人生100年。2000万円で本当に足りますか?

男性30代 momiyamaさん 30代/男性 解決済み

老後のお金についてとても不安です。老後は2000万もの大金が必要だとニュースであった際に、自身の老後のお金も気になるし、それよりも両親が2000万もの貯蓄がないので、いつかは私が負担するのではないかと怯えています。現在、貯金も微々たるものなので老後までに2000万を貯める手立てを検討したいです。また、両親の老後をどのような配分でお金を使っても安心して生活できるかのアドバイスが欲しい所です。健康で長生きの家系な為、100歳を超える曾祖母も健在です。自身も今まで病気も怪我もしたことないので、人生100年計画で立てた時に2000万でどのような老後を過ごせば事足りるのか、足りなくなってしまった場合はどのように対応する方法があるのか現状での道筋を知って、安心を得たいです。

2 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/05/08

momiyama様、ご質問ありがとうございます

momiyama様の身近に100歳を超えられる方がおられ、周りで言われている事が嘘ではないという事を実感されている事はとても大切だと思います。

現在、年金を受給されている年代の方は、高度成長期を現役で過ごされた、言わば日本を作ってこられた方々だと思います。この年代の方は、お金の事は気にせずに働いているだけで、収入も増え年金も多くもらえると思われてきた年代です。

しかし、現在のように少子高齢化となり、高齢者を支える年金制度も維持するために、支給水準の縮小となっています。

また昔は高齢者の方は医療費が不要でしたが、現在は少しずつ高齢者の方の医療費負担も増えてきています。

政府も個人の老後の準備は個人で行うように促しています。

ですので、今のうちから資産形成を行われる事が大切です。

老後2000万円という金額はモデルケースの不足分で考えられていますが、生活はゆとりある生活で考えていないために、実際にはもっと多くの不足が出ると私は考えています。

ですので、これからしっかりと資産形成をされる事と同じ資産でも少しでも長く使えるような方法を考えておく必要があります。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/09

老後にいくら必要かはライフスタイルによって異なりますので一概にいくら必要かは言えません。2000万円という金額も金融庁の金融審議会が提出した報告書上のモデルケース(夫65歳以上、妻60歳以上で年金以外の収入がない無職世帯)で計算した数字になります。有職世帯であったり、年金額も現役世代の収入によって大きく異なります。そもそも、報告書が計算に使用したデータは平均値です。平均値は大きな数字に引きずられやすいため、必ずしも実態を表したものとは言い切れません。あくまでも一例だと考えてよいと思います。世界もどう変わっているかわかりません。

少子高齢社会が進む中、過度に公的年金を当てにすることは止めた方が良いのも事実です(現行の公的年金制度も変更される可能性はありますが、改良ではなく現状維持が限界でしょう)。そのため、自助努力が不可欠になります。そのために整備された制度が個人型確定拠出年金(iDeCo)やつみたてNISAなどになります。これらの制度を活用して長期的・計画的に資産形成を行うことが重要になります。

将来に事は誰にもわからないので、「人生100年計画で立てた時に2000万でどのような老後を過ごせば事足りるのか、足りなくなってしまった場合はどのように対応する方法」を考えるよりも、今できること(老後の資産形成)を中心に行動すべきと考えます。資産形成だけでなく、病気にかからないように普段から健康に留意することや長く働けるように資格を取得したり技術を身につけることも立派な老後の為に今できる準備です。

お金に視点を戻すと、運用を長く続けることが重要だと考えます。長く続けるとは一生涯です。個人的には老後も運用を継続しながら取り崩すことで試算寿命を延ばす方法が主流になると思います。そのためにも現在できることを確実に前進させることを考えてください。

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