積立NISAについて教えてください。

男性30代 lance-28さん 30代/男性 解決済み

積み立てNISAについて聞きたいです。
まず仕組みを聞きたいということと、成り立ち、、、国の政策?で始まったことだという事ですが、それは自分達の世代になったら年金がなくなる、もしくはかなり減少するということですか?
積み立てNISAのMAX額の40万を毎年稼いだ場合その年金分が補填されるのかを聞きたいです。
また、保険についてですが、例えば車の保険であれば、ネット型の方がかなり安価に設定されているが、それは単純に保険屋さんを通さないで行うので、事務手数料がかからないということだけですか?
それだとネット型以外の旧型の保険だと事務手数料をかなりとられていたことになりますが、それだけではない気がします。
事故の時の対応の速さの違いもあるとは思いますが、それはネット型でもそんなに遜色ないような気がしますのでそこを聞きたいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/11

2点について回答させていただきます。

つみたてNISAの仕組みについてはある程度ご理解されているようなので細かい点は割愛させて頂きますが、長期の資産形成を目的とした「長期・積立」投資をメインとした仕組みです。運用対象銘柄は金融庁で選定した投資信託・ETF(上場投資信託)に限定されています。拠出額上限は年間40万円(月額平均3万3000円程度)となっています。同じような制度にiDeCoがありますが、iDeCoが60歳以降まで引き出せできませんが、つみたてNISAは引き出しが自由になっています。その代わり、税制優遇は運用期間中の収益や配当のみ非課税となっています。
つみたてNISAは老後の資産形成を目的として始まった制度ですが、年金がなくなることを前提として始まった制度ではありません。よく「年金が破綻する」と聞きますが、現行制度が維持される限り年金の破綻はありません。将来の年金受給額は不明です(減ることは間違いないと思います)が、現行制度では、現役世代手取り収入(ボーナスを含む)の50%以上と定められているため、現行から2~3万円ていどの減少にとどまるのではないかとの楽観的な見方もあります。
つみたてNISAはNISAの積立に特化させた制度として誕生しています。NISAは政府の「貯蓄から投資へ」の政策を基に始まった制度ですが、個別株などの一括向けとしての色合いが強く、資産形成のは不向きな制度となっていました。欧米諸国における資産形成の中心は投資信託の積立で、NISAの期間10年では短く、積立であるため少額から行える制度が必要だったからです。そこで長期の積立運用に特化した制度として「つみたてNISA」が作られました。
また、iDeCoの管轄官庁は厚労省になります。そのため、金融庁が自分の庭を荒らされないように作ったという声も聞かれます。監督官庁が異なるのでつみたてNISAには年金という概念がないため、いくら儲けても年金が補填されることはありません。縦割り行政の弊害がここにもあります。

保険料についてですが、基本的に事務手数料(含む保険会社の人件費)の差と考えて間違いではありません。また、以前は自動車保険であればリスク細分(走行距離が少ない方が事故にあう可能性が少ないため保険料を割り引く)や生命保険であれば非喫煙優良体(たばこを吸っていない、メタボではければ病気になっる可能性が少ないため保険料を割り引く)などの割引制度もありませんでした。それらの差が保険料の差になっています。
事故対応について自動車保険の場合、大手とネット型でも変わらなくなりました。以前は対応が不安ということがネックでネット型を敬遠する傾向がありましたが、会社もその辺の事情は把握しており、改善されています。
個人的に15年以上ネット型を使っていますが、不便を感じたことはありません。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

投資信託に再チャレンジしたい

40代主婦です。10年ほど前に投資信託にチャレンジして、損をしてしまいました。1銘柄100万円で始め、最終的に計算してみると20万円ほどの損失になりました。この時は。お金が必要になったため仕方なく解約しました。今回は、利益が出るまで気長に運用したいと思っています。銘柄は複数選んだ方がほいのでしょうか。それとも一つに絞った方が利益は期待できるのでしょうか。今回は損をしたくありません。もし、損が出ても長く待って価格が上昇するのを期待したいです。コロナで経済の見通しが立ちません。だからこそ、新しいことにチャレンジしたいのです。株式投資は知識がないため考えていません。投資信託は知識がなくても始めることができるし、安心感があるからです。

