老後のための資産形成。迷う私に助言が欲しいです

女性30代 0rengeさん 30代/女性 解決済み

老後のための資産形成がとても不安です。子どもの教育費用もこれからどんどんかかります。また、親の介護等でもお金が必要になってきます。若いうちから少しずつ、老後のための資産形成をしていきたいと思っているところです。なかなか何から始めていけばいいのか分からず、困っています。貯蓄だけでなく、投資にもお金を回した方がいいな。と思います。ですが、投資についての知識がなく、考えているだけになってしまっています。。

3 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/05/06

0renge様、ご質問ありがとうございます

今、日本でも貯蓄から投資へと、個人の投資を促すように動いています。

iDeCoやNISAは、個人の資産形成を進めるための税制優遇制度で、iDeCoは老後資金のための制度で、NISAは目的は決まっていない制度となります。

資産運用と聞くと怖いものと思われる方が非常に多いのですが、投資は基本とルールを守れば怖いものではありません。

貯蓄は見た目では減らないので安全と思われる方も多いのですが、お金の価値は常に変動していて、少しずつ目減りしています。

ですので、10年後に見た目の額面では減っていなくても、物価の上昇などで、欲しいものに10年前のお金では足りなくて、他のところからお金を回さなくてはいけないという事もあります。

10年以上先の事でお金を貯めるのであれば、貯蓄ではなく、iDeCoやNISAを活用した資産運用を行われる事をお勧めします。

老後も人生100年時代と言われる時代となり、働かなくなっても生活をしていく期間が長くなってしまい、その為の準備も必要となってくる時代です。しっかりと資産形成を行ってください。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/05/08

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

老後の資産形成も大切ですが、お子様の教育費の負担を避けて通るわけにはいきません。基本的には、高校までは無償化となっていますが、校外学習費の負担はありますから、毎月最低でも3万円は負担となるでしょう。また、大学進学となれば、年間で授業料は200万円近くかかりますから、奨学金等の援助を受けない限り、準備しておかなければならない資金となります。

更に、老後資金につきましては、ご夫婦で就労している場合と、ご主人様だけの場合とで年金計画に大きな差があり、後者の場合には65歳以降に、ゆとりある老後を過ごす場合には、最低でも3,000万円は必要となります。当然に個々の生活費によって大きく変化しますが、人生100年計画から判断した場合には、さほど大きな開きはございません。

従いまして、老後資金を推進している、積立NISAやiDeCoによる税制優遇制度を活用なされて下さい。但し、iDeCoは専業主婦に対する所得税に関する特典がありませんからご注意願います。

投資の基本は「長期、積立、分散」ですから、目的が定かの資金であれば、目先に利回りに惑わされず、国内であれば1.5%、国外であれば3.5%程度を上限とした利回りで計画され、安定した投資による資産運用を行うことをお忘れなきようにお願い致します。

齋藤 岳志 サイトウ タケシ
分野 老後のお金全般
40代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/05/08

0rengeさん、はじめまして。
ご相談内容、拝読させて頂きました。

親御様とお子様、それぞれにこれからお金がかかって
くる予定があり、ご自分のことが後回しになってしまう
ことへのご不安なお気持ちでいらっしゃることとお察し
致します。

少しずつ老後に向けた資産形成もしたい、と思う方も
いらっしゃいますが、具体的な行動に移されている方も
まだまだ多くはないので、その点で、0rengeさんは、他の
方よりも、一歩先に踏み出されていらっしゃると感じます。
ぜひ、応援させて下さい!

現状の、家計のやりくりのご状況やご様子などが分かりかね
ますので、一般論みたいなお話になります点は、ご容赦下さい。

貯蓄以外で、投資など、資産運用、資産形成を少しずつでも
ということであれば、最初は「税制の優遇制度のある資産形成」
から始められることが良いと私は感じております。

制度的な名前で申し上げますと「イデコ」や「つみたてNISA」です。

老後にスポットをあてて、60歳までは、絶対に引き出さずにコツコツ
備えていくお金に関しては「イデコ」、途中引き出しをするかもしれない
点で、教育資金や介護資金にも使うかもしれない、中長期的な備えで
あれば「つみたてNISA」という使い分けが良いのではないか、と
私は感じております。

どちらの制度を利用するにしても、毎月一定額ずつを継続して行う
ことで、中長期的な資産形成に貢献できる内容の制度です。

イメージでお伝えしますと、雪だるまが最初は小さいけれど、
転がしている内に雪だるまがどんどん膨らんでいく、そんな
イメージが積立投資の複利運用、という内容になります。

毎月ご無理のない金額を、イデコとかつみたてNISAに向けて
頂くのが良いとは思いますが、いくらが良いかのイメージが
分かりにくければ、例えば「貯蓄とイデコとつみたてNISA」
に充てる金額を、毎月の手取り収入の10~15%と割合を最初に
決めてしまうのが良いと思います。

例えば、毎月の手取りが30万円であれば、3万円~4.5万円を
備えに回し、残りの金額で生活をやりくりされる、という
ルールを決めてしまう、というイメージです。

もし3万円と決めたとしたら、例えばですが、
貯蓄1万円、イデコ1万円、つみたてNISA1万円
というように、内訳を決めるというように考えていかれると、
今の段階から、少しずつでも、長期的な資産形成を
無理なくスタートできるのではないか、と私は感じます。

以上、少しでもご参考になれば幸いです。

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