これからの老後

男性40代 takuma4410さん 40代/男性 解決済み

今現在30代、会社員、年収約500万円、未婚、一人暮らし。
老後資金2,000万円という発言があったが、老後にはどれぐらいの預貯金があった方がいいのか。
会社では特に企業年金とかもしていなく、個人確定年金、財形なども特にはおこなっていません。
なにか制度を利用してお金を貯めたほうがいいのか。
どのような制度があるのか。実際に老後資金はどれぐらいあったほうがいいのか。生活資金にはどれぐらい必要で医療費はどれぐらいあればいいのか。介護費用はどれぐらい必要になるのか。もし施設に入るならばどれぐらいの資金が必要なのか。1階部分の基礎年金と2階部分の厚生年金は実際どのようにしてもらえて、どのようにいつから申請すればいいのか。
老後も働けるならば働いた方がいいのか。
生命保険は入り続けた方がいいのか。退職金の使い道はどうしたらいいのか。
他にも年金にはどのような種類があるのか。
老後の収入支出はどれぐらいで見積もればいいのか。
今と老後ではどれぐらい生活レベルをかえるべきなのか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/04/30

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。仮に60歳まで20年ほど準備時間があるとすれば一年あたり200万円、月17万円ほど貯金が必要であり、十分に貯められそうにないなら何らかの対策が必要といえます。なお、老後資金の考え方の基本は「生活費-年金額×無職期間」です。つまり、年金では足りない生活費を定年後の無職期間分、必要と考えます。ちなみに年金の平均額は月14万円ほど、無職期間は30年程度を見ておくのが基本です。まずはこれらの基本について、しっかり知っておきましょう。

続けて、お伝えします。老後の生活費というのは、多くの場合で現役中と大差なく、極端に下がるようなことはまずありません。また、未婚のままなら老後は独居老人が確定ですから、できれば介護費用(目安は500~1000万円)も準備しておきたいところです。一方、老後資金準備が不十分なら老後も働く必要があるものの、働けば良いというものでもありません。そもそも定年後は働き口が見つからないことも多く、仮に再雇用などで見つかっても収入は新卒並み、バイト代程度ということも多いのが実情です。しかも、65~70歳程度が限界になります。対処も限度がありますから、なるべく現役中にできる限り備えておきましょう。

少し補足させて頂きます。結局のところ、老後資金準備の基本は「節約と収入アップを元に貯金すること」です。上記の月17万円を目安に、必要なだけ貯金できるよう対処する必要があります。そして節約はともかく、収入アップの基本は出世か転職です。出世が厳しそうなら転職が必要ですし、年齢や経歴的に転職も厳しい場合は「独立」を考える必要があります。ちなみに独立なら定年がありませんから、相応の実力さえ身に付ければ老後も長く稼ぐことが可能です。またリスクはありますが、貯金を「資産運用」で増やすのも一つの手段になります。まずはライフプランを元に必要な貯金額を計算して、それを達成するための手段を考え、実行していきましょう。

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