住宅ローンの繰上げ返済について

男性40代 たけぼうさん 40代/男性 解決済み

住宅ローンの繰上げ返済は、した方が良いでしょうか?30代前半の女性です。今年住宅を購入し、ほぼフルローンで組んでいます。35年で組んでいるので、支払い終了が60代前半になります。今後余裕が出たとき、今後余裕が出たとき、ローンの繰上げ返済をするべきでしょうか?それとも、貯蓄に回すべきでしょうか?現在は夫と2人暮らしなのですが、将来的には子どもを持つことも考えています。子どもができたら、出産費用や教育費用など何かと入用だと思います。実際手元にどれくらい残しておけば良いかわかりません。私としては、住宅ローンを早く返し終わりたい気持ちが強く、できるだけ繰上げ返済をしたいです。しかし夫は、今後何があるか分からないから、手元に残すべきじゃないかと言っています。何せお互い金融知識に乏しいので、どうすれば良いか分かりません。宜しくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
40代前半    男性

全国

2021/06/10

ご質問の件について、結論から申し上げますと、質問者様世帯に限ったことではありませんが、住宅ローンの繰上返済資金も子供の教育資金もいずれも今から準備しておく対策を立てて実行していただくことで足ります。

ちなみに、質問者様が思い描いている住宅ローンの早期完済に対する考えもご主人が思い描いているまとまったお金を手元に残しておく考えもよくわかります。

そして、どちらの考え方も世帯のお金を考慮する上で真っ当な考え方であるため、どちらも実現するように努めていただくことで丸く解決するのではないでしょうか?

いずれか一方に偏った考え方で世帯のお金を考えるのではなく、世帯全体と将来のお金の流れを考慮して対策を取ることがとても大切です。

たとえば、ご主人は、子供が誕生した時の教育資金準備に備えて、今から積立を開始し、質問者様は、住宅ローンの繰上返済資金準備に備えて、今から積立を開始するのように、将来の目的を持って積立を実行されてみることをおすすめします。

この時、積立をするのであれば、積立預金をするのではなく、つみたてNISAを活用した積立投資で積立することをおすすめします。

この理由は、積立預金をするよりも、将来資産形成される金額の期待値が全く異なり、つみたてNISAを活用した方が、圧倒的に大きな金額のまとまったお金を準備しやすいからです。

また、決して悪い意味ではないと前置きさせていただきますが、仮に、子供を授かることが無かった場合、子供のために今から準備している教育資金は、夫婦の老後資金へ変化させることができます。

これに加え、夫婦がいずれも積立したまとまったお金を住宅ローンの繰上返済に活用することもできるでしょう。

つまり、今から将来の目標に備えて積立準備したお金は、世帯のライフイベントや変化によって柔軟に変えることができるわけであり、どのように変化したとしても、まとまったお金がプラスに働くことは確かです。

このようなことから、改めて夫婦で家計の見直しと再確認を行っていただき、無理なく積立していける金額は、いくらなのか話し合っていただくことをおすすめ致します。

積立投資は、長い時間をかけて継続して積み立てすることで、大きなお金を準備できる期待値が高まるため、早い時期から始められることが、結果として、今回の疑問を解決できるきっかけになると思われます。

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