老後までに2000万円。正直言って無理かも

男性30代 01228969tnさん 30代/男性 解決済み

老後の資金に2000万以上必要だという事を以前ネットで見た事がありました。今現在、家のローンや生活費等でぎりぎりの生活をしている中で、今後子ども達の教育費用などを考えても将来的に2000万円という額を貯められるのかとても不安です。将来だけではなく、今近い将来でかかってくる車検や税金などの貯金をするのも一苦労、どこから捻出したら良いのかもわからないため、どこから削ったら良いかも判断がつかないので、一度家計も含めて相談をしてみたいなと思っていたところです。現在、月の給料は20万弱、生活費やローン等を差し引いても、貯金できているのは月2万円前後といった感じです。貯金をしても、また税金や車検にとられるのでなかなか貯まっていきません。

3 名の専門家が回答しています

辻村 洋子 ツジムラ ヨウコ
分野 お金の貯め方全般
60代前半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/05/17

ご質問ありがとうございます。

老後2,000万円問題とは、2017年の家計調査年報における高齢夫婦無職世帯の家計を元にした数字です。
※夫65歳・妻60歳  老後期間を30年間とした場合
 実収入209,198円  実支出26,3718円  収支差-54,520円
 −54,520×12月×30年=−19,627,200円 約2,000万円不足

それが2020年はコロナの影響もあり「老後−55万円」まで縮小しています。
 実収入257,763円  実支出259,304円  収支差-1,541円
 −1,541×12月×30年=−554,760 約55万円不足

特に2020年は特別定額給付金があったにもかかわらず、ステイホームで教養娯楽費、
交際費が減少しています。そのせいもあると思いますが、今年4月から「70歳までの雇用」
努力義務という制度も出てきました。

年金を繰下げ受給すると1ヶ月0.7%年金が増え、5年だと42%増えます。2022年4月施行となる
新ルールでは75歳まで繰下げ可能となり、そうすると84%受給額が増えるのです。
長く働けば長く働くほど豊かな老後生活が送れます。夫婦共稼ぎで長く働けばなおさらです。

今はまず月1万円でも、先にお給料から天引きする形でつみたてNISAなど始めましょう。
長い期間運用することで資産形成できると思います。普通預金や定期預金では超低金利下で
資産形成は難しいので、ドルコスト平均法と複利を利用してつみたてNISAで資産形成しましょう。

以下3点がポイントです。
1 長く働いて収入を増やす
2 支出を減らす
3 資産運用で収入を増やす

まだまだお若いので、今からスタートすれば十分間に合いますよ❣

小高 華子 オダカ ハナコ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    女性

東京都

2021/05/17

ご質問頂きありがとうございます。

老後までにいくら蓄えればよいかというと、その人その人のリタイアする年齢や老後の生活費などによっても変わってきます。
老後資金を準備するうえで大切なことは、一般的な数字に振り回されず、何歳まで働くか、どのくらいの暮らしを考えているかということを、
しっかりとイメージしていくことです。

下記の計算式を参考にしてみてください。
●リタイア後の収入/月-リタイア後の生活費/月=毎月の不足額…①
●①×12カ月×老後期間(平均寿命が目安)=老後資金の不足額…②
●②+リタイア時点のローン残高+医療介護費など-(退職金見込額+貯蓄等)=必要になる老後資金
※平均余命:男性81歳・女性87歳
(現在の平均余命ですので、90歳くらいで試算されても大丈夫です)
※老後の生活費:現役の70%~80%くらい

また、老後に必要な貯蓄額を知るには、将来の年金受給額を知ることが大切です。
年金受給額は、ねんきん定期便の他に「ねんきんネット」からでも簡単に試算できますので、是非活用してみてください。

なお家計を見直す場合、一番効果が高い項目は、毎対決まったお金が引き落とされる支出、いわゆる固定費といわれているものです。
なぜかというと、一度見直せばその効果がずっと続く為、大きな削減効果につながるからです。
ですので、食費や日用品などを見直す前に、銀行から引き落とされる固定費を一度見直されては、いかがでしょうか。

例えば保険なら、必要保障額(今の自分に必要な保障額)を計算して無駄な保険を解約することにより、保険料が安くなる場合もあります。
また、住居費であれば、もう少し家賃の安い部屋を探してみることも有効でしょう。
携帯を格安SIMに乗り換えたり、光熱費を新電力会社に変更してみることも、固定費の削減につながりますよ。

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/05/18

01228969tn様、ご質問ありがとうございます。

家計を改善するには「収入を増やす」「支出を減らす」「お金に働いてもらう」と3つしかありません。

その中でまず考えられるのは、収入を増やすことをが可能ではないかということです。

大きく節約ができる可能性があるのは、住宅ローンの見直しや保険の見直しをされてみるのも一つの方法だと思います。

今現在、月の収入が20万円弱でも月に2万円貯金されておられるのは素晴らしいと思います。

この貯蓄に関しても、お子様の教育費やご夫婦の老後生活のために少しでも増やしていくことが大切ですね。

ご質問にもありますように、是非しっかりと今後のライフプランについてのご相談をされると良いと思います。

地域にもよりますが車もカーシェアリングを活用するなど、ランニングコストを削ることも可能なことがあります。

最近ではポイ活と言うインターネットやスマートフォンのアプリなのでポイントが貯まるようなサービスも多く出てきています。大きな収入にはならないでしょうが、同じ支出をするにしても少しでもお得になるような方法を考えましょう

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