損しない生前贈与の行い方

男性60代 kawakami_kkakaka3411さん 60代/男性 解決済み

東京都内に高層マンションを所有していますが、できれば私の頭がしっかりしているうちに子供たち二人にその所有権を移していきたいと考えております。しかし駐車代、修繕費等の管理経費については、私のほうでなるべく長く負担したいとも考えております。その場合、贈与税、相続税についても、負担の軽減を図るにはどのよう方法が最適であるのかうかがいたいと思っています。今のところ、毎年毎年、所有権の比率を減じていくのがいいのかなとも考えておる次第ですが、実際のところいかがなものでしょうか。通常の形で生前贈与をしたときの税金額を1として、その何パーセント程度が節税できるものなのか、具体的な数値と合わせてご教示いただけますと助かります。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
確かに、暦年課税方式を使って、毎年110万円分を所有マンションの持ち分から共有名義とする事も可能ですが、都内の高層マンションの価格判断して、毎年の権利登記に係る印紙税と司法書士への手数料を考えた場には不適切なようにも思えます。
例として考えた場合として、評価額5000万円のマンションであるのなら、すべて移転するのが完了するためには46年間かかります(評価減少を加味せず)。仮に20年間はそのような所有権移転を行った場合、印紙税が土地と建物でそれぞれ2/1000かかりますから、同一価値として単純に計算して20万円、司法書士の手数料が10万円として合計で30万円が費用として毎年必要となります。
トータルで20年間×30万円=600万円、移転出来た資産価格は2,280万円ですから、そのまま生前贈与として計算すると(2280万円-110万円)×45%(特別贈与財産)=976.5万であり、暦年課税方式で計算した方が税額は少なくなる結果となります。
しかし、このような方法は相続税逃れ(連年贈与)と疑われる可能もありますから非常に危険です。従いまして、あくまで例題として計算した結果であり、個人の税額に関する根拠はございません。
正確な節税をお考えであれば、税理士等の専門家からのアドバイスを御受けになられますようにお願い致します。

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