2021/05/24

保険全般についてわからないことだらけです。

女性20代 jasuminn2000さん 20代/女性 解決済み

私は今のところ完全に親の庇護下にある無職の身なので、保険に関することも全くのノータッチでここまで生きてきました。しかし、私ももう20歳になって一応は成人している大人なので、それなりに保険のシステムを知っているべきなのではないかと考えるようになりました。このコロナ禍のご時世でいつ何があってもおかしくないから、その時になって困ってしまう前に保険についてあれこれ教えてほしいなと思いました。テレビのCMではたくさんの保険会社がメリットを伝えているし、保険見積もりとか保険見直しのCMもよく観るけれど、私にはどの保険が自分に合っているのかとか本当に基本的なことが何も分からないので何から手をつけていいのか非常に困っています。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 保険全般
50代前半    男性

全国

2021/05/24

保険のシステムは、超簡単です。

単に助け合いの仕組みに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもありません。

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仮に、20人のメンバーで構成されるサークルがあるとしましょう。

向こう1年間のうちに、不運にもコロナウイルスに感染した人がお見舞金を受け取れる「互助会」のような仕組みをつくることを、サークルのリーダー格の人が思いつきました。

あくまでも善意です。

拠出金は、一人につき500円です。

20人いるので、1万円集まります。

1年後に、その1万円を原資として、感染人数に応じて均等にお見舞金を受け取ることにしました。

結果、幸い一人も感染しなければ、拠出した500円が全員に戻されます(1万円を飲み会に充当しても、翌年に繰り越してもいいです)。

5人感染したら、一人2,000円を受け取ります。

10人感染してしまったら、一人1,000円です。

20人全員が感染すれば、一人500円となります(500円を支払って500円を受け取るということですね)。

要は、あくまでも集めた1万円の範囲内で、お見舞金が支払われるということです。

これこそが、保険の仕組みです。

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ところが、この例では取りまとめ役のリーダーの善意で運営されていますが、民間保険会社の保険商品の場合は、(開示されていないため正確にはわかりませんが)集めた1万円から3割(3,000円)程度が保険会社の運営費として差し引かれ、保険金として充当されるのは残りの7割(7,000円)程度にとどまってしまうイメージです。

だから、みんなが支払った貴重な保険料を使って、CMがガンガン流されるわけですね。

ここからわかるように、民間保険会社の保険商品には、できる限り加入しないに越したことはないのです。

加入者にとって、不利なのです。

しかし、必要な場合はあります。

それは、預貯金では対応することが困難な、保険でしか備えることのできないリスクに対する保険です。

具体的には、子どもさんができた場合の、残されたご家族の生活費の保障です。

数千万円単位で不足する場合があります。

これに対しては、定期保険またはその一種である収入保障保険を活用して備えてください。

一方で、少なくとも独身であるご相談者さまが生命保険等に加入されることは、望ましくありません。

日本では、社会保障が充実しています。

どんなに大きな病気をして多額の医療費がかかっても、自己負担額に上限が設定されているのです。

さまざまなリスクに備えるには、保険会社に保険料を支払うのではなく、ご自身の口座にコツコツと積み立てて対応されることが基本であるということを、まずはご理解ください。

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