老後に必要な費用は、パターン別にいくらなのか。

女性20代 walnuth80830さん 20代/女性 解決済み

老後に必要なお金について、2000万円だというサイトもあれば、3000万円と記載されているサイトもあり、いくらあれば良いのか、はっきり言ってよくわかりません。
将来に向かっての計画を立てたいとは思うのですが、例えば何歳から収入がなくなった場合いくらぐらい必要なのかであったり、どのくらい質素もしくは豪勢に過ごせばいくらぐらい必要なのか、などパターン別に教えていただけると嬉しいです。
また、独身や既婚によってどのような違いがあるのかも気になります。
また、それだけを貯められなかった人たちが、例えば生活保護を受けることになるのかであったり、ホームレスになるしかないのかであったりなど、どういう風になってしまうのかも気になります。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

老後に必要なお金ですが・・・リタイアしてからはオープンカーを乗り回し、豪華客船で夫婦で世界一周に出かけるような人もいれば、老後もパートで働いて食べるのが精一杯という人もいます。
70手前でお亡くなりになる方もいれば、100歳を過ぎても健在な方もいます。
ちょっと前に報道された「貯金2000万円必要」というのは、そういった人たち一切合切を合算して算定した数字から割り出した平均の数字です。
あと50年後には更に寿命が伸びているかもしれませんし(昔は50過ぎたら老人扱いだったのです)、インフレで物価も収入も10倍くらいになっているかもしれません。2000万円という数字は実際には全然使えません。
では、老後に向けてどう備えるべきかについて少し書いていきたいと思います。
「人生三大出費」と言われるものがあって、「老後」はその一つですが、「住宅」「子の教育」も一生の中で大きな出費になります。この3つのうち2つが重なるとかなり厳しいです。多くの人の場合、30代後半から50歳過ぎくらいまでの間は、住宅ローンの返済と子どもの進学が重なり家計が苦しくなります。そして、これが終われば収入が多少落ちたとしても家計はゆとりが出来ます。
しかし、60を過ぎてこの二つのうち1つでも残っていたらどうなりますでしょうか?(多くの会社は60で再雇用となり給与が大幅に減ります)
もしこれから結婚などを考えておられるようでしたら、そうならないようなライフプランを早い時期に考えておくべきです。例えば結婚相手が40過ぎで、それから住宅ローンを組んで家を買ったり出産するということになったら20年後はどうなっているのかを想像してみてください。住宅ローンも子育ても早く終わればその後は老後に向けての貯金が出来るのでゆとりができます。

独身の場合は、、お金よりも他のことで色々な問題があります。親と同居している場合人間関係とか、一人暮らしの場合にはメンタル面の問題とか。

なお老後生活ですが、住宅ローンを払い終えた、親と同居している、空き家を借りてかなり安い家賃で住んでいるなど、住宅関係のコストが無ければそれほど苦しい生活になることはないと思います。
食べてくだけで精一杯でやりたいことも出来ない、という姿を想像されるかもしれませんが、年を取るとそもそも食欲や異性にモテたい欲とか遊びたい欲とか色々な欲望が衰えますので、若い人が思うほど惨めではないものです。ホームレス・・・むしろこれから地方では場所によっては半分が空き家になるというような衝撃的な予測もあるくらいですので住み手を探しているくらいですよ。
生活保護・・・・そもそも日本で今の年金制度が出来たのは昭和30年代です。それまでは①そもそも早死にする②老後は親族が面倒を見る③生活保護 だったのです。今でも住民税非課税世帯には色々補助制度とか負担免除の仕組みがあります。多分将来も生活保護世帯は増えないのではないでしょうか?

コロナの前には喫茶店で仕事をすることが結構多かったのですが、ご高齢の方が大声で話す話題としては、孫自慢、親族知人の批評(悪口?)、そして病気のことです。本当に備えておかなければいけないのは友だち作りと健康の維持です。

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