日本の税制が不公平です。

男性30代 calove301さん 30代/男性 解決済み

経済のストックが進行する日本経済では、いつまでフローの所得だけでお金を持っているかどうかの判断基準とするのですか?
極端な例ではありますが、年収1千万円でも資産ゼロの会社員、年収300万円でも資産が億単位の自営業者だと前者が増税、後者が減税となります。
これは明らかに公平な税制ではないです。資産の保有状況も加味して担税力を判断すべきです。
経済が成熟化した日本では、資産課税に真剣に向き合わなければ、世代内及び世代間の格差は拡大するばかりです。
しかも、フローの所得は現役な世代ほど高く、資産は高齢世代ほど多めなことを考慮すれば、フローの所得への依存を強めると、少子化が一層進むことになります。
今後も取りやすいところから取るといった安易な政策を続けるのであれば、日本の将来に希望は全く持てないと思いますが、どうですか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
50代前半    男性

全国

2021/03/18

資産への課税を強化すべきであるというご相談者さまの主張に対し、基本的には同意いたします。
ただ、そういった課題自体は国も十分に認識しているはずです。
資産に対し確実に課税できていないのは、保有資産の把握が不十分であるためですので、その状況を改めるためにさまざまな手がすでに打たれています。
例えば、マイナンバーやキャッシュレスの推進、新しいお札への切り替えなどは、その代表的な施策ではないでしょうか。
マイナンバーはもちろんのこと、キャッシュレス決済の比率が高まることにより、儲けたお金を隠しきれなくなっていきます。お札が切り替わって古いお札が使えないなんてことになると、「タンス預金」があぶり出され、白日のもとにさらされることになっていくかもしれません。
今のところ資産をたくさん隠している人は、もしかすると戦々恐々としているかもしれませんよ。
ただし、現実的には資産を持っている人たちの抵抗も強いでしょうから、なかなか一気に進むようにも思えません。
ですから大切なことは、国の政策を批判するばかりではなくて、気付いた人から行動に移していくことです。
まずはがんばって働いて少しでも収入を上げる努力をすること。
そしてその中の一部を投資し、より良い世の中を実現するために欠かせないと考える企業などにお金を回していくことを考えてみてください。
さらにそうして資産運用で増えたお金の一部でも、寄付を通じてでもよいですし、明るい未来をつくるために使い道ににこだわって手放してみてはいかがでしょうか。成熟社会ですから、文化や芸術など心の豊かさを得られる分野でもよいかもしれません。
ご相談者さまにとって価値があるとお考えになるお金の使い方を、実践してみてください。
政策を立案する立場の公務員、官僚への批判が高まるにつれ、本当に優秀な人がそのような仕事を敬遠する傾向が強まっているそうです。そうなるとますます悪循環になっていきます。
他者への批判ばかりでは、何も良くなりません。ますます日本の将来に希望は持てなくなっていくでしょう。
一人ひとりの集合体が、この国を形づくっているのです。一人ひとりの能力や環境に応じて、できることを前向きにやっていけばよいではありませんか。

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