父が病気でリハビリが必要に。これから先どうすれば

男性50代 shige808265さん 50代/男性 解決済み

実家の父が悪性リンパ腫に倒れ、抗がん剤治療の結果、悪性リンパ腫そのものは完治しましたが、高齢のため、治療で奪われた体力は回復せずに、現在老人健康保険施設に入居して、自宅に帰るためリハビリをしています。本入所とショートステイを繰り返し、間に2泊程度の日程で自宅に帰ってきたりしてます。高齢のため、思いのほか、体力は回復しておりません。母も高齢のため、二人で暮らせるまでに回復しているとの判断は出来てません。こういった実家の状況やこれから先のことを考えると、自分や妻の老後の生活が心配になります。我が子にはこんな負担も心配も掛けたくありません。一方で有料老人ホームとなると、あまりに現実離れした高額なため、現実的には自宅売却などしなければ入所など考えられません。
可能な限り、貯蓄をして我が子には負担や迷惑はかけないようにしたいと思っています。無理なら可能な限り、最小限にしたいと思います。
そのために有効な貯蓄方法や公的制度の活用方法などをプロフェッショナルなフィナンシャルプランナーの方にアドバイスいただきたいとおもいます。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/08/14

ご相談いただきありがとうございます。
両親の介護が始まり何かと大変なこととお察しします。

最初は父親の方の今後の介護のことからお答えしましょう。現在、老健をショートステイで利用されているとのことですが、元々老健は短期の入所が前提の施設ですが、長期に入所に利用されるケースもあります。
現在、父親の介護認定はどの段階でしょうか。長期入所・看取りが可能な特養は要介護3以上で入所可能です。
費用負担も特養の方が少なくなります。現在利用されている老健のケアマネや自治体の地域包括支援センターと相談をして、特養入所の時期を検討されてはいかがでしょうか。

母親と自宅で居宅介護を受けるのもひとつの方法です。その場合は、ヘルパーに掃除、食事準備、買い物などを依頼することも可能です。リハビリが一段落した時点で検討するのが良いのではないでしょうか。

最終的には、両親が二人とも特養に入所という選択もあります。
あるいは、実家を処分して有料老人ホームに入所という選択もあります。年金額、自宅の評価額など全体としての最も良い選択を考えればよいのではないでしょうか。

あなた方夫婦の老後のことですが、子供たちの教育資金は終わり、あと10年以上は仕事ができると思われますので、その間に老後資金を積み立てるようにしましょう。
年金定期便で65歳から受給できる年金額の通知が毎年届いているはずです。これから掛ける分は反映されていませんが、それを目安にして将来の年金額と生活費の差額を見てみましょう。

お勤め先の退職金や退職年金の額を把握して、不足分を貯めることです。iDeCoという個人年金やつみたてNISAなど元金が増える形の積み立てが良いでしょう。
65歳から夫婦2人で2000万円必要という話がありましたが、公的年金と生活費の差額を、個人的に受け取れる退職金などで充当するのが基本です。もし不足すれば支出を減らすか、長く仕事を続けることで解決は可能と思われます。

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