投資信託など資産を増やすにはどうしたらよいか。

女性20代 うまおさん 20代/女性 解決済み

投資信託や株など、お金の扱い方について知りたいです。私は今、お金に関してやっていることといえばふるさと納税くらいで、貯金は銀行に全て預けています。ところが、以前インターネットで、銀行にお金を預けているだけでは将来的に貯金は目減りするというコラムを見かけました。預けているだけで金額が変わらないならまだしも、減ってしまうというなら、損をしてしまいますよね。このまま預けておくよりは、投資信託などをした方が、お金を増やせる可能性があるということみたいなので、始めてみようかといろいろ情報を集めてはいるのですが、なかなか仕組みが理解できません。結局何から始めてみればいいのかわからず、そのままになってしまっています。何から始めたらいいか、アドバイスいただけると嬉しいです。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 お金の貯め方全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/14

ご相談頂き有難うございます。

銀行で積立預金をされているということで結構です。物価は統計上は上がっていないようで、実際はジワジワと上がっています。
食品など個数や容量が減っているものが多く、生活実感と相当違う筈です。
従って、元金が増えて配当や分配金が見込める金融商品を、一定の比率は積立てて保有することが大事です。

投資信託や株式は、値下がりリスクがあります。ただ、毎月一定額を積み立てる場合は、値下がり時は元本も減りますが、同じ金額で買える口数が増えるので、数年の期間でみるとプラスになることが多くなります。ドルコスト平均法と呼ばれるものですが、長期積立時は良い方法だと定評があります。

もうひとつ考えると良いのが、購入・保有する金融商品の銘柄や種類を分散することです。例えば投資信託は、バランス型と株式型に分けるなどです。現在は銀行の預貯金だけのようですから、預貯金と投資信託の比率が半々になるまでは、投資信託での積み立てに集中するのも方法です。リスク資産(投資信託等)とノーリスク資産の比率は、個人の考え次第ですが、若い時はリスク資産のウエイトをある程度高くして、年齢と共にリスク資産の比率を下げるのが一般的です。

具体的な運用例は、つみたてNISAは元本値上がりと配当・分配金は非課税になり、途中引き下げは自由です。NISA枠以外でも投信積み立てはできます。
もうひとつのiDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛け金が全額所得控除になり、有利ですが、途中での解約や引き下げができませんので、勤め先での年金の加入状況なども考慮すれば良いでしょう。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 お金の貯め方全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/17

新型コロナで世界を取り巻く環境は大きく変わっています。これは金融の世界も同様です。

将来的の預金が目減りするということはあり得る話です。昨年の10万円定額給付金など、政府は新型コロナウイルスによる経済後退や生活を守るため大量のお金を市中にバラまきました。お金の供給量が増えたことで物価が上昇する確率が高くなっています。物価の上昇は預貯金で預けた利子の逆の効果があります。物価が年率2%ずつ上昇すると、お金の価値は年率2%の福利で目減りします。この例の場合、お金の価値は36年で半分になってしまいます。本来であれば、物価の上昇以上の金利をつければいいのですが、ご存じの通り、日本では長い間低金利政策を採っているため、金利を上げることは新型コロナでさらに難しくなっています。

そこで注目されているのが投資信託です。投資信託は株式や債券などの資産に投資しているため、日々の資産価値が変化します。当然元本を割れることもあります。投資信託にもリスクの少ない商品はありますが、収益は高くありません。投資信託の中で収益率が良いのは株式投資信託ですが、それなりのリスクがあります。それでも、個人的には株式投資信託での運用を勧めています。

株式の短期的な動きはわかりませんが、長期的な動きは右肩上がりとなります。企業は業績成長を宿命としているからです。成長しない企業は倒産してしまいます。これは上場企業であればさらに深刻な問題になります。新型コロナの感染が拡大しても食品や衣料品を買う行動はストップしませんよね(購入量が減ったり、1ランク下げたりする行動はあるかもしれませんが・・・)。逆にマスクなどコロナ前より売れている商品もあります。これが長期で株価を上げる力になります。この力を活用するのにベターな商品が投資信託になるのです。

リスクを回避・軽減するためには「長期・積立・分散」することが大切です。投資信託を20年・30年といった長期間で毎月一定額を買い付ける積立運用を行うことです。
積立運用の成績は価格×量です。
積立運用のメインとなるドルコスト平均法は価格が下がるとより多くの量を買うことができます。そのため、スタート時の価格に戻らなくても利益となる可能性があります。そして、長期・積立・分散投資を成功させるコツは「早く始めて、長く続けること」です。

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