節税できる方法を教えて欲しい

女性40代 hajime2020さん 40代/女性 解決済み

30代の夫婦二人暮らしです。
夫:会社員
妻:コロナの影響によりパート先が休業になり、現在は専業主婦

主人は健康が取り柄の人で、今まで生命保険には入っておりませんでしたが、最近あるきっかけで保険に加入しました。
そのきっかけが、「節税になる保険」というキャッチコピーでした。簡単に言うと、保険に入るだけで、所得税や住民税が節税できるというものです。
他にもよく耳にするのが「ふるさと納税制度」を使った節税だと思いますが、恥ずかしながら自分が知っていたのはふるさと納税によるものだけで、他の節税対策というものは知りませんでした。

ここに列挙したもの以外にも節税できるものがあるのでしょうか。日本に住んでいると、何かと税金がかかるので、少しでもおさえられる方法があれば教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、節税対策を考えるのであれば、ご主人が「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に加入するのも効果的だと考えます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、将来の老後生活資金を準備しながら、掛金が所得控除の対象となるため、節税対策として効果的です。

なお、質問内容からご主人は「会社員」であることが確認でき、iDeCo(個人型確定拠出年金)で拠出することができる掛金は、以下のように決まっております。(令和2年現在)

1.勤務先に企業年金がない場合:月額23,000円(年額276,000円)まで
2.企業型確定拠出年金に加入している場合:月額20,000円(年額240,000円)まで
3.確定給付企業年金または厚生年金基金と企業型確定拠出年金に加入している場合:月額12,000円(年額144,000円)まで
4.確定給付企業年金または厚生年金基金のみに加入している場合:月額12,000円(年額144,000円)まで

上記1から4のどれに属するのかは、質問内容からわかりませんが、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入し、上記掛金の限度額まで拠出した時の節税効果は大きくなると考えられます。

なお、2または3の企業型確定拠出年金に加入している場合で、規約により個人型確定拠出年金に加入できないルールが設けられている場合があるため、手続き前に勤務先へ必ず確認しておくことが望ましいと言えます。

参考:iDeCo公式サイト iDeCoをはじめよう
https://www.ideco-koushiki.jp/start/

奥様は、掛金による節税効果が期待できない点に注意

税法上、iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金は、「小規模企業共済等掛金控除」として、1月1日から12月31日までの1年間で支払った掛金の全額が所得控除の対象になります。

ただし、iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛金の控除が本人のみ対象となる点に注意が必要です。

したがって、専業主婦である質問者様がiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入したとしても掛金による節税効果が期待できない点に注意が必要と言えます。

【参考情報】国民年金保険料の免除または未納がないかどうかを確認

こちらはあくまでも参考情報であり、継続的な節税対策にはなりませんが、ご主人や質問者様が、過去に国民年金保険料の免除期間や未納期間がある場合、それを追納することによって、支払った金額の全額が社会保険料控除の適用対象となります。

こちらは、iDeCo(個人型確定拠出年金)とは異なり、たとえば、質問者様の国民年金保険料を追納した場合、ご主人が社会保険料控除として適用することができ、本人でなければならないといったことはありませんので、機会があれば確認されてみるのも良いでしょう。

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