老後に夫が亡くなった場合の年金について

女性40代 pinochan12さん 40代/女性 解決済み

老後に夫が亡くなった場合に、私の年金だけで生活できなくなった場合は生活保護が受けられるのでしょうか?

私は専業主婦なので将来もらえるお金もごくわずかです。夫は会社員なので、そこそこ年金をもらえそうですが、夫が先に亡くなった場合が不安です。

夫と私の年金を合わせれば生活はなんとかやっていけそうですが、私だけの年金では全然生活していけそうにないです。

夫が先に亡くなった場合、私はきっと年金だけで生活できません。その場合、生活保護をもらって生活していくことはできるのでしょうか?

また生活保護をもらう場合は毎月いくらくらいもらえるのでしょうか?

私が先に亡くなる場合は大丈夫ですが、夫が先に亡くなる場合が困ります。こういった人は私以外にもたくさんいると思うのですが、みんなどうやって生活しているのでしょうか?

アドバイスよろしくお願い致します。

2 名の専門家が回答しています

小松 康之 コマツ ヤスユキ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/04/15

ご質問いただき、ありがとうございます。
専業主婦が、夫の死後どのくらい年金をもらえるか、試しに試算してみましょう。
加入期間25年以上の老齢厚生年金を受給している夫が亡くなった場合、夫の老齢厚生年金の額の3/4が遺族厚生年金として、妻に受給されます。
わかりやすい例として、たとえば夫の老齢厚生年金の額が120万円、妻の老齢基礎年金の額が78万円の場合、遺族厚生年金の額は、120万円×3/4=90万円です。妻の老齢基礎年金の額78万円と合わせると、合計168万円となります。年間でこの金額ですから、月額14万円程度です。
他方、生活保護は、経済的に困窮している人に対して当面の生活費を支給する国の公的扶助制度です。そして、生活保護を受給するための絶対条件は、申込者の世帯収入が居住地の最低生活費よりも低いことです。月に14万円の収入があると、生活保護は受けられないのではないでしょうか。
夫を亡くした人は、たいていはこの年金と夫からの相続で得た資産を使って生活しています。
今からやっておくべきこととしては、
・生活レベルをあまり引き上げない。
・自分でも貯金をしておく。できれば、iDeCoなどを活用して老後資金を少しでも多くする。
・夫からの相続がスムーズに行くような準備をする
といったことだと思います。

前佛 朋子 ゼンブツ トモコ
分野 老後のお金全般
50代後半    女性

栃木県 埼玉県 東京都 神奈川県

2021/04/15

ご質問ありがとうございます。専業主婦なので、だんな様が亡くなった後の年金生活に不安を感じているとのこと。確かに、専業主婦の場合、もらえる年金は少なく、不安になりますよね。だんな様は会社員とのこと。もし、だんな様が会社を退職した後、先に亡くなったとしても、だんな様が25年以上会社にお勤めになっていれば、遺族厚生年金を受け取ることができます。その額の目安は、だんな様が受け取る老齢厚生年金のうち、報酬比例部分の4分の3です。報酬比例部分の額は、毎年郵送されてくる「ねんきん定期便」に記載されています。(50歳未満の場合は、現在の加入期間による見込額になっていますが、50歳以上になったら老齢厚生年金の見込額が確認できます)
また、相談者様が独身時代に会社員だった期間がある場合は、遺族厚生年金からご自分の老齢厚生年金の額が差し引かれます。

このように、だんな様が会社員であれば遺族厚生年金を受け取れますので、生活保護は考えなくてもよいです。それよりも、今から少しずつでも老後資金に向けた貯金をすることをおすすめします。生活保護は最終手段です。今、できることをやっておきましょう。貯金だけでなく、どうしてもお金の不安があるのなら、パートでもよいので働くことです。まずは貯金できる家計にする。それでも不安なら世帯収入を増やす。まだ40代であれば、できることはあるはずです。気持ち的にも大変かもしれませんが、できることを今すぐ始められることをおすすめします。

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