副業で確定申告が必要なのはいくらから?どこまで経費にできる?

女性30代 matthew333さん 30代/女性 解決済み

家族構成 夫、妻の2人暮らし(30代、子なし)

コロナで夫が失業し、求人も少ないので、まずはクラウドワークスでのライターでの副業を始めました。また、片手間ではありますが、家じゅうの不用品をメルカリで販売し、月数千円の利益を得ています。
クラウドワークスでの利益はまだ始めたばかりなので月1~2万円なのですが、ふと立ち読みした本に「年間20万円以上だと確定申告しなければならない」という記事を見つけました。夫はまだ再就職していないため、もしこのまま会社には就職せず、しばらくはアルバイトやフリーランスでの仕事をするかもしれません。その場合、確定申告を行わなければならなくなるのですが、20万円以下になるように副業を調整するべきなのか、20万円以上働いて確定申告するべきなのか、確定申告するべきならば、家でライターの副業をする場合、何を経費として計上できるのか、それによっていくらくらい税金が安くなるのか、あまり詳しく書いてある本もないので、勇気が出ずに一歩踏み出すのに躊躇してしまっています。
例えば、
・家の5分の1くらいのスペースで作業している場合、家賃も5分の1を経費にすることができる
・家でパソコンを使っている場合、通信費も経費にできる
・メルカリをコンビニに出しに行く場合、ガソリン代も経費にできる
など、ネットで読んだのですが、どこまでセーフでどこからアウトなのか、読んでいても分かりずらい情報しかありませんでした。
家賃の経費計上に上限はあるのか、少しでも違うと税務署に調べられて罰金などあるのではないか、家で作業しているということは、電気代、水道光熱費、電話代、食費の一部は?など、どこまで経費にできるのか?
そもそも、私のようなあまり金額を稼げない主婦の場合は、そこまでしなくてもあまり恩恵を得られないのではないか?
など、副業の際の税金(確定申告対策)について、詳しく教えていただけると幸いです。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/04/18

ご質問頂き有難うございます。在宅ワークなどの税金についてお答えします。
副業と書いておられますが、あなたの本業は何でしょうか。配偶者(夫)の方の収入は別にして、専業主婦のあなたは、メルカリやクラウドワークス以外の収入があるのでしょうか。
あなたの本業としてパートタイマーなどで仕事をしてない場合は、クラウドワークスのライティングが本業になります。

クラウドワークスが本業の場合は、収入から必要経費を差引きした後の所得が48万円以下の場合は、確定申告の必要がありません。
パートタイマーとして、仮に月8万円、年間96万円程の収入がある場合は、クラウドワークスの収入は副業になります。その場合は、所得額(収入から必要経費を引いた)が20万円を超えると確定申告が必要になります。

次に必要経費の範囲ですが、光熱費・通信費・家賃などは仕事に使用している比率を証明できるデータが必要となります。科目別の総支出額、仕事に使用している時間ウエイト(光熱費1日2時間×日数/24×30など)や使用ウエイト(通信費や家賃)を作成する必要があるでしょう。
パソコンの消耗品やレンタルサーバー費用などは支出時の領収書などが必要になります。食事代などは認められないと思われます。
以上のような費用は認められると思われますが、仮に税務調査があった際の税務調査官の裁量の部分もあり、その収入を得るために必要な経費と自信を持てる内容は経費に計上しても良いのではないでしょうか。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

確定申告の節税対策について

私は40代男性ですが、学校を卒業してから20数年間会社員として働いていました。本業の他に副業もやっていましたが、所得からも確定申告が不要な範囲だったので今まで一度もそれをしたことがありません。現在は会社を辞め個人事業をメインに仕事しています。この仕事は今年の2月になってから本格的に稼働し始めましたが、月収は月により変動し平均27万円前後の稼ぎです。そのため、来年の確定申告の対象になってきます。そこで気になるのが、節税対策です。どのようにすれば節税対策になるのか具体的な制度などを知りたいです。ネットなどでも税金の知識があると、かなり節税効果があることを知りました。是非ともお金のプロからアドバイスを受けてみたいと思いました。

男性40代後半 ken197500さん 40代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

医療費と税金の控除についての相談

会社員をしている30代の男性ですが、いままで会社に任せておいたこともあり自分で出来る確定申告のやり方を学んでいます。特に会社員でもかなり効果があると言われている医療費控除のやり方を学んでいるのですが、実際にとれだけの範囲が適応するのかがよく分かりません。一般的には10万円を超える医療費が掛かればその分だけ控除されると言われていますが、これは医療費だけではなく治療に掛かった色々な費用も適応されるのがよく分かっていません。知っておくとお得になる医療費控除とそれが適応される範囲というものがあれば、ぜひアドバイスをお願いします。FPらしい観点から知っておくとさらにお得な点や、セルフメディケーションの範囲についても教えて欲しいと思います。

男性40代前半 yukimnmさん 40代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

主婦が副業を始めた場合の税金がわかりません!

妊娠、出産を経て正社員だった仕事を辞めて主婦になりました。全く収入はありません。でも、最近ネットでフリーランスとして仕事を少しずつするようになり、またポイ活のような形で少し収入が入ってくるようになりました。まだまだ少額なので今時点では申告の必要がないことまではわかっているのですが、今後仕事が増えて収入が増えた場合、どのようにすればいいのでしょうか?本当に1からわかりません。そして楽天のようなポイントで収入が入る場合、申告は必要なのでしょうか?よく、扶養控除内で働いた方が良い、150万以上収入がなければ、主婦は働き損になるので収入を抑えるように等話を聞きますが、そのあたりのからくりをしっかりと知りたいです。

女性40代前半 annatakさん 40代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

主婦の在宅ワーカーも青色申告にすべき?

家事の空いた時間などを有効活用するために在宅ワークをしております。最初は少し稼ぐだけのつもりでしたが、家に居る時間も多いのでこの度本格的に在宅ワークを始めていこうと思っております。そこでしっかり稼ごうとすると気になるのが確定申告です。確定申告には青色と白色の2種類がありますが、自分がどちらで確定申告するべきか迷っています。青色申告であれば事前に準備が必要だということも聞いておりますので早めに決めたい気持ちはあるのですが、青色申告と白色申告の違いについて詳しく知りません。税金の面で得をするのはやはり青色申告だと思うのですが、主婦で在宅ワークだとしてもたくさん稼ぐつもりであればやはり青色申告にすべきでしょうか?

女性30代前半 strawberry3929さん 30代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

税務署の守備範囲はどこまでなのか

私は現在31歳の会社員です。現在、お金を複数の銀行に預けている状態にあります。昨年その存在と便利性を知ったことで、ネット銀行にもひとつ口座を持っています。そこで気になるのですが、紙の通帳というものが存在しないネット銀行の入出金も税務署の方で把握できるのかということです。店舗の銀行で数百万の出しいれがあれば税務署が調査に動き出すことがあると言います。ネット銀行は、会社や役所のどこにも情報を提示したことがない、家族にも知られていない私の口座です。ここにたくさんの収入があるとして、それが税務署にバレることはあるのかないのか、詳しいところが知りたいです。例えば、差し押さえにあったとして、他の銀行にもお金がないから何も払えないとこちらが言うとして、実はネット銀行にはたくさんお金があるとします。そういった場合であれば、本当に資産が尽きたかの調査をされた時に、ネットのお金はこちらから言わない限りには分からないシステムになっているのかどうか知りたいです。

男性30代後半 doujimayoshiteruさん 30代後半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答