老後の生活費が心配

女性40代 katuyayumi2005さん 40代/女性 解決済み

夫婦2人暮らしで子どもはいません。老後2人とも元気な場合はそれほど心配していませんが、病気になって入院しないまでも、日常生活に支障をきたすようになった場合、家のことなどを業者に委託しないといけなくなるかもしれません。介護サービスでは自身のことのみ行なっていただけると思いますが、その他の日常的なことは有料の一般のサービスを利用しないといけないと思います。家の清掃や買い物の代行、病院などの行き帰りの交通費など以外にも様々な出費が想定されると思います。そのようなこと全般を含めると、もしもの場合の日常の生活費は一年でどのくらいを見込んでおくといいのでしょうか。年金だけでその出費を賄うことは難しいと思うので、その分を補えるような年金タイプの保険に加入するとしたら、月額どのくらいを見込めるようにするといいでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/04/10

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず介護費用の目安は、一般的に「年100万円を5年分」です。ただ、最近では介護が必要な期間も長くなる傾向にありますし、子供がいないなら些細なことでも有料サービスを使いたくなる可能性があります。このため、できれば倍の10年分を夫婦2人分、つまり2000万円程度を準備しておくと安心です。一方、最近の年金保険はほとんど増えない傾向なので、基本的にはそのまま貯金で準備するようなものといえます。仮に60歳まで15年の準備時間があるとすれば、一年あたり約133万円、月11万円の貯金が必要です。まずはこのような感覚で捉えておきましょう。

続けて、お伝えします。そもそもとして、介護費用の前に老後の生活資金が問題です。先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要になります。これを上記と同じく15年で準備するとすれば、一年あたり約267万円、月22万円ほど貯金が必要です。つまり上記の介護費用と合わせて、実際には月33万円ほど貯金が必要になります。元気なうちは老後も働くつもりでも、働き口が見つかるかどうかも分からず、仮に働けてもバイト代程度にしか稼げないことも多いです。このため、できる限り60歳までに相応の準備をしておく必要があります。介護費用と合わせて、しっかり意識しておきましょう。

少し補足させて頂きます。上記の月33万円という数字は一般的に、正社員の共働き夫婦でも極めて貯金が難しい金額です。もし貯金での準備が難しい場合は、「資産運用」に取り組むのが一つの手段になります。年金保険などと違ってリスクはありますが、仮に5%運用できれば一年あたり約278万円、月23万円ほどで15年後に6000万円を準備できる計算です。老後も相応に働くことを想定して、25年後に5000万円を準備する考えなら、一年あたり約105万円、月9万円ほどで足りる計算になります。これなら共働きを前提にすれば、何とかなるかもしれません。介護を含めた老後資金というのは、準備するほどに安心できますから、少しでも上乗せで準備できるよう努めていきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後2000万円はどのように準備したらいいのか

老後2000万円は貯蓄が必要と麻生大臣が言いましたが、2000万円をどのように貯蓄したらいいのか不安です。現在の生活も、なるべく贅沢をしないようにしており、余ったお金は貯蓄するようにしていますが、予想外の出費などもあり貯蓄を取り崩したりすることもあるので、2000万円を貯蓄するのはとても夢のような話です。現在、私自身国民年金の支払いをしていますが、国民年金のお金ではどうしても暮らしていくのが難しいように思います。貯蓄型の生命保険、iDecoにも加入していますが、それで将来の生活の不足分を賄うにはほど遠いと思います。どのようにしたら、老後にもらえる年金/定期的にもらえる収入を増やしていけばいいのか、どのように資産形成を今からしていけばいいのか、悩んでいます。

女性40代前半 Cha_Aさん 40代前半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

高齢出産の結果、老後費用の貯金が十分できない点

第一子を38歳に、第二子を43歳で出産したもので、60歳すぎまで子どもの教育費がかかる見込みです。夫婦共働きということもあり、とにかく働けるうちは働こうという気持ちでいますが、やはりコロナ禍で自分の身にどんなことがふりかかるかもわからず、漠然とした不安にかられます。ファイナンシャルプランナーの方に伺うことではないのかもしれませんが、副業のアドバイスがあれば、助かるなと思います。これからは、1つの会社にコミットするということではなく、空き時間があればどんどん働くことが求められるのかなと思います。生活を引き締める、加入している保険を精査する、などのほかに、資産を増やすためにこんなことをしたらどうか、などのアドバイスをもらえたらうれしいな、と思います。

女性50代前半 kanatakaruさん 50代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

老後のお金の備えについて

私が、今現在気にしている老後のお金のたくわえについてですが、今住んでいる場所は山奥のへき地でありまして、市内の街中まで移動するのに相当な時間が発生する形となります。しかし、その反面としまして、家賃は格安で、月々2万円ていどで入居できております。この場合で、定年までの約20年間の期間としまして、2000万円程度家賃のみで得することができ、これを定年まで持ち越せることができる形となります。今現在の生活を捨てて、すぐに都心部に行きたいと言う気持ちはあるのですが、それではお金が溜まりませんので、老後への備えとしまして、今現在の居住区で我慢すれば良いのか迷っております。やはり、家賃による弊害が将来的な備えの弊害につながると思いました。

女性30代前半 sumireiさん 30代前半/女性 解決済み
柏木 真一 1名が回答

夫の定年後から年金支払い開始までの収入が心配です

夫の定年(55歳)から年金開始(65歳を予定)までの収入が心配です。現在の夫は52歳、私は48歳、子供2人は15歳と11歳です。夫の年収は1200万円ほどありますが、55歳が定年で、老後資金としては現在400万円ほどの貯金があり、かつ子供2人は教育費としてそれぞれ1000万円ずつ貯金はしていますが、これから教育費がどんどんかかってきます。特に上の子は美術系学校への進学を希望しており、教育費がかなりかかりそうです。高校は美術系の私立高校を希望しており、進学予定の高校の学費は、初年度は約120万円、その後は年80万円ほどかかります。そして大学も、都内に住んでいるために自宅から私立美大に進学したほうが結果として安上がりになるかと思いますが、資金繰りの状況によっては地方の美術系の国公立大に進学したほうがよいのかも、とも思います。さらに美術系の大学に合格するためには、美術系予備校に通う費用もかかってくると聞いています。夫の定年後を見据えて、私も仕事を再開しようかとも思いますが、この年齢で正社員を目指したほうがよいのか、またこの年齢から5年ほどブランクのある主婦を正社員として採用してくださる企業もあるのかが気になります。

女性50代前半 mitomokさん 50代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

今から無理なく老後の資金準備をするのにはどうすれば良いか方法を教えてください。

老後の生活を安定して送るためには、国の年金のほかに、個人的にどのくらいの貯蓄が必要になるのかが知りたいです。1カ月にかかる医療費や電気代など、その他にどんな支出があって、それがどれくらいかかるのか。今から無理なく貯蓄するにはどうすれば良いのか。また、老後何年くらい先までを考えて計画するのが良いのか知りたいです。

女性40代後半 Mmさん 40代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答