子供の教育費用をどのような方法で貯めたら良いか教えてください

女性30代 ペケポンさん 30代/女性 解決済み

29歳、東京都在住の女性です。
私も夫も働いており、今までコツコツと貯蓄をしてきています。
現在、私と夫の個人の貯金、及び家族全体の貯金として、合計3000万円ほどあり、全て普通預金口座に入れている状態です。
また、今後も共働きを続けていく予定です。
また、今後5000万円以下の家を購入したいと考えております。
子供は公立小中高校、四年生大学までの教育資金を用意したいと思っています。
上記を踏まえて、子供の教育資金をどのように準備すればよいか迷っています。
自分で調べたところ、学資保険や外貨建て保険、積み立てNISAを教育資金用として運用するなど、色々な方法が出てきており、何が良いのかわからない状況です。
どのように教育資金を準備するのが良いのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
50代前半    男性

全国

2021/09/06

ご相談へのお答えは、この文章の最後に申し上げることにいたします。

前置きが長くなりますが、どうかお許しください。

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教育資金を準備するために、せっかくいろいろと調べても何が良いのかわからない状況に陥ってしまわれているのは、教育資金を準備することに限定してしまわれているからであるように思います。

そもそも、お金に「色」はついていません。

使途が教育資金であれ住宅資金であれ旅行資金であれ老後資金であれ、お手持ちの資産を一部でも無理なく運用して着実に増やしていきながら、必要なときに必要に応じて使っていかれれば、生涯にわたって特段の問題はないのではないでしょうか。

ご相談の文面からだけでは家計収支の全体像はわかりかねますが、世帯収入の1割程度を目安に、株式を主な投資対象とする「投資信託(ファンド)」という金融商品を活用して「積み立て投資」に回してみてください。

これからも世の中に欠かせないと考えられる企業を丹念にリサーチして選定しているファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、これから10年、20年、30年と長く続けていくことで、資産は時間を味方にして複利の威力で加速的に増えていくことでしょう。

なお、学資保険にメリットがあるとするなら、強制的に引き落とされていくため、少なくともその分だけは確実に貯まっていくことぐらいですが、一定の預貯金をすでにお持ちのご相談者さまにとってはあまり意味がないでしょうし、上述したファンドの積み立て投資を行っておけば、それだけで十分です。

外貨建て保険は、絶対に買ってはいけない商品です(ここでは深入りはいたしません)。

つみたてNISAにつきましては、期限の縛りがあるという制度上の問題により、もし売り時を意識してしまう事態になれば損をしてしまう恐れがあります。

積極的にはお勧めいたしませんが、投資の本質を理解された上で、上記で選んだファンドがたまたま制度の対象となっていれば、必要に応じて利用されてもよいでしょう。

以上、教育資金に限定せず、資産全体を無理なく増やしていくことをまずはお考えになられることが大切であることを、どうかご理解いただければ幸いです。

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最後に、「どのように教育資金を準備するのがよいのか」についてご回答いたします。

今後お住まいを購入される際に、なるべく手持ち資金を使わず、できる限り住宅ローンを多く組まれることで、教育資金を確保してください。

ひとまず最大期間(おそらく35年)、全期間固定金利で組みましょう。

住宅ローンほど、超低金利で長期間にわたって借り入れできる方法はありません。

全期間固定金利で組んでおくことで、今後突然金利が上昇するかもしれないリスクに対する「保険」になります。

すでにご相談者さまご夫婦は、今までコツコツとがんばってお仕事に取り組んでこられたこともあり、奥様がまだ20代であるにもかかわらず、一定の預貯金をお持ちでいらっしゃいます。

しかも、増え続けているのではないでしょうか。

当面はキャッシュをお手元にしっかりと残しておいて、子どもさんの教育資金にお使いください。

どのような手段でお調べになられたかはわかりかねますが、学資保険や外貨建て保険など、一見もっともらしく思える金融商品に安易に手を出すことには、慎重になられることが賢明です。

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