素人でもリスクの少ない資産運用方法

共働きから子供の進学を機に退職しシングルインカムに変わりました。自宅にいながら少しずつでも貯蓄を増やしていきたいのですが、素人でもリスクの少ない資産運用方法はありますでしょうか。リターンが少なくてもいいので、ローリスクのものを選びたいと思っています。また貯蓄額にたいしての資産運用に回していいお金の比率も教えてください。
共働きから子供の進学を機に退職しシングルインカムに変わりました。自宅にいながら少しずつでも貯蓄を増やしていきたいのですが、素人でもリスクの少ない資産運用方法はありますでしょうか。リターンが少なくてもいいので、ローリスクのものを選びたいと思っています。また貯蓄額にたいしての資産運用に回していいお金の比率も教えてください。
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まずは、全くリスクが伴わない資産運用をみていきましょう。
元金保証の金融商品ということで、次の3つが考えられます。
なお、リターンはかなり少なくなります。また、③iDeCoは、60歳まで引き出せません。
①ネット銀行を活用する
2021年8月現在、メガバンクの普通預金の金利は年0.001%、定期預金の金利は年0.002%です。100万円を1年間預けても税引き後利息は普通預金で7円、定期預金で15円です。しかし、ちなみに、ネット専業の某銀行の定期預金の「1年もの」の金利は年0.12%(なんと60倍~120倍の金利)。1年後の税引き後の利息は956円です。その他、3年ものの定期預金金利は、0.20%、5年もので0.23%となっています。また、定期預金の優遇キャンペーンなどが行われているネット銀行もあります。なお、満期を迎える前に解約することは可能です。
②個人向け国債を購入する
銀行や証券会社の窓口で購入できる「個人向け国債」は、1万円からという手軽さに加え、国が発行しており、事実上元本割れしない安心感があります。 個人向け国債は、0.05%の最低金利保証があります。個人向け国債は、金利タイプと期間によって「固定3年」、「固定5年」と「変動10年」がありますが、低金利水準の現在では、今後の金利上昇局面に期待が持てるので「変動10年」が注目されています。なお、発行から1年経過以降に解約できます。
③定期預金積み立てで「iDeCo」を活用する
iDeCoは、積み立てるお金の運用先を自分で選んで、60歳以降に受け取る「じぶん年金」です。
最大の特徴は「節税メリット」にあります。掛金は全額控除となって毎年、所得税と住民税が軽減されます。そのうえ、運用益が非課税で、受け取りの際にも税制優遇があります
iDeCoには、投資信託(リスクあり)などで積み立てるイメージがあるかもしれませんが、運用先としては「定期預金」も選べるのです。資産を守ることを優先したい人はiDeCoで積立型の定期預金を選んで、元本割れリスクを避けながら(但し、手数料については要確認)、節税メリットを享受する手があります。
(例)40歳の会社員(年収440~650万円程度、課税所得330万円未満)が勤め先を退職する65歳までの25年間、毎月2万円ずつ年間24万円を積み立てた場合
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掛け金が毎年所得控除となって年末調整で還付される上に、翌年の住民税も安くなります。所得税(10%)と住民税(10%)の合計20%分、年間4万8000円分(=年間掛け金24万×20%)の節税効果があります。これを25年間続けるだけで、120万円の節税効果になります。ちなみに、定期預金の利息は、年利0.002%、25年で、1495円です。なお、最大のデメリットは、一度始めたら60歳まで引き出せません。なお、iDeCoには、勤務先で、確定拠出年金や確定給付年金等の制度がある場合は、掛け金に限度がある場合もありますので、確認してみましょう。
