老後に2000万円必要と言われていますが、海外旅行や今まで通りの生活をした場合、本当に必要な資金はどれぐらいになりますでしょうか。

女性40代 moritaさん 40代/女性 解決済み

老後に必要な資金は2000万円と言われていますが、海外旅行が大好きなので節約しながら生きている間に世界中(196カ国)へ旅行したいと考えております。この場合、どれくらいお金を貯めれば、お金に困らず生きていけますでしょうか。また親が高齢で今のうちは動けますし、自分のことは自分でできる状況です。将来的にはお金がないのでいわゆる老人ホーム的なところに入れてあげることはできないです。その場合、テレワークをしながら介護というのを視野に入れていますがその場合お金はどのくらい残しておけば足りるのでしょうか。
また家の修繕についてもあと半世紀位でどれぐらいかかるのか試算できずに困っております。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/06/13

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず先般、確かに老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が必要になりがちです。仮に60歳まで15年ほど準備時間があるとすれば一年あたり約267万円、月22万円ほど貯金が必要になります。これに上乗せで、海外旅行や家の修繕費用、あなた様自身の介護費用などのための貯金が必要です。なお、一概にはいえないものの、家の修繕は大規模なものなら500~1000万円、介護費用も一人500~1000万円程度が目安になります。まずは先々で必要なお金について、しっかり金額を意識しておきましょう。

続けて、お伝えします。上記のほか、もしあなた様に子供がいて、まだ進学を残しているなら大学費用(目安は私立文系大学で700万円程度)の準備も必要です。仮にすべてを多めに見積もり、総額で8000万円ほど必要とすれば、15年で準備するには一年あたり約533万円、月44万円ほど貯金が必要になります。これは一般的に、たとえ正社員の共働き夫婦でも不可能に近い数字です。もし予測の通りなら、このままではすべてを十分に叶えることは厳しいので、優先順位を考えることが大切といえます。どうしても叶えたい望みだけを残し、あとは中止または控えめに考え、家計が成り立つようライフプランを計画していきましょう。

少し補足させて頂きます。基本的にテレワークでも他の働き方でも、必要なお金が増減することはありません。また転職でのテレワークを想定されているなら、年齢的に転職自体が厳しい可能性も考えておくことをおすすめします。さらに、基本的な老後資金の準備さえ厳しい場合は定年後も働く必要があるものの、働けば大丈夫でもありません。一般的に定年後は働き口を探すことさえ困難、仮に再雇用などで見つかっても年収は激減、しかも65~70歳程度までしか働けないことも多いです。いずれにしても、支出を想定するほどに収入が必要になります。しかし収入には限りがありますから、その範囲内で改めてライフプランを考えてみましょう。

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そこまで大きく悩みはなく、今の生活レベルのまま生きていけば、老後も普通に暮らしていける自負があります。それは家計簿を書いて、Excelでも管理をしていて通信費や光熱費や食費や余暇レジャー代等の変動費を把握しているので、節約をしようと思えばストレスはそこまで感じずに出来ると自負しているからです。ただ老後の旅行や趣味を楽しむ際のお金に余裕があるのか漠然とした不安があります。それは私が30年後ぐらいのときに今の年金の仕組みが存続しているのか崩壊しているのかということがあるからです。マスコミも『老後2000万円問題』と書き立て、不安をあおるので30代のうちに何か対策をしなくてはいけないのかなと思えます。現在は社会人13年半ですが、厚生年金は学生のときを除き、ずっと払っていて、今の会社で別途確定拠出年金をしていて、それとは別に会社側が退職金も積み立てています。他に対策をするのであれば個人年金やiDecoがあったり、保険でも個人年金保険があるのでどういったものをすれば今の生活に支障がなく将来を安心にできるのか知りたいです。

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