投資信託のやり方について

女性40代 sayakyameさん 40代/女性 解決済み

投資信託や、NISAについては名前くらいは聞いたことがあるし、うまく運用で着れば家計にもプラスになるという印象はありますが、実際にはなかなか敷居が高い感じがして手が出せていない状況です。現在3児の子育て中で、将来の学費等、お金は貯めたい来たいと思っているものの、学資保険等の利率も下がってきておりあまり魅力的に感じない今日この頃、やはり投資信託やNISAにも挑戦していく必要があるのではという思いもあります。ですので、将来に向けた資金形成のための基本を知るような機会があったらいいなと思っています。本屋などで様々なものを取り扱っているものの、その本もどれを選べばいいのかわからない状況なので、本当に基本のきの部分を知れたらいいなと思います。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    男性

全国

2021/03/09

お金を「貯めること」と、「増やすこと」には、大きな・大きな・大きな違いが存在しています。
 三度も「大きな」と繰り替えし記載する理由は、「お金を減らさない」という安全性と「お金を増やす」収益性は、大変不仲で「喧嘩ばかりしている」と例えられるからです。
 お金を減らす可能性を排除して、もうけたいという願望はだれしも抱くのは不自然なことではありません。いわゆるローリスク・ハイリターンという概念が該当します。
 資産運用の世界では、儲けと損失は表裏一体です。ローリスクではローリターン、ハイリスク・ハイリターンの肝に銘じることが「イの一番」だと思います。
 そもそも、リスクおよびリターンの源泉を知らずして「お勧めの金融商品に手を出す」という行為は、飛んで火にいる夏の虫になり兼ねません。
 同時に損失の原因を気にする方が多いようですが、「なぜ収益が得られるのか?」という疑問も併せて持ち続けましょう。
 資産運用に関する経験談の中には、「損した原因は、推奨した営業マンに調子のよいことを言われた」と言い、他方「儲けた成果は、自分の判断の成功」という笑えない笑い話があります。
 この経験談は、人情的には同意する方が多数であると思いますが、資産運用の心構えとしては、「損の原因は自分の判断ミス」であり、「儲けは情報を提供してくれた人のおかげ」と考えられるようにしましょう。
 つまり、多角的な情報源を持ち、判断できるようになることだと思います。難しい勉強は必要ありません。なぜなら、いくら勉強して知識を得たとしても、誰にも未来の出来事を予知することはできないからです。最低限の専門用語に慣れ、情報を自分なりに理解すればよいと思います。
 資産運用の勉強方法ですが、新聞を読むことから始めてみてはいかがでしょう。スマホニュースでは、情報の出どころが不明というケースも皆無ではなく、読み手の興味のある記事に偏ってしまいがちですのでお勧めしません。
 取引等にかかわるテクニックを指南した書物・情報も参考になる場合もありますが、基本は、資産価格の変動要因を知ることだと思います。
 例えば、資産運用手段の一つである株式投資における株価は、その会社の業績や利益、利益配分、成長性などの株式会社独自の原因のみならず、業界の動きや期待、国内・海外の経済動向、政治情勢、為替、テクニックに起因した需要と供給でも変動します。場合によっては、天変地異をきっかけに株価の下落(直近ではコロナショック)が起こることも稀ではありません。
株価の変動要因のみならず、債券、為替、不動産運用等、資産運用手段・ジャンルを問わず新聞記事は、情報源の宝庫であると考えています。
ちなみにご質問にあるキーワードの投資信託とは、たくさんの購入者から集めたお金をまとめ、株式や債券などに分散して投資する金融商品です。他方、NISAとは金融商品ではなく「少額投資非課税制度」という税制優遇制度の愛称です。この違いを知ることも大切な第一歩であることは間違いありません。
興味を持つことは素晴らしいことだと思います、新聞記事を読むのと同時に投資に関わる「気になる(聞いたことのある)キーワード」を調べてみるのも基本だと思います。

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