会社員でも減税出来ることはあるのか?

男性20代 yuziroさん 20代/男性 解決済み

今現在会社員をしております。年収は約350万円くらいです。正直なところ月の生活をしていくのは結構大変です。奨学金やローンなどの様々な返済で手元にもあまりお金は残っていませんし、貯金をしたいのですが難しいのが現状です。貯金しなくてはこれからの将来が不安なので頑張りたいとは思っています。しかし、これ以上の生活レベルは下げたく無いとおもっています。なので少しお聞きしたいのですが、会社員でも減税できる税金の種類はあるのかお聞きしたいです。今の生活レベルを下げずに貯金をしていくことを考えた時に減税出来るのではないかと考えました。もしも減税出来る項目があるのなら少しでも日々の生活に余裕が生まれるので是非とも教えて欲しいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/28

質問内容を一通り確認させていただき、質問タイトルにある「会社員でも減税できること」はあります。

質問には「会社員でも減税できる税金の種類はあるのかお聞きしたい」とあり、毎年に渡って関係する「所得税および住民税」の減税について考えていくことが質問者様の質問に対する解決策としてはふさわしいのではないかと思っています。


所得税および住民税を減税させる方法


所得税および住民税を減税させる方法には様々な方法があるのですが、ここでは、質問者様が対象になる、対象にならないといったことをはじめ、節税効果の大小といったことを考慮せずに、主に考えられる方法を簡単に紹介していきます。


・生命保険に加入する(生命保険料控除)
・iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入する(小規模企業共済等掛金控除)
・ふるさと納税をする(寄附金控除)
・住宅ローンを組む(住宅ローン控除)
・多くの医療費を支払った場合(医療費控除)
・家族を扶養している(配偶者控除または配偶者特別控除、扶養控除)


上記は、あくまでも一例ですが、所得税および住民税を減税させるには、その人の基本情報や置かれている状況を知らなければ、実際の対策方法をご提案することができません。

ただ、今回の質問を踏まえ「貯金しなくてはこれからの将来が不安」とあることから、仮に、将来の老後生活資金についても不安があるのであれば、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に加入して、毎年、小規模企業共済等掛金控除の適用を受けるのも良いと考えます。


iDeCo(個人型確定拠出年金)の特徴


iDeCo(個人型確定拠出年金)は、将来の老後生活資金を準備するために、ご自身で毎月お金を積立しながら資産運用をする制度です。

大きな特徴は、iDeCo(個人型確定拠出年金)に積立したお金は所得控除になるところにあり、簡単に説明しますと、将来の老後資金を貯金しながら毎年の所得税および住民税を減税させることができます。

毎月の積立金額によっては、税効果も大きくなるため、質問全体を考慮すると、質問者様にはぴったりの方法なのではないかと感じます。


iDeCo(個人型確定拠出年金)の注意点


質問に回答をした令和3年3月現在の法律上、iDeCo(個人型確定拠出年金)に積立したお金は、原則として、質問者様が60歳になるまでお金を引き出すことができません。

そのため、質問全体より手元資金に対する余裕を伺えないことが感じ取れるため、無理のない積立を心がけていくことがとても大切です。

なお、iDeCo(個人型確定拠出年金)は、生命保険のように毎月掛金を拠出(積立)しなかったことが原因で、解約になったり、半ば強制的に元本割れになるといったことはございません。

とはいえ、所得税および住民税の減税効果を最大限に活かしつつ、まとまった老後資金を準備するためには、「毎月継続した積立を行うことが重要」です。

以下、iDeCo(個人型確定拠出年金)の公式サイトのリンクより、制度の概要をご確認いただき、質問に対する解決策の1つとして検討してみることをおすすめ致します。

参考:iDeCo公式サイト
https://www.ideco-koushiki.jp/guide/

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