こんにちは、婚活FP山本です。離婚による財産分割は細かな条件次第で変わってきますが、それでも結婚前の財産などを除いて「半分ずつ」が基本になります。ただこれはあくまで基本的なルールであり、実際にどのように財産を分けるかは(双方が納得すれば)夫婦の自由です。分割交渉や書類作成(離婚協議書など)を弁護士に依頼する場合は、着手金30万円程度、成功報酬10~20%程度が一つの目安になります(弁護士費用は一律ではありません)。大きなトラブルがなければ行政書士でも対応でき、こちらのほうが一般的に料金は割安です。それでも費用的に厳しければ、法テラスに相談してみることもおすすめします。いずれにしても一人で悩まず、まずはどこかに詳しく相談してみましょう。
一方で離婚はともかくとして、その後の生活は大丈夫でしょうか?先般、老後資金2000万円問題が話題になりましたが、実際には倍の4000万円程度が必要なことも多く、低く見ても単身でも3000万円は必要になることも多いです。この金額を財産分与や相続で得られれば良いですが、一般的には厳しいことが多く、自営なら年金分割も期待できません。長年専業主婦だったなら働くにしてもパート程度でしょうし、いずれ食べることさえ困難になりかねず、最終的に生活保護になる可能性も高いように思えます。離婚を考える際は、目先の離婚でアタマがいっぱいになりがちですが、実際には経済的な理由で離婚を後悔する方もいるほどです。幸いにも即座の離婚ではない様子ですから、できれば離婚後の収入面について備えてから、離婚に踏み切っていくことをおすすめします。
ハッキリお伝えしますが、定年・熟年離婚後の収入面について備えるのは、極めて難しいのが実情です。パート程度で足りないどころか、一般的な会社員でも定年後は収入半減が基本になります。「とにかく働く」といった意気込みでは大幅に足りず、基本的に起業できるほどの準備が必要です。一方、実は女性の起業家は「専業主婦からの起業」が一番多くなっています。このため、備えるのが不可能という訳でもありません。それなら離婚を諦めるのか、それでも離婚に踏み切るのかは、あなた様次第です。ただ、このような「離婚後の現実」も理解したうえで、後悔の少ない決断をしていきましょう。
1 名の専門家が回答しています
関連する質問
実家での老後対策ができていない中で自分も対策してないです。
老後の対策が全くできていないのですが、それよりも不安なのが親があまり老後の対策をしていないのがすごく気になってます。子供が3人いて子育てにお金がかかったということもあってお金があまりないので自分が稼いで行かなければならないのですが自分も今の生活で精一杯なので少し不安になってます。具体的に貯金などをしたらよいと思っているのですが、そのほかにはどうしたらよいのか分かりません。また、今から保険に入ったほうが良いのかも気になって調べているのですがどうしたら良いのかわからずに途方に暮れてます。また、おばあちゃんの介護もあったりするのでその対策もあまりできていない部分があってお金が必要なのですが、どのようにしたらよいのか気になってます。


老後になって余りそうなお金
老後お金が足りるのかどうかで不安を抱える人は多いですが、足りないと思って、若いころに貯金ばかりして人生を楽しめないのは勿体ない気がします。特に老後の楽しみとして旅行をあげる人もいますが、若いころでないと遠くにもいけないし、旅行に行って思う存分グルメを楽しむというようなこともできない気がします。ですから、旅行や娯楽に関する費用は老後になって若い頃より余ってくるのではないかと想像します。漠然と老後のお金が心配、というのではなく、何にかかって何にかからないかを知っておけば老後のお金に対する不安も軽減される気がします。ですから老後に余ってきそうなお金というのも教えて欲しいです。足りなくなるお金はキリが無いと思いますが、余ってくるお金なら大体若いころから把握できそうな気がします。


団信等の選び方
住宅ローンを考えているのですが、団信などの加入の選び方が難しいです。将来結婚を予定している方と一緒に入りたいのですが、「がん」などの通常より手厚くなる保険に入りたいと思うのですが、二人とも加入できるようなものはどの保険になるでしょうか。金利等を考えると「死亡」や「重度障害」のものが一番安いのですがもしものことや将来的なイメージを考えるとやはり現代には「がん」に対する保証必要不可欠のものだと思います。また、二人で加入する場合に「がん」等の希望する保障内容がないのであれば、別の保険等でカバーをすることは可能でしょうか?(住宅ローンに結びつかなくともある程度の金額が入る等)そのような保険がありましたらご教授お願い致します。また、振り出しに戻ってしまいますが、団信の選び方、保証内容などを比較して頂けると幸いです。希望購入物件、借り入れ希望額3100万円合算年収500万円になります。


老後の蓄えについて現状の方法でいいか困っています
現在、夫婦2人暮らしで来年には第一子を出産予定です。・年収:夫婦で650万円・ご自身の年齢 20代・お子さん年齢 来年出産予定老後の生活費が心配になり、今年から夫婦二人で老後貯金を始めました。毎月75000円を目標に貯金をしています。しかし、今後子ども出産にあたり、子どもの教育費も貯金を始めたいと思っているので、毎月75000円の貯金がキープできるか不安です。最近では個人年金という言葉もよく耳にしますが、仕組みがよくわからないので個人年金を始めるか躊躇しています。他に何かいい方法があれば教えていただきたいです。ちなみに、今後子どもは2人からほしいと思っております。夫は30代後半で年収は300万程度で共働きをしないと生活は赤字になってしまいます。子どもは1歳まで育児休暇をとってから職場に復帰予定です。私は出産する前は年収450万でした。


老後は2000万必要か3000万必要か
老後資金に不安があります。今は2000万円が基準とされていますが私は第二次ベビーブーム時代に生まれています。そしてそこから少子化が始まっています。もうこの少子化はとどまることはないでしょう。現役世代に年金をもらって養ってもらうという考えは終わっていることは100も承知です。自分の老後資金は自分で用意するのが当たり前でしょう。ただ今の所は2000万円とされていますが私が65歳になるころにはどうなっているでしょうか。もう3000万円とかになっていないかと思うと不安で仕方ありません。今はアルバイト中なので貯金もそれほどできない状態です。2000万円が3000万円になってしまう可能性は高いのでしょうか。そうなった時にどうやってお金を準備すればいいのでしょうか。

