大学生に合う資産運用方法

男性20代 gen2021さん 20代/男性 解決済み

私は学生で、奨学金を借りています。大学卒業前までは、両親から金銭的支援をしていただけるので特に心配ではないのですが危惧しているのは卒業後です。コロナ後の就職難のことを考えると、ある程度いまから資産運用が必要なのではないかと思っております。
奨学金破産もよく耳にし、とても心配です。
とてもおおざっぱで申し訳ないのですが、大学生に合う資産運用方法が知りたいです。海外の高利子の銀行に預けるなど、最近は様々な手段を考えてはいるのですが、どれも危なく失敗のリスクが多いため心配です。
0リスクがいいわけではないのですが、低リスクで高リターンな資産運用方法はないでしょうか。また、私は今現在18歳でなにかと20歳以上などの制限が多く、18歳でもできるような運用方法が知りたいです。
拙い文章で申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/08/24

奨学金破産を危惧されているようですが、もし失業したり病気で働けなくなったような場合には、奨学金の返済を一定期間猶予したり減額したりする制度もあります。返済が厳しくなった時には日本学生支援機構に相談すべきです。(機構からの督促を無視していたりすると保証期間が強制執行にいたるまでの法的措置をとることもあります。)
因みに奨学金の返済が出来なくて破産する人の割合は0.05%程度で、日本全体の破産率0.06%よりも若干少ない程度です。

資産運用の方法ですが、低リスクで高リターンな資産運用方法というのは存在しません。
たまにそのような謳い文句で募集する金融商品があったりしますが、ほぼ詐欺と考えて差し支えありません。高配当を謳ってお金を集めて、そのお金を配当に回して・・・といったことを繰り返しているうちに破綻して、運営者は夜逃げします。投資したお金は戻ってきません。

以前私がある資産運用のセミナーに参加した時に言われたセリフなのですが、「最も間違いの無い投資先は自分自身のスキルだ」ということでした。そもそも大学進学というのは、大学4年間は学費がかかるけど、卒業後はより良い仕事が出来るようになるための投資期間なのです。将来のことを考えるのなら、今は勉強すべきです。私は大学出て30年近く経ちますがそれを思い知ってます。(もっと勉強すべきでした)

とは言え、投資についての知識を早いうちから持っておくのは悪い事ではありません。一番大事なことは、「株など高リスク高リターンの金融商品というのは、上がったり下がったりする」という事です。当たり前のことかもしれませんが、有望な株があるというので上昇している時に買って、値下がりし出したら耐えきれずに手放す、という人は非常に多いのです。長期的な視点で投資することが大事なのですがそれは理屈では身に付くことではありません。断言しますが、質問者様がいまそのような金融商品に手を出すと、必ず損します。(在学中にそのような投資を行って損を出し、退学して奨学金の返済に追われる・・という人も少なからずいるのです。)

私の知り合いでこの10年間に投資した資産を倍にした人がいるのですが、かれこれ20年くらい株をコツコツとやっていて、最初のうちは損ばかりしていたそうですが、株というのは上がったり下がったりするものだということがわかるようになって、株のテクニカル分析の手法を勉強しているうちに大負けしないようになり、その結果資産が増えたということです。(それでも勝ったり負けたりだそうですが)
別に実際に株を買ったりする必要は無いのです。例えば、自分が大学卒業後入りたいと思っている企業の株式関連の情報を収集して、毎日株価チャートを見ているだけでいいのです。5年10年すればそれぞれの株の値動きのクセが見えてくると思います。

とは言え、自分でも少しはお金を運用したいと思われることと存じますが、例えば電子マネーを使って貯まったポイントで投資信託を買うといったようなサービスもあります。私も使ってますが、昨年などは結構増えました。これなら仮に負けたとしても元々自分のお金ではないのでメンタルも傷つきません。学生のうちは大きな損を出したら人生が決定的に狂います。損をしない方法を考えましょう。

そんなのではなく自分は高リターンを求めているんだ、と仰りたいのかもしれませんが、資産を築いている人ほど日々の積み重ねを大事にしているものです。知り合いの個人投資家に儲かる秘訣を聞くと、毎回のトレードについて買った理由と、買ったり売ったりするタイミングを決めた理由と、負けた理由をビッシリとノートに書いて、それを何年も続けているということです。結果を出している投資家は絶対にそれを実践しているとのことでした。儲けようと思ったらすぐに結果を求めるのではなく、時間を味方につけるのです。

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