2021/03/09

母の老後のお金を預かることについて

女性40代 ten0620さん 40代/女性 解決済み

わたしが結婚して家を出てから、母はひとりで暮らしています。
その母から、自分の老後のお金をわたしに預けたいという話が出ています。金額は500万円ほどで、急病やケガなど母に何かあってお金がすぐに必要になった際に使って欲しいとのことです。

でも現状、母はまだまだ元気です。現役で働いている上に、特に持病があるわけでもありません。ですので恐らく、その500万円の使い道はそんなにすぐには訪れないと考えられます。

ですのでもしその500万円を預かった場合、ただ銀行に置いておくだけではもったいないので、少しでも増やせられないかと思っています。(そのことは母も了承済み。)
とはいえわたしに投資経験はなく、母のお金なので損失リスクの高いものは避けたいです。
また人生何が起こるか分からないので、いざそのお金が必要になった時にすぐに使える状態にもしておきたいです。

そこまで大きな利益は求めていませんが、多少の損失は仕方ないというのを前提に、銀行(やできれば国債)以上のリターンが見込める何か良い方法はありますでしょうか。


1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 相続・介護
60代前半    男性

全国

2021/03/09

お母さまの金銭管理、「転ばぬ先の杖」としてご自身の老後をご心配されている様子がうかがえます。
 お母さまに万が一にも意図せずにすぐに支払いが必要になった場合、対応してもらうためお嬢様に「お金を託す」というお気持ちを察すると、備える目的に「少しでも増やす」という目的は馴染み難いと思います。
 お母さまは「了承済み」とのことですが、備える目的の優先順位を犠牲にしてまで「増やす」という目的を容認しているとは考えにくいと思います。
また、すぐに支払うためには、金融商品の換金性が求められます。
日本国債は相対的に換金性のそれなりに高い商品ですが、収益性と換金性には相性が悪く、収益性を求めると「すぐには引き出せない」商品を選択することになり兼ねません。
 さらに今は余裕資金のつもりでも、急病やケガは「いつ」「何が起こるか」誰にもわかりませんので慎重に行動しましょう。

 リスクとリターンは表裏一体の関係です。国債以上のリターンを求めるのであれば、社債という選択肢も考えられないわけではありません。
現状ではリターンの高い(利回りの高い)社債は、利息の延滞や元本の棄損、換金の制約など「それなりのリスクがある」という理由があります。
金融機関に相談するとタイミング次第では、損失限定などを謳った「仕組債」という商品を推奨されることもあるでしょう。例えば、「日経平均株価が一定水準を下回らない限り、当初表示した高金利が適用される」仕組債があったと仮定します。
仕組債は、様々な細かい条件が付されており、自称プロを自認する私も仕組債の仕組みや損失の発生原因などについては正確に理解できません。
 誤解の無いように記載しておきますが、決してインチキではありません。まっとうな金融機関が合法的に取り扱う商品です。
 このように、一見リスクが低いように見えてもその裏側には、リターンに見合う(あるいはそれ以上)リスクは必ず存在しています。
 「少しでも収益を上げたい」という気持ちは、大事な意欲だと思います。しかし、その意欲を満たすために、お母さまの「大切な備えるためのお金」は大事に取っておいて、まずはご自身のお小遣い程度の少額のお金で投資を始めてみてはいかがでしょう。

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