子供の教育費への計画的な積み立て

女性30代 ぱんだちゃんさん 30代/女性 解決済み

子供の将来の教育費のために少しずつ節約をし、学資保険にも加入しました。子供が将来どこで何を勉強するかによりかかる費用も違います。例えば、海外の大学で学びたいとなれば莫大な費用がかかります。できる限り子供の望む通り教育を与えていきたいと思っていますが、今からどの程度ずつお金を貯めると将来への教育費に困らないか。

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/07/02

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の基本的な教育費は、22年総額平均で1400万円ほど必要です。22年で平均的に準備するなら一年あたり約64万円、月5万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が必要です。仮に60歳まで30年ほど準備時間があるとすれば一年あたり約133万円、月11万円ほど貯金が必要になります。事情によっては、子供部屋が必要になる頃には相応の住居も必要かもしれません。まずは基本として、今後の必要なお金の相場観をしっかり知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。そもそも教育費を考える場合は、並行的に老後資金なども考えることが必要です。そして仮にお子様が1人でも、上記の通り基本的な教育費と老後資金だけで少なくとも月16万円ほど貯金が必要になります。教育費は半数以上の世帯が、老後資金は8割超の世帯が準備不足なので、まずはこの金額を確かに貯金することが大切です。ちなみにこの教育費は、中学までを公立、高校を私立、大学を日本の一般的な私立文系に進んだ場合の目安になります。お金には限りがあり、教育費以外にもお金は必要です。まずは全体的にバランスよく準備を心がけ、余裕があれば上乗せで準備をしていきましょう。

少し補足させて頂きます。節約しても貯金が足りない場合は、「年収アップ」が必要です。年収アップの基本は「出世か転職または副業」あたりになります。まずは夫婦で、できるかぎりの年収アップに努めるのも良いかもしれません。また老後資金については、「資産運用」で準備するのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約60万円、月5万円ほどで30年後に4000万円を準備できる計算になります。ただし、運用に回したお金は目先の教育費などには流用しにくい点に注意が必要です。いずれにしても、まずは教育費を筆頭に全体的なライフプランを考え、基本的なお金を計画的に準備するよう努めていきましょう。

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/07/02

ぱんだちゃんさん、ご質問ありがとうございます

お子様のために節約されておられるのは素晴らしいことですね。後はそのお金を効率的に持っておくことが大切です。

ただ現在学資保険に入られていますが、今後の教育費の上昇やかの上昇を考えると、そのお金が目減りしていく可能性が非常に高くなると思います。

お金の価値は常に変動しており、少しずつ目減りしていくものだと考えておかなくてはいけません。ですので今の金額で将来のお金を貯めたとすると、不足する可能性も出てきます。

例えば大学に進学する頃に500万円を準備しようとすると年間約28万円を積み立てていく必要があります。

ただ仮に18年間1%ずつ物価が上昇したとすると、額面では500万円ですが実質価値は約420万円になります。

そうなるとさらに80万円以上のお金をどこからか持ってこなくてはいけなくなり、ご夫婦の老後資金の準備ができなくなることも考えられます。

逆に500万円の価値を維持しようとすると18年後には約600万円を準備しておく必要があり、運用せずに同じ金額を積み立てていても不足するので、最低でも年利2%の運用利回りで運用しなければならなくなります。

現在は NISA という制度もありますので、お子様の望み通り進学をお考えであればしっかりとお金についても考えておきましょう。

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