積立NISAだけでで本当に良いの?

男性20代 bridge2さん 20代/男性 解決済み

現在私は都内で勤務する社会人3年目の会社員です。入社から2年間は実家暮らしである程度のお金が貯まったため、今年の4月から1人暮らしを始めました。しかし、新型コロナの影響で会社の業績が傾き、給料の減額や将来への不安が募ったため、半年前から月3万円の積立NISAを始めました。資産運用に関する情報サイトや動画を見ていると、分散して投資するべきという考えが散見されます。100%投資信託で運用されている積立NISAだけでは、株価の暴落等が起きた場合に大きな損を被るのではないか不安です。かといって収入はそれほど多くないので、計3万以上の額を投資に回すことは難しいです。そこで、安定して資産運用していくためには、積立NISAだけでなく、債券や株も含めて運用する方が良いのでしょうか。ご意見をお聞かせください。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

分散には様々な意味があります。「卵を一つのかごに入れるな」との格言から分散=資産の分散と考えるのが主となっています。現金・株式・債券・不動産という感じです。投資信託は設計段階から分散投資されている商品です。バランス型投資信託であれば前述した資産にそれぞれ設定された比率で分散が行われています。その場合、質問にあるような債券や株を含めた運用をする必要はないと考えます。株式投資信託でも分散は行われています。銘柄分散は当然ですが、世界株式であれば国別の分散も行われています(しかし、銘柄分散は分散にならないという考え方もあります)。
考え方になりますが、若い時は資産分散に債券を入れる必要はないという考えもあります。理由は、足元の債券利回りは低く組み入れるメリットがないことが一つ、国民年金を含めた公的年金で既に債券運用を行っているため、あえて増やす必要はないというのが一つです。FPの教科書のような本によく「100-自分の年齢=債券の保有比率」と書かれたものがあります。この式によると、現在40歳の人であれば債券を60%組み入れることになります。しかし、現在40歳の人は働き盛りでまだまだ若い世代に入ります。時代にマッチした考え方とは言いにくく、生涯にわたって運用・取り崩し運用をするのであれば、債券は不必要とも考えられます。
最近では分散に時間分散の概念が入り始めています。積立投資にも通じる面もありますが、資産分散よりも効果が大きいと見られています。時間分散を簡単に言うと、買うタイミングを分けることです。懸念されている株価の暴落等が起きた時は買い足す絶好のチャンスと見ることもできます。ウォーレン・バフェット氏は「強気市場は悪友、弱気市場こそが私の親友です」「株価が50%下落してもパニックに陥らないこと。そういう時にこそ、ありがたく買わせていただく」との名言を残しています。
「投資の実績=価格×量」で、価格だけではありません。ドルコスト平均法では価格が下落すると量を多く買うことができます。ここで仕込んだ量が将来のリバウンド局面で大きな効果が出てきます。株式投信の方が値動きが大きい分、上記の効果が大きく最終的な利回りは高くなっている可能性があります。したがって、無理して債券など資産分散をする必要は低いと思います。

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