資産の保有のしかたのことですが、使う時期の観点から3つに分けることができます。
① 日常予備資金 (緊急予備資金)。生活費の6か月分から1年分が目安になります。
② 数年後の使用予定のある資金(イベント資金)。住宅資金、入学金などの教育資金、結婚資金(自分達、子ども、孫)などの数年後に支出することが決まっている資金です。
高齢になると高齢者住宅や介護施設の入所時の一時金なども使用予定の資金になります。
③ 余裕資金。使用目的の決まっていない資金のことで、運用の対象となる資金のことです。
① ~③の区分にしたがって保有する形が決まってくることになります。
日常予備資金は、現金または普通預金で保有することが、原則になります。いつでも現金として使用できることが可能です。
イベント資金は、使用する時期に合わせて適当な金融資産に替えて保有することになります。換金しやすく、リスクの少ない金融資産を選ぶ必要があります。現在は該当する金融商品は本当に少なくなっています。個人国債や学資保険などがあります。
余裕資金は、ある程度リスクをとって運用する資金になります。この余裕資金は、定期預金、国内外の株式、債券、投資信託、REIT、生命保険、金などの選択があり、利回りに応じたリスクがあると考える必要があります。リスクの取り方と配分は年齢とその人の考え方によるのではないでしょうか。
1 名の専門家が回答しています
関連する質問
上手な資産運用とは?
30歳の男性です。年収は550万〜600万円で、3歳と1歳の子どもと専業主婦の妻の4人です。アパート代は家賃補助が会社から出るので月に駐車場代込みで3万円程度です。子どもの学費のために外貨ドル建ての養老保険を3万円。積立てNISAを3万円。自身の貯蓄の意味で財形貯蓄を1万円と外貨建ての終身保険の3万の合計10万円を資産運用に回しています。意識している点は手取りの10%を資産運用に回すようにしているのですが、私の投資は上手と言えるのか不安です。一つの籠に卵を入れるなと言われたので分散しているつもりなのですが、この方法が合っているのか、正しいかどうかのアドバイスを頂きたいです。また同世代の人は株や債券に運用を変えたりしています。投資先として有力なものを知りたいです。


保険や資産運用について
資産運用は不動産投資か株式投資で迷っている。株式投資なら国内か海外でどちらがいいか資産運用においてのポートフォリオについてなやんでいる。 将来の教育費やローンの足しにしたい。


老齢基礎年金は繰下げ受給すべき?
現在、64歳で引退して、特別厚生年金と企業年金を受給しております。65歳から全額支給されることになります。65歳以降について、幾ばくかの貯蓄があるので、そちらを取り崩して、老齢年金を繰り下げして将来の受給額を増やすべきかどうかを悩んでおります。配偶者は62歳で専業主婦で、繰り下げしなければ、加給年金が配偶者が65歳になるまで、年額30万程度支給されます。夫婦ともども老齢基礎年は満額ではありませんが、ほぼそれに近い金額です。企業年金は75歳まで支給されます。がん保険は診断時100万円、通院5000円、医療保険は入院10000円(180日)、生命保険は死亡時300万円、介護保険は介護診断時150万円に加入しています。加給年金を受給するために老齢基礎年金だけを繰り下げすべきかかも悩んでおります。よろしくお願いいたします



資産運用の始め方とマンションの売り時
多少の貯金はあるが、資産を増やす術をあまり知らない。また、インターネットには情報が溢れているため何から学んだら良いかわからない。将来のためにも資産を少しで増やしたいと思うが、勉強代として損をすること前提で少額から始めるのは有りなのか聞きたい。NISAから始めた方がいいという人もいれば、NISAは損だからやめた方がいいなど両極端な意見を目にするため、どの教材を元に勉強したらいいのだろうか。その他にも、現在都内の所有マンションに住んでいあるが、売るタイミングやそのまま持っていた方がいいのかなども聞きたい。私は独身の女性なので今後ライフスタイルが大きく変わったときに、経済的な負担にならないためにも、どんなことを今から準備していたらいいのか。

