2021/03/09

仮想通貨での資産運用と海外口座での運用

男性40代 negitokumoriさん 40代/男性 解決済み

今後ネット上で副業を色々やりたいと考えています。
・ブログによるアドセンス収入。
・アフィリエイトによる収入(物販や紹介など)
・ユーチューバーのようなパフォーマー。
・イラストや作曲などのクリエイター活動。
・クラウドソーシングサイトでのお仕事。
これら等のやりたい事は沢山あり一つに絞り切れてはいません。
いずれは本業化できれば幸いですが、事前にやっておくような税金面でのお話が聞ければ助かります。
ざっくり言うと、食を扱ったブログなどをやっている場合経費はどれくらい使えるのか問題。
アフィリエイトなどの商品紹介の為に購入したりするのは経費になるのか問題(住宅、車、不動産、サービス)
ユーチューバーであれば旅費、食費、キャンピングカー、船、バイクや新車など経費に認められるのか等。
気になっているのはパチスロライターの軍資金は経費?FXライター、仮想通貨ライターも軍資金は経費となるのか等。
有名な馬券裁判の実例からも、この点についてとても興味と怖さで素人的には迷うところです。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 副業
60代前半    男性

全国

2021/03/09

新型コロナウィルス感染症の影響もあり、働き方についての変化が現実味を帯びてきたようです。副業の税負担に関するご質問について、基本的なことを確認したいと思います。

国税庁タックスアンサーには、「必要経費とは、事業所得、不動産所得及び雑所得の金額を計算する上で、必要経費に算入できる金額は、次の金額です。①総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額。②その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額(※)」となっています。
所得税は、本業と副業の区別は存在していません。個人が得た収入を一定の基準で区分しており、企業等の従業員として給与を得ている場合には給与所得に区分します。
例えば、会社員のAさんは、給与を得ているほかにユーチューバーとして収入を得たとします。その場合には、給与所得に加えて雑所得または事業所得を得たことになります。仮にAさんの給与と遜色ない程度のユーチューバーとしての収入があれば、事業所得に区分することもありますが、副業程度の低収入であれば雑所得に区分されます。
原則として所得税は、それぞれ区分された所得の合計に各種控除を差し引き、その金額に税率をかけて納税額を算出します。

次に必要経費についてですが、「総収入金額を得るために直接要した費用の額」とあります。この解釈について、「どこまでが必要経費になるのか?」は迷うところだと思います。まず記載しておきたいのは、必要経費かどうかの判断は「税務署の判断」ということです。それに不服があれば再調査の請求を行い、なお不服があれば国税不服審判所、それでも納得できないときには裁判所に訴えることになります。

そもそも必要経費とするためには、「直接要した」という文言がキーワードになります。直接か?否か?については、少しでも税負担を軽くしたい納税者と税を徴収する税務署では見解の相違が発生しやすいでしょう。

食に関するものであれば「仕事であろうが」、「無かろうが」食物摂取は日常生活に不可欠であるため、食物摂取は必要経費とはならず、仕事として収入を得ることに対して「直接必要である」と税務署が納得する記録の提示や説明が必要です。

ユーチューバーの番組制作費については、認められることもあるでしょうが、公私混同は厳に注意しましょう。「1つの支出が家事上と業務上の両方にかかわりがある費用(例)交際費、接待費、地代、家賃、水道光熱費など(※)」は、「必要経費になるのは、取引の記録などに基づいて、業務遂行上直接必要であったことが明らかに区分できる場合のその区分できる金額に限られる(※)」ので注意してください。言わずもがなですが、製作費を多くかけても、収入に結びつくとは限りません。製作費が必要経費と認定されるよりも、まずは必要経費を上回る収入を得なければ赤字となり、損失を被ってしまいますよね。

パチスロの軍資金は、必要経費になりません。過去に「馬券の購入費が必要経費と認定される」という判決が下されたことがありました。判決内容の詳細はともかく、上記の文言だけを読むと「馬券購入費はすべて必要経費になる」と解釈してしまいそうになりますが。この判決はあくまで特殊ケースであり、判決に記された様々な厳格な要件を満たした上でくだされた判決です。現在においても一般的な馬券購入のケースでは必要経費にはなりません。

FXや仮想通貨等のライター報酬について、「記事を書くため」という目的でこれらの取引のための金銭を試しに少額の範囲に限って必要経費とした場合には,認められる可能性は皆無ではありませんが、実際に取引を行わなくとも仕組みなどは情報収集可能であることが多く、単なる「体験記事のため」だけでは、必要経費となる可能性は極めて低いと思います。なにより、専門ライターとして対価を得るのであれば、「試しに少額」は最初のきっかけに過ぎず、継続的な必要経費とはできないと思います。

