専業主婦が確定型拠出年金を始めた時の確定申告について

女性30代 tama0623さん 30代/女性 解決済み

扶養に入っている、専業主婦です。専業主婦でも、確定型拠出年金を利用できると聞きました。そうすると、個人で確定申告が必要だとも聞きました。その場合、扶養等の関係はどうなるのでしょうか。できれば、主人に黙って始めたいと思っているので上手く立ち回る方法はないでしょうか。
また、個人で確定申告する場合には、内職の収入は申告義務があるのでしょうか。わずかな収入源からさらに所得税まで引かれてしまうことはないのでしょうか。それが怖くて、確定型拠出年金にも手が出せずにいます。できるだけ節税して、生活に余裕を持たせたいので勉強はするのですが、やはり難しくて分かりません。ふるさと納税も検討しているのですが、やる事が増えるとそれだけ複雑になって困っています。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/03/09

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、扶養に入っている専業主婦も加入することができます。内職による所得がある場合でも合計所得48万円以下(収入だと103万円以下)であれば、たとえ確定拠出年金をしている場合でも、確定申告を行う必要はありません。但し、確定拠出年金のメリットである、所得控除の適用は受けることはできません。また、掛金を扶養しているご主人が拠出している場合でも、掛金に対する所得控除の適用は受けられません。なお、専業主婦(正確には国民年金の第3号被保険者)の場合の確定拠出年金の拠出額の上限は27.6万円、月額にすると23,000円になります。また、運用収益は、引き出し時まで非課税が適用されます。但し、引き出しは原則として60歳まで行うことができません。引き出しは老齢給付の場合一括で受け取ることも、年金形式で受け取ることもできます。一括の場合は退職所得して、年金形式は雑所得(公的年金等掛金控除の適用あり)として、所得税の課税対象になります。ただ、いすれの場合も通常の運用するよりは税制上はかなりメリットがあります。

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