次に 、リスクはありますが、おすすめするのは④「つみたてNISA」(積み立てしかできません)です。運用益が非課税で、いつでも引き出しができます。対象商品は、金融庁が定めた「手数料の安いもの」に限られます。買う時の購入手数料は無料、持っている間にずっとかかる信託報酬も控えめなものがそろっています。投資初心者で、どのような組み合わせをしたらいいのか悩むという人は、インデックス投資信託のうち、バランス型に投資するのが良いでしょう。
なお、貯蓄額にたいしての資産運用に回していいお金の比率については、まず、「預貯金50%:投資50%」で様子をみたらいかがでしょうか。
おすすめとして、ネット上から、ネット証券会社に専用口座を開き、少額から投資(③「iDeCo」は月5000円から、④「つみたてNISA」は月100円から投資可能)をしてみたらいかがでしょうか。実践することで、自然と、投資能力が磨かれます。習うより慣れろです。慣れてきたら、徐々に、リスクとリターンの高い商品に変えたり、金額をアップしていけば良いでしょう。自分に合った投資方法が、必ずみつかると思います。
30代既婚女性です。夫の資産を運用したいと思っています。貯金主義だったので、同じ銀行に1000万以上入れてあります。保証は1000万までと聞いたことがあり、今の状態ではリスクが高いように思います。ですが、株式、定期預金、国債ではない投資法があればよいなと思っています。株式はリスクが高く、定期・国債は利回りが低そう、というイメージです。あとは投資信託とも思ったのですが、どこの商品を選べばいいのかわかりません。手数料が高いイメージもあります。保険などには入っていません。なにか積み立てとかにした方が良いのでしょうか。他になにかおすすめの運用先はありますでしょうか。宜しくお願いいたします。
今、妊娠中で産休をいただいている為なかなか貯金ができなくて困っています。低収入でも貯金する方法や、投資信託などお金を増やす方法を詳しく知りたいです。
私は現在、海外で働いているのですが、現地企業で働いているので給料は日本円ではなく、外貨で支払われています。外貨の貯金も現地の銀行で行っており、海外送金で、日本の銀行にお金を定期的に送ったりはしてもいません。現在は、日本円の収入はほとんどないので、いずれ日本に帰国することがあっても、日本円の貯蓄がない状況になります。いつどのように外貨を日本円にエクスチェンジすれば良いのか、よくわからないまま海外での生活をはじめてしまったもので、その辺の知識がほぼ皆無です。円相場のことなども詳しくないので、その辺りについても教えていただきたいのですが、外貨を日本円にエクスチェンジする際のアドバイスなどをいただけましたら幸いです。
同居の母親の年金と自分自身の障害者年金で生活しています。障害年金は2級を受給しており、治療中で体調を優先しなければならないのでフルタイムで仕事をすることができません。在宅ワークで内職程度の収入しかなく、貯蓄に回せる額も限られているので老後のことが不安です。今、まだ、母親が元気なのですが、母に入院や介護が必要になったりした場合のことを考えると、その時点で生活がままならなくなります。母の介護も他に頼れる人がないので、自分自身が体調を崩してしまうという不安もあります。何とか貯蓄額を増やして、将来に不安のない資産形成をしたいと考えるのですが、具体的にどんな風に投資を始めたらよいか暗中模索の状態です。ローリスクの投資について勉強したいと思います。
小生65歳で定年退職後3年経過しました。年収は夫婦の年金併せて280万程です。退職後資産運用(5~600万しかない)の方法を探るべくそういった関係の本を読んで研究してみたのですが、もう一つ踏み切れずに今日まで来てしまいました。実はネット銀行の口座をもっていまして、2年ほど前にオーストラリアドルの外貨預金(定期)の高金利につられて試しに20万程の定期預金をしました。ところがその後円高に推移してしまい、ずうっとマイナスとなっていました。最近持ち直してきてとんとん位になってきました。上がる下がるの見極めが出来ず気長に行こうと決めてはいたものの、初めての事なので心穏やかではありません。このドルもいきなり始めたもので、それまでのレートなど全然わからないまま飛び込んだので反省しきりです。そこで、2000万にはほど遠い預金なので、極めてリスクの低いもの(もちろん低リターン)での投資はないかご教授願いたいと思います。宜しくお願い致します。