親の介護の費用が心配

女性50代 cno0さん 50代/女性 解決済み

50代夫と二人暮らしです。
徒歩3分の団地内に、78歳の母親が一人暮らししています。
母は、持病があり週3日の通院をしており、私が自分の仕事の合間を縫っての送迎や、買い物の手伝い、役所などの手続き関連などを引き受けています。つきっきりではありませんが、ある程度の介助を必要としています。
母の生活費は年金で賄えていますが、貯金ができるほどの余裕はありません。
また、亡くなった父も退職金の運用に失敗し、死亡保険金の500万円ほどしか財産を残しませんでした。この500万円が、母の全財産です。不動産や株などの資産も所有していません。
この先、母の病状などがこのままの状態であれば、私の夫が現役のうちは今と同じようにして乗り切っていけると思いますが、万が一母が認知症になったり、もっと手厚い介護が必要になったりした場合に、現状以上に手をかけることはできたとしても、費用をかけることは難しいと考えています。
母に自己資金がなく、我が家の世帯年収が800万ほど。この状態で、お金の面からこの先のことをどのようにシミュレーションしておけばいいのか悩んでいます。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。ご事情を整理するため、まずは将来的に必要になるお金についてお伝えします。まずお母様の将来的な介護費用ですが、そもそも介護費用はかなり個人差の大きい費用です。在宅か施設かでも大きく違いますが、ひとまず在宅なら月5~10万円、施設なら月20~30万円が一つの目安になります。また一応の介護期間の目安は、平均すると約5年です(最近では長引く傾向ですが…)。このため、在宅なら500万円あれば5年は持ちますが、不安ならもう500万円ほど準備すると良いかもしれません。その一方であなた様夫婦の老後資金も大切であり、2000万円という説もありましたが、実際には倍の4000万円は見ておきたいところです。厳しい部分もあるでしょうが、まずは冷静に客観的に現実を知っておきましょう。
そのうえで、ご質問についてお伝えします。まずお母様用の追加分500万円は、夫婦の現在の貯金で何とかなりますか?また夫婦に必要な4000万円は、「定年後も働き続ける」ことで相応に対処しましょう。一概にはいえませんが、仮に80歳まで働き続けられれば、あとは2000万円もあれば何とかなります。そして80歳までの約30年で2000万円を準備するとすれば一年あたり約67万円、月々6万円ほど貯金すれば足りる計算です。この計画での課題は2つあり、1つは夫婦の貯金から追加500万円を出すことへの旦那様の同意、もう1つは定年後の旦那様の仕事になります。お母様の件がなくても定年後も働く必要はあるでしょうが、働く意欲だけでは足りません。定年後に独立できるほどの技術や経験を身に着け、十分な再就職が厳しい場合は本当に独立する前提で準備しておく必要があります。そして夫婦そろって80歳を目標に働く前提で、これからがんばっていきましょう。
ご質問について、少し別角度でもお伝えします。もしかして、すでに不動産や株など何らかの「資産運用」を実行中なのでしょうか?経験があってもなくても、上記の理屈と絡めればまだ30年、その後も含めればそれ以上の運用時間を確保できます。余裕が少ない様子も見受けられますが世帯年収800万円なら、それなりに投資金も確保できるのではありませんか?早期に必要になりかねない追加分の500万円+αは手元に残し、残りの大半を投資に回せば、上記を上回る将来設計を描けるようになります。ご存じの通り失敗リスクもありますが、中には節税に繋がるものもありますから、勉強しながら挑戦していくことがおすすめです。いずれにしても、それなりに課題もありますがあなた様の場合、お母様の件を含めて十分に余裕のあるライフプランを描くことができます。旦那様と今後どうするかを十分に話し合い、改めて夫婦で協力しつつ未来に向かって励んでいきましょう。

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