そもそもペット保険はお得なの？損？

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

飼われているペットの年齢が11歳以上である場合には、ペット保険に新規で加入出来来ない場合があります。つまり、人間と同様に病気に罹るリスクが高まるためです。但し、継続加入は認めれるケースが多いですから、年齢が若い内から加入されている方は意外と多いようです。

確かに、健康であれば加入の必要はありませんが、ペット保険は健康な状態でなければ加入することは出来ません。また、人間のように健康保険もありませんし、高額医療費制度による自己負担額の上限もありません。更に、動物病院は、独占禁止法によって診療費を統一化することが出来きませんから、動物病院個々によって診療費が変わってきます。従いまして、癌などの高度医療を必要とする手術などは、専門の病院による対応が必要となり、当然に治療にかかる費用も高額となるケースも多いようです（30万円以上）。

また、慢性疾患の場合には、週に何度も通院させなければならず、月間の費用を数年にわたり負担することは、家計にも大きく影響を与えます。

そのような場合には、月額千円台から治療や手術に関する費用の50％を保障してくれますし、月額3千円台であれば、70％までの保障をしてくれるペット保険もあります。

確かに、人間と同様な医療保険料となりますが、人間の寿命の1/4ほどを一緒に過ごすのですから、現代のペット診療の高度化に合わせて、保険を備えておくことは決して無駄ではありません。

選択肢としては、保険対応が動物病院の窓口で行うことが出来る保険会社を選択されることで、後日の保険請求の手間を省くことが出来きますから、パンフレット等を良くご覧になられて、保険料に惑わされることなく選択をなされて下さい。