2021/04/08

なぜ障がいを持った方が入れる保険は少ないのか

男性50代 naogonnamudaishiさん 50代/男性 解決済み

小生は、障がいを持っており、障がいを持つ前から入っていた(更新をしていない)保険で保険料が高額かつ内容もよくなかったので更新しようと保険屋さんに連絡したのですが障がいを持っていると更新ができないと言われ出来ても保険料がさらに高くなると言われました。納得がいかず入れそうな保険を探したのですが既往歴がある方でも入れる保険の存在を知り保険屋さんに連絡して相談しました。A社はダメ、M社は保険料が高額で自分に合った保険はオリックス生命の保険でした。終身と死亡までセット出来たので何かの時は安心です。何故こんな保険が選べないのか、また少ないのかすごく疑問でなりません。やはりリスクがある方用の保険は扱いたくないのかなと感じました。やはり障がいを持っている方などの保険は各保険会社は敬遠するのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 保険全般
50代前半    男性

全国

2021/04/10

障がいをお持ちでいらっしゃる方向けの保険を、決して保険会社は敬遠しているわけではありません。

敬遠しているから保険料を高くしてハードルを上げているというわけではありません。

保険料が高くても、入ってもらえるなら保険会社にとっては大歓迎です。

単に、保険の対象となる事態が発生するリスクが統計的に高い方が、そうでない方(例えば健康な方)ともし同じ条件で保険に加入できてしまうと、健康な方がリスクが高い方の分まで保険料を負担しなければならなくなり、公平性が保てなくなってしまうからです。

ですから、同じ年齢・性別であれば、一般的には健康な方より統計的にリスクの高い方の保険料が上がります(または、加入できないということもあり得ます)。

同じ性別で同じ健康状態の方なら、年齢が上がるにつれて保険料が上がるというのも同じ理由です。

年齢を重ねるにつれて、統計的に死亡率が上昇するからです。

100歳を超えるとほとんどの方が亡くなりますので、普通は保険に入ることができませんが、もし入れる保険が存在するなら、例えば100万円の死亡保障を得るための保険料は、間違いなく100万円を超えるでしょう。

運営会社の経費分が、たっぷりと上乗せされるからです。

何のための保険なのかわかりませんね。

実はここにこそ、合理的にリスクに備えるためのヒントがあります。

ご相談者さまは「終身と死亡までセットできて何かのときは安心」と思い込まれているのかもしれませんが、保険料は割高ではありませんか。

または、そんなに大きな保障額ではないのではありませんか。

上述の通り、特にリスクの高い方の保険料は、得られる保障に対してかなり割高になってしまいますので、人生における様々なリスクに備えるためには、保険会社に保険料を支払うのではなく、少なくともその分をご自身の口座にコツコツと積み立てて備えることこそ、最も合理的な考え方であることを申し上げておきます。

日本の社会保障は、それなりに充実しています。

保険は、例えば子どもさんが小さいときの働き手の死亡保障のように、保険でしか備えることのできないリスクに対してのみ、必要最低限で活用することが原則です。

「保険屋さん」は、この当たり前だけど(保険屋さんにとっては)不都合な真実を、絶対に教えてくれません。

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