高配当の米国株を放置する資産運用方法の落とし穴は?

最近SNSなどで資産運用についてよくあおられています。高配当の米国株を買いほったらかしておけば5%程度の配当がもらえ、複利運用すれば14年程度で場合になると言う情報が飛び交っています。確かに超長期的に見るとダウのチャートは右肩上がりです。だからといって確定している数字ではありません。この運用方法について落とし穴があるとしたらどんなことでしょうか。
最近SNSなどで資産運用についてよくあおられています。高配当の米国株を買いほったらかしておけば5%程度の配当がもらえ、複利運用すれば14年程度で場合になると言う情報が飛び交っています。確かに超長期的に見るとダウのチャートは右肩上がりです。だからといって確定している数字ではありません。この運用方法について落とし穴があるとしたらどんなことでしょうか。
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米国株式市場は長期で右肩上がりとなっています。日本株に比べて高配当株も多く、有効な投資対象であることは確かです。
一方で注意すべき点は、米国の株価指数に組み組まれている銘柄(算出銘柄)は日本と異なり、入れ替えが頻繁に行われることです。株価指数に組み入れられることでインデックス型投資信託の資金がその銘柄を買うことになります。そのため、定期的にまとまった資金が入りやすく、株価を押し上げる力となります。当然、この逆もあります。前日のように米株式指数構成銘柄は頻繁に入れ替えられます。ちなみに、NYダウ工業株30種平均(NYダウ)の構成銘柄で当初から残っている銘柄はありません(2018年6月まではGEが入っていたが、現在は構成銘柄ではない)。
これによる影響は軽微になるように調整されますが、ゼロではありません。チャートはスタートする時期で形が変わりますのでその点に注意も必要です。
また、上場廃止やM&A(企業買収)が頻繁に行われています。米国市場は日本市場よりも上場維持基準が厳しく、基準未達となった場合にはすぐに上場廃止となります。財務基準に対する目は特に厳しくなっています。その原因は2001年10月に発覚したエンロン社の不正会計事件(巨額の粉飾決算)です。株式購入のベースとなる決算報告が虚偽だったことは株式市場の根幹を揺るがす事件でした。これにより、財務に関する審査が厳しくなりました。当然、業績悪化もクローズアップされるため上場廃止も多くなっています。M&Aも同様と考えられます。
今後、問題となりそうなものはSPAC(特定目的会社)の上場です。俗に「空箱上場」と呼ばれています。米国では当局がメスを入れ始めたと聞きますが、今まで以上に注意が必要です。銘柄を選択する際には配当だけではなく、どのような企業かを調べることは重要です。
株式投資を現在行っているが、成果が出ておらず、投資した資金を毀損している状態である。投資信託に興味があり、一定の配当も期待できるが、どの投資信託に投資すれば良いか分からず、具体的に相談できる相手もいないためFPがこのような相談に対してアドバイスを頂けるのであれば相談をしてみたい。銀行などの金融機関に相談することも考えられるが、しつこい勧誘がその後の追加投資など営業を行ってくる点が利益相反していると思い、金融機関に相談はしたくない。FPの中でも得意分野不得意分野などあると思われるが、そもそも資産運用のプロ=FPなのかが分からず、相談相手が不在な状況。将来的に向かえる老後生活も今と同様の生活レベルを維持したいため、今のうちから積極的な投資を行うことで安心できる老後を迎え、子供たちに迷惑を掛けない生活を送りたい。
資産運用としてNISAなどよく耳にするので個人的に調べたり本をよんでみたりとするのですが、仕組みそのものや利益や損失など詳細な情報を知りたいです。ですが情報が多すぎて良くわかりません。私の家庭は転勤族のため主要銀行がない地域にも引っ越したりします。そういった場合でも資産運用した場合、収入も変化する可能性もあります。いろいろな家庭環境や地域環境でも資産運用として成り立ち活用できるのでしょうか?子供たちの将来も考えたりすると、普通に貯金するだけで大丈夫だろうかと考えているためいろいろ勉強中です。一般家庭が、大きな損失の危険性を伴わなくてもよい資産運用の仕方を教えて頂きたいです。また、貯金といっても種類があり金利の問題も考えるようになりました。お金の運用そのものについても知りたいです。
現在、将来に向けての資産運用のため、数種類の投資をしています。つみたてNISAは上限の満額、そのほか投資信託を数件、国内株式投資、海外株式投資、AI投資などです。それなりに成果をあげている部分もあり、満足をしていますが、現在、国内株式の比重が一番高いため、もう少しバランスを取りたいと思っています。その際、どのような投資に投資してバランスを取れば最良かを尋ねたいです。また、オススメの投資信託やETFがあれば、そのオススメの理由等も知りたいです。あと、AI投資もなかなか成績が良いため、手数料が高いと思いつつも続けています。AI投資を超える投資信託があればそれに乗り換えたいです。また、利益が少しずつ増えて行っていますが、投資で築いた資産の取り崩しのタイミングがわかりません。その辺もお聞きできたら助かります。
子供のためになるべくお金を相続できるようにしておきたいと思います。現金で貯めておいた方が良いのか、株や投資信託のまま貯めておいた方が良いのかが分かりません。相続税対策についても、年間で110万円まで非課税と聞いたことがあるのですが、毎年子供の口座に110万円を振り込んでいったら全て非課税になるのか分かりません。また、このような場合には必要な書類があるのかも分かりません。マンションの相続については、生前に子供名義に書き換えて贈与税を払うのか、仕事に相続という形をとって、相続税を払ってもらう方が良いのかも分かりません。マンションに子供が住んでいなかった場合には余分に税金が掛かるのかも分かりません。
30代になっても事務員という仕事柄、収入の低さに悩んでいます。転職するには若さが足りないのでは、と勇気が出ずにこの環境で過ごしている状況です。未婚・実家暮らしなので、多少の貯金をするほどの余裕はありますが、奨学金や車のローンの返済もあるので、資産運用などができるようになれば少しでも心の余裕が生まれるのでは…?と考えています。多額のお金が欲しいというよりは、何かあっても多少問題のない程度の資産の貯蓄ができればと思っています。しかし、資産運用の本を読んだりしても、自分にできるのか?と考えてしまい、一歩踏み出せない状況です。積み立てNISAなど長期的に将来を見据えて、素人でも始めやすい投資のコツを教えて頂ければありがたいです。