会社員にとって税金は、一方的に給料から差し引かれているため、「難しい」と感じる方が多いようです。会社員(給与所得のみの方)が副業で収入を得た場合には、原則として確定申告を行う必要がありますので注意しましょう。

(※)国税庁タックスアンサ-:やさしい必要経費の知識
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.htm

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/04/22

副業をする際の注意点

最近、お付き合いしている女性との結婚を意識し始めており、一人暮らしでは問題ないのですが、自分の今の収入ではある程度安定した生活に合わせて、趣味である草レース活動をすることができないと考えております。そのため、副業をすることで今よりも収入を増やし、副業で得たお金を趣味に費やしたいと考えています。しかし、本業もそれなりに忙しいので副業は隙間時間でできるものにしたいと考えております。また、自分は資格を多く持っています。一番の強みは国家二級自動車整備士の資格で、そのほかにも溶接や危険物取扱、クレーン運転、砥石交換などを持っています。しかしながら、今の業務ではあまり資格を使いこなせておらず、できれば資格を活かした副業を見つけ、やっていて楽しくてやりがいのあるものが良いと考えております。その中で、副業をする上での注意点や、税金の変化点、業種の選び方やリスクマネジメントについて知りたいです。

男性30代前半 akincorinistaさん 30代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/09

副業でおすすめは?

会社員として勤めています。子持ちの女性です。コロナの影響もあり、会社の業績が悪化してしまい、自身も収入が以前よりも減ってしまいました。会社は、副業も許可しているので、これを機会に、副業をはじめてみようかな。。と思っているところです。一口に副業といっても、色々な仕事があると思います。自分に合った副業を見つけて楽しみながら、お金も稼いでいけたらかなり理想だなーと思っています。子どももいるので、家事や育児についての知識や経験はあります。家事育児の経験を生かして副業できる方法は、何かありますか?また趣味で裁縫をしています。また、副業全般についても詳しく教えていただきたいです。どうぞよろしくお願いします。

女性30代前半 0rengeさん 30代前半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答
2021/03/09

副業の雇用形態について

40代半ばのサラリーマンです。副業について教えてください。最近は厚生労働省も副業を促進しようとしていることもあり、世の中的にも副業をする人が増えているのではないかと思います。私自身も、副収入を増やしたいという思いから、副業を始めたいと考えています。しかし会社によっては雇用を伴う副業は禁止されていると思います。副業にも色々な形態があり、上記に述べた通り、別の会社に雇われる形態の副業は禁止となる場合がありますが、アンケートに回答するようなものは他の会社の雇用にあたるものには当たらないと考えていますが正しいでしょうか。また資料の作成や、ホームページの作成など、業務委託形態になっているものも、他の会社に雇用される形態には当てはまらないと思いますが正しいでしょうか?

男性40代後半 Crowdoceanさん 40代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/09

副業のメリットとは

大学生です。来年度から就活が始まるのですが、コロナ不況や時代の変化、年金制度の限界によって副業・兼業の重要性が高まっているという話をよく聞きます。しかし、周囲に副業をしている人や先輩がおらず、実際にはどのような利点があり、なぜ副業すべきなのかよくわかりません。また、副業をすると収入源が複数になり、税金の手続きなどが面倒な場合があるという話も耳にしました。これらの話を聞く中で、就活をするにあたり、副業を許可してくれる企業に就職すべきか悩みがつきません。インターネットの掲示板などの情報を鵜呑みにするのも怖いです。FPの視点から、具体的な副業・兼業のメリットとはどのようなものがありますか?また、副業すべきなのでしょうか?

男性20代後半 clearbasketryさん 20代後半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答
2021/03/09

高収入の副業は?

最近副業に興味を持ち始めてきました。収入自体はあるので、気分転換がメインです。本業はユーチューブの動画投稿だったり、スピリチュアル系のセッションをしています。副業に選ばれやすいものが本業になっているのですが、この場合はどんな副業が良いのでしょうか。特に気になっているのが、富裕層の方々の副業です。色々やっていらっしゃる方も多いとは思うのですが、例えば副業として会社を経営していたりするのでしょうか。少し前にエンジェル投資を勧められました。結構富裕層の方は副業としてやっている方が多いと。私としては副業というよりはギャンブル性の高い投資寄りだと感じたので、結局断りました。ただそこから改めて、今の収入状態に合うような副業が気になってきています。一日の稼働時間は約4~5時間程度、月収は200万円~です。

女性30代後半 沢木さん 30代後半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答