こんにちは、婚活FP山本です。確かに、(おそらく年金のことと思いますが)もらえる時期が遅くなり、またもらえる金額は減り、さらにこの傾向は改善されるどころか悪化の一途との予測も多いといえます。一方で、定年後であっても節約には限度がありますから、やはり一番の対策は「定年後も働けるよう、または十分に収入が入るよう準備しておくこと」です。今のご年齢から考えれば、準備は十分可能かと思われます。定年後のパートのような簡単な仕事は、コロナで少人化・ロボット化・無人化が進むでしょうから、「とにかく働けば大丈夫」と考えるのは極めて危険です。ご注意下さいませ。
定年後には働けない可能性も相応にあるからこそ、老後資金2000万円問題が騒がれたように、それまでに十分に貯金しておくことが大切です。今は人生100年時代ですが、どのみち一般的に働けるのは(健康寿命上)80歳程度が限界になり、残り20年は貯金を取り崩す生活が基本になります。働けず、貯金もなくなり、年金などだけで生活できなくなったら、いわゆる老後破産になり、その後に待ち受けるのは「生活保護生活」が基本です。生活保護がどのような生活なのかは、一度ユーチューブなどで見てみて下さい。そして、そのような状態になりたくないと思われたら、そうならないよう懸命に準備に励みましょう。
ところで、まだお若いようですが、ご結婚は考えておられませんか?結婚は、したほうが幸せになれるものではありませんが、少なくとも共働きを前提に、「したほうが得しやすい」です。現役中の収入も二馬力になり、万一の時にも支え合え、老後の年金も二人分になりますからね。むしろ独身のまま生涯を生き抜くことは極めて困難であり、結婚は最高の老後対策といえます。相手があることなので、したくてもできないことも多いですし、したらしたで別の苦労や不満を抱くことも多いです。しかしそれでも結婚以上の老後対策は中々ないので、できないなら仕方ない反面、できるなら前向きに結婚を考えることをおすすめします。
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