女性50代前半 あかりん3さん 50代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

人生における投資との付き合い方

30代の金融機関職員です。現在、岡山県に一軒家を購入し、住宅ローンを支払っています。相談したいのは、人生における今後の投資との付き合い方についてです。私の家族構成は、私と妻と小学3年生になる子供と3歳になる子供の4人です。収入は私の給料のみ。年収が500万円程度で、4人で生活するとちょうど無くなる程度です。仕事柄、年金額が減少している最近の経済情勢に将来の不安を感じております。最近、お小遣いで投資信託を始めまして、投資全般に興味を持っています。預金をコツコツというのも良いのですが、効率良く貯めていく事が出来、ゆくゆくは不動産投資なども視野に入れて…と色々な構想をしています。職業柄、副業にあまり理解がない職場であり、すぐに取り組みにくい自身の状況なのですが、今のうちに小銭と知識を蓄え、今に投資による収入を増やしていきたく考えます。FPさんの目線から見て、おすすめの投資方法・投資資金の貯め方のコツなどお聞かせいただければと思います。

男性30代後半 ヤスさん 30代後半/男性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

株式投資は知識がないとできないのか?

自分は、毎月少しずつではありますが、銀行に貯金していっています。しかし、銀行に貯金していっても、金利が少ししか付かないので、なにか投資をした方が良いかなと考えています。自分的には、「株式投資」がいいかなと思っているのですが、知り合いに相談すると、「株に手を出すのはやめた方がいい」と止められました。止められた理由は「知識もなく、株式投資をすると資金がなくなってしまう」というものでした。自分的には、株式投資を楽観的に考えており、「株価が下がっても株主優待が貰えたらいいや」と考えています。FPに質問です。株式投資は知識がないとできないものなのでしょうか?あと、株式投資は他の投資と比べてもリスクが高いものなのでしょうか?よろしくお願いします。

男性40代前半 なんだかなぁさん 40代前半/男性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

赤ちゃんの名義でジュニアNISAを申し込んだ時のメリット・デメリットは?少額でも積み立てて良いの?

積み立てNISAに興味があり調べていたところ「ジュニアNISA」という制度があることを知りました。我が家には2020年に産まれた1歳の子供がいます。子供の将来のために少しでも多くのお金を残しておきたいと考えています。家計がギリギリなので毎月1000円~5000円ほどを子供用として貯金しています。ジュニアNISAは口座開設者が18歳になるまで払い出しができないというのは調べたので、我が家の場合は今年口座を開設したら17年後の2038年まで積み立てたお金は崩せないということで合ってるでしょうか。お金を引き出せるのがかなり先の話になるので、万が一急なお金が必要になった時はジュニアNISAだと引き出せないので普通の銀行口座を作ってそこの定期預金に入れた方がいいのか迷っています。赤ちゃんの名義でジュニアNISAを申し込んだ時のメリット・デメリットは何でしょうか?毎月1000円~5000円ほどだと普通預金への貯金とジュニアNISAへの積み立てどちらが適切でしょうか?

女性30代後半 チョココッペさん 30代後半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後資金の資産運用の出口戦略

老後資金としてつみたてNISAとideco、月に数万円の投資信託をやっています。夫婦2人暮らしで子供はいません。夫は10歳年上で私は現在40歳です。正社員で働いているので収入がある限り投資信託を積立る予定です。引退して年金暮らしとなった場合、どのように引き出していくのが良いのか、どのような引き出しかたがあるのかを相談したいです。まだ今後20年程は貯蓄するだけなので、引退後いわゆる出口戦略というものを全く意識していません。積立てるにあたってはその時最適でない方法を取っていたとしても、より良いものに軌道修正をすれば良いという考えです。しかし、残高が減少していく段階になるとそうゆったりと考えてもいられないと思います。余裕のあるうちに自分に合った運用した資産の使い方を知りたいです。

女性40代前半 shimane_yamaさん 40代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答