずは「生活防衛資金(貯蓄)」をしっかりと準備しましょう。
生活防衛資金は、生活費1年分は最低欲しいところです。なので、簡単でいいので家計の収支もご夫婦で確認しましょう。

共通のお財布は常に、家庭でのイベント事(家電が壊れた時、引越しするとき、旅行へ行くなど楽しい時間を過ごす時、どちらかが働けなくなった時)で使うようにすると、お金の流れが見えやすく今後の対策も立てやすいです。
参考になれば幸いです。

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