老後に必要なお金の具体的な金額

男性50代 Koji Nagaoさん 50代/男性 解決済み

現在、契約の社員として仕事をしていますが、コロナパンデミック後のロックダウンにより正規の仕事は減ってしまい、現在在宅での仕事を補足としております。コロナ以前は年収1000万円程度でしたが、非常時のために貯蓄はしておりました。現在海外在住ですが、日本の年金は毎月欠かさず支払いしております。
数年後には帰国をして、自分でビジネスを始める準備をしております。不動産などの資産は有りませんですので、住居は賃貸になると思います。自営業者になると思いますので、いつ頃から”老後”としてのお金の運用を始めるべきか、又、例えば65歳から80歳ー90歳まで一般的な中流家庭の生活に、どれくらいのお金が必要なのか、とても不安に感じて追います。老後資金の2000万円問題なども話題になりましたが、実際老後に2000万円は必要でしょうか。年金は、受け取る権利が生じた際、すぐに受け取り始めるべきでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
国民年金を40年間加入した場合の年間受給額は約80万円です。この受給を70歳からスタートするように繰り下げした場合70歳から受け取る老齢年金は42%アップします。つまり受給額は約113万円です。賃貸住宅の居住地にもよりますが、単身者用であれば東京近郊で8万円程度ですから、毎月に生活費を15万円(公租公課含む)として月間で23万円、年間で276万円が必要となります。年金受給額との差額は163万円ですから90歳を寿命とした場合には3200万円が不足する事になります。あくまでも御質問者様が希望される中流家庭と言われるレベルでの計算です。これを2ランク程度下げた場合として計算した場合には、家賃を5万円とし生活費を10万円とすれば年間総額で180万円であり、年金受給との差額は63万円となり総額で1260万円が不足する金額として試算されます。
本来であれば日本在住者でサラリーマンであれば、厚生年金が加算されますから不足額は大幅に減少します。従いまして、海外在住の内に運用益が高い積立保険等を早期にスタートさせ、その運用益を加算したもので老後資金を準備しておくことが一般的ではないでしょうか。数年後に帰国された時に資産運用を始められても良いとは思いますが、日本国内では海外ほどの資産形成が出来る商品がありませんので、海外在住者の特権をフルに活用されることをお勧めします。
帰国後は、現在制度化されているNISAを活用することで、運用益は無税となっておりますが、掛金には上限が設けられていますから、短期に老後資金の不足分を埋めるだけの資産形成が出来るかは疑問です。資産運用の「長期、積立、分散」を原則として、計画的に資産形成に取り掛かることをお勧め致します。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

一般モデルに合わないプラン

ネット上にある生涯収入モデルから外れている場合のファイナンシャルプランについて知りたいです。基本的に提示されるプランは年金が十分にあり、福利厚生が高めの日本ではごく一部の人間に対するものを一般的、平均的とうたっているように感じます。仮にそうであったとしても死ぬまで働き続けるような生活設計では不測の事態に備えているようには思えません。ぎりぎりまで削ったプランというものがどういうものになるのか見てみたいです。

その他30代後半 手ぶらのロンさん 30代後半/その他 解決済み
佐藤 元宣 古戸 賢一 2名が回答

収入に合った保険のプランを教えて欲しい

主人にもしものことがあったら、私一人では子供を育てていけないので、今のうちに相談したい。貯金がどのくらい必要か、子供のために保険などに入っていた方がいいのか、学資保険、生命保険など、どれがいいのか知りたいです。今加入している保険で受け取れる保険金や、保証が、十分かとても心配です。もし、医療費がかかりそうなら、医療保険も検討したいです。保険料や貯蓄など今の収入でどのくらい貯蓄すべきか、保険料もたくさんは払えないので、収入に見合ったプランをオススメしてほしいです。

女性40代前半 norikaさん 40代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後の年金計画や投資による資産運用方法について知りたい

現在自由業のため国民年金には加入しています。ですが、もともと、会社に所属して正社員として働いて時期もあり、厚生年金にも加入していたことが数年有ります。しかしながら、将来的に年金として得られる金額は、厚生年金分を加えても、得られる額に限界があります。そこで教えて頂きたいのですが、国民年金に加えて加入できる年金制度がどれだけあるのか知っておきたいです。例えば、国民年金基金や、他にも、民間の年金保険などの将来的に得られる年金が増やせることが可能な制度について詳しく教えて頂けないでしょうか?と、いうのも、年々、現在支払っている年金の額は増えているようですが、果たして、年金をもらえる年齢に達した際に本当に満額を頂けるのか、知っておきたいです。また、老後でも継続してできる、おすすめの資産運用などについても教えて頂きたいです。例えば、株式投資や不動産運営など。お願い致します。

女性50代前半 kinmomoane0615さん 50代前半/女性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

リバースモーゲージの仕組みを知りたい

私は30代後半の年齢の会社員で、年収は600万円です。賃貸マンションで生活しており、妻と小学生の子供がひとりいます。ときおり、妻とは老後の生活について話し合っています。具体的には、老後の生活資金についてです。ぼんやりとしたシミュレーションをすると、どんなに頑張っても65歳の定年退職時に手元に残っている貯金額は2000万円には届きません。このため厚生年金を夫婦で受給するようになったあとは、貯金を少しずつ切り崩すことになりそうです。妻とは「老後が不安だね」と話しあっているのですが、あるとき、複数の銀行が自宅を担保にして高齢者にお金を融資し、所有者である高齢者が亡くなったあとは金融機関が自宅を処分することで、融資取引が完了するサービスがあることを知りました。リバースモーゲージというサービスらしいです。私たち夫婦も近年中に住宅を購入する予定ですので、老後にこのサービスを利用可能と想定しています。ここで相談なのですが、具体的なサービスの内容を知りたいです。リバースモーゲージの金利や、存命中に融資限度額いっぱいまでお金を借りきったあとは、自宅はどうなってしまうのかなどです。人生の最期は、自宅で終えたいと思っているため、詳しい内容を教えてください。

男性40代前半 rokumaru638さん 40代前半/男性 解決済み
水上 克朗 1名が回答

老後の生活についてお金や住まいについて聞いてみたい

老後資金は自分である程度準備が必要と言われたり、余暇などに大きく使わなければ生活はしていけると言われたり、あまり貯えのない我が家には悩ましい問題です。長年主人が厚生年金も収めてきましたのですが、ここへきて将来的に年金額は下がる一方など言われていて心配です。また、住宅ローンも退職時までには完済できそうですが、その後この家に住み続けるか、車を手放しても生活できる場所へ移るかなど、住まいについて考えた時に、住宅ローンの完済にばかり気を取られないほうが良いのかとも考えます。ローンが借りられる年齢のうちに住み替えを考えるのも手だと聞いたこともあります。老後の生活で、お金と住まう場所について考える基準のようなものが知りたいです。

女性50代後半 cong2_mei2さん 50代後半/女性 解決済み
前佛 朋子 1名が回答