確定申告は世帯主だけ行えば良いのですか?

男性30代 gis_0055さん 30代/男性 解決済み

質問させて頂きたい内容は、
「確定申告は家族全員がしなければいけないのか」です。

私は一昨年から実家に戻り、今は両親と暮らしている32歳未婚男です。
障害厚生年金2級で年額100万円程を貰いながら、月8万から9万円程度のアルバイトをしています(雇用保険のみ加入、社保なし、年調未済)

世帯主は父で、収入は老齢厚生年金のみ。地震保険と生命保険加入あり。

母は昨年の2月まで会社勤めでしたが、体調を崩し退職、それまでの社保から国保に切り替えました。昨年入院していた事もあり、医療費が高額になっています。

我が家では母親は確定申告が必要と思っているのですが、私や世帯主である父は確定申告しなくて良いのでしょうか?
確定申告によって受けられる恩恵は全て受けておきたいですが、誤った認識で確定申告する事でペナルティが課せられるのはもっと困ります。
我が家で確定申告が必要なのは誰か教えて下さい。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/17

ご質問の件について、質問者様、父親、母親、それぞれの収入金額がいくらなのかわからないため一概に言えない部分もあると前置きした上で回答をしていきます。

はじめに、確定申告をしなければならない人というのは、誰もあてはまらないと思われる一方で、源泉徴収されている所得税があるのであれば、確定申告をすることで還付が受けられるメリットがあると推測されます。

1.質問者様の場合

質問者様について、障害厚生年金2級で年額100万円程を貰いながら、月8万から9万円程度のアルバイトをしています(雇用保険のみ加入、社保なし、年調未済)であることを確認しました。

はじめに、障害年金は、所得税法上、非課税所得に該当するため、アルバイトでの給与収入のみが所得税の課税対象です。

年末調整がなされていないとのことですので、仮に、給与から所得税が天引きされているのであれば、確定申告をすることで、1年間に徴収された所得税の還付が受けられると推測されます。

2.父親の場合

父親について、収入は老齢厚生年金のみ。地震保険と生命保険加入ありであることを確認しました。

上記内容から、おそらく父親は60歳以上65歳未満で特別支給の老齢厚生年金を受け取っており、それ以外の収入はないものと推測されます。

仮に、上記の通りであれば、確定申告は特に必要なく、源泉徴収されている所得税が公的年金の源泉徴収票から確認できた場合、確定申告をすることで所得税の還付が受けられると推測されます。

3.母親の場合

母親について、昨年の2月まで会社勤めであること、体調を崩し退職、それまでの社保から国保に切り替え、医療費が高額になっていることを確認しました。

母親の場合、1月1日から2月までの収入のみであることが推測され、仮に、この2か月分で源泉徴収されているのであれば、確定申告をすることで所得税の還付が受けられると推測されます。

おわりに

今回の場合、実際の金額や源泉徴収票を見ていないため、何とも言えない部分が多いのですが、確定申告をすることによって、世帯全体が有利になりそうな気が致します。

なお、質問者様が懸念している「誤った認識で確定申告する事でペナルティが課せられるのはもっと困ります」について、こちらについて何ら心配はなさそうです。

一度、専門家にまとめて見てもらい、判断を仰ぐのが最も手っ取り早いでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

損しない生前贈与の行い方

東京都内に高層マンションを所有していますが、できれば私の頭がしっかりしているうちに子供たち二人にその所有権を移していきたいと考えております。しかし駐車代、修繕費等の管理経費については、私のほうでなるべく長く負担したいとも考えております。その場合、贈与税、相続税についても、負担の軽減を図るにはどのよう方法が最適であるのかうかがいたいと思っています。今のところ、毎年毎年、所有権の比率を減じていくのがいいのかなとも考えておる次第ですが、実際のところいかがなものでしょうか。通常の形で生前贈与をしたときの税金額を1として、その何パーセント程度が節税できるものなのか、具体的な数値と合わせてご教示いただけますと助かります。

男性60代前半 kawakami_kkakaka3411さん 60代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

制度を併用する場合の具体的な税金対策の金額計算方法

こんにちは。積立NISA、iDeCo、ふるさと納税と様々な制度があると思います。一つ一つの制度は熟読すれあ理解できますので、いくらできるのかなどはわかると思います。ただ、制度を併用する場合は具体的な金額がわからなくなってしまいます。下記に昨年度の情報も交えて開示するので、ご教示いただきたいです。未婚私学共済加入者額面年収440万社会保険料58万源泉徴収10万iDeCo掛金額12万積立NISA満額この場合、ふるさと納税はいくらまでがお得か、NPO法人への寄付などはいくらまでなら税金を軽減する効果があるのか。こちらが知りたいです。また株やFX、仮想通貨の利益がある場合、どのような計算方法をすれば最適額がわかるのかも知りたいです。よろしくお願いいたします。

男性30代後半 アキラさん 30代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

副業で稼いだお金はいくらから申告が必要でしょうか?

毎年多少ではありますが、本業を除いてランサーズや知人からの仕事の依頼、株式投資の配当により僅かながら収入を得ております。こういった副業に位置づく収入の申告義務がいくらから必要なのか分かりません。また、その場合に税金がどのぐらいかかるものなのかも分かりませんので知りたいです。金額はそれぞれ年間にすると微々たるもので10万円前後と思います。1円でも収入を得た場合は確定申告をしなければいけないのでしょうか?税金のことは難しくインターネットで調べても理解が難しいジャンルなので、教えてもらえるとありがたいです。仮に申告する必要があるとした場合に経費の証明として外食費なども経費に組み込むことは可能なのでしょうか?いろいろと教えてもらいたいことがあります。

男性40代前半 ogura-naoyaさん 40代前半/男性 解決済み
横山 晴美 1名が回答

個人事業主で配偶者控除を受ける場合

相談者39歳(個人事業主)、主人(会社員)38歳、子供2人(小学生8歳・保育園児2歳)今年の世帯収入は640万円の見込みです。今年から個人事業主(青色)として開業して初めての確定申告で教えて頂きたいことがあります。今年の売り上げは10万円で経費は6万円でした。私の収入がかなり少なかったので主人の会社の年末調整で私の収入も申告すれば、事業主として確定申告はしなくても宜しいでしょうか?また今後、私の収入が増えた場合いくらから自分で確定申告をしなければいけないのでしょうか?下の子が保育園に入所しており、私の収入が赤字になった場合退所しなければいけないのでしょうか?乱文で読みづらく、大変申し訳ありませんがご教示頂けると幸いです。宜しくお願いします。

女性40代前半 myu-2さん 40代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

本業以外の副業で稼いだ所得はいくらから確定申告不要か

普段会社員で本業以外で副業を検討していますが副業の所得はいくらから確定申告必要ですか?その他株投信で特定口座で売買してますがその損益も確定申告対象でしょうか?また、年末調整で副業していることが会社に知られない金額はいくらですか?103万以内なら会社に伝わりませんか?もし伝わらない良い方法がありましたら教えてください。色々な場所でためたポイントは溜まった分を確定申告は必要でしょうか?もし必要な場合は何ポイントから確定申告しなければいけませんか?株の売買配当利益を確定申告する前年間取引報告書原紙の提出を以前税務署に求められましたが本年度も必要でしょうか?または不要でしょうか?不要な場合はe-taxで必要項目の入力だけで宜しいでしょうか?

男性40代前半 dragon9988776655さん 40